ク…羅…門について

 スマホのメモをなんとなく見ていたら1〜2年前に書きかけて放置していた「ク…羅…門」という怪文書がでてきて、読んでみるとまあちょっと面白かったので増田なんかに上げて供養してやろうと思った。
 メモに眠っていた小説モドキみたいなものだったり普段思っているが開陳する機会のない持論だったりを増田にあげるとなんだか心が晴れるのだ。トラバが二個ついて流れていくだけでもだいぶ供養してやれた感じがするし、なんなら反応なんてなくてもいい。
 で、ク…羅…門の場合はちょっと反応があったので気をよくして後半も書き加えたりしたわけだ。(これは今思うと失敗だった気もしていて、なぜなら後半を仕上げる元気も時間も足りていなかったからだ。そもそも原作の後半部分が心理描写多めになるので修飾が難しくなるというのもあって、満足のいくデキになったとは到底言いがたい。ほとぼりが覚めた頃に人知れず改稿したいな)

 後半を書き加えてるときはせいぜい300ブクマいけばいいかなくらいの気持ちだったのでそのあとTwitterでトレンド入りしてるのを見たときはマジでびっくりした。俺Twitterの最高記録せいぜい100リツイート弱みたいな感じなんスけど…なんで増田経由でトレンド一位とるのが人生最初(で最後か?)のバズにくるんだよ おかしいだろ
 まあいくら書いても積み重ねにならないぶん、積み重ねがなくても全ユーザーと互角の土俵で戦える、それが増田のいいところでもあるんだな 増田ンドリームといっていいかもしれない いい夢見ましたよホント
 
 ここからが本題で、俺は陰キャラなのでバズとかトレンドとか流行というものには激しいヘイトを向けているのだが、今回もそうなったのは興味深かった
 はてブなんかは零細クソ雑魚サービスなのでいくらホッテントリに入ったところで1000ブクマ弱が関の山、つうか普通のエントリじゃ500が限界…って感じなのでいくら伸びてもあんまり嫌悪感がわかなかった
今回は違う Twitterで6万ツイートとかになってくると一瞬とはいえ確かに流行りといっていい感じになる
流行りは嫌いだし、その作者もぼんやり嫌いだ その作者は俺だ どうなるか?
普通に嫌いになった Twitterで相互フォローしてる人たちがあんまり反応してないのを見て誇らしかった あんなクソみてえに薄っぺらいカス文章をありがたがるような雑魚とは違う、さすが俺の精選した(適当にフォロバしてるので精選してるという事実はない)フォロイーだ!と思った
ク…羅…門に加えて「失速」「息切れ」「後半」みたいなワードで検索してアンチ意見を探し、途中で飽きたという感想を読んでヨシヨシあんたは分かってる、俺も飽きたんだと思った
Vtuberの人たちが朗読とかやってくれてるのには不思議と全然嫌悪感がない これはアレか 陽キャにいじられてフヘヘ…って言いつつ内心満更でもないみたいなアレか 
いやわかんねえな 自分の心がわかんねえ ウケて嬉しいというもっともシンプルな喜びは確かにあり、一方でこんな冒涜的なクソ文章で喜んでんじゃねえぞサルどもという気持ちもあり、せっかくだから俺に紐づけられた場で公開しとけばよかった!という素直な後悔もあり、反対にあんな寒いゴミコンテンツの作者だと思われなくてよかったという安堵感もある
アンビバレンス!アンビバレンスって語感好きだな
note、誰にもフォローされてねえしタグとかつけないと増田以上にステルス性能高いんだよな この誰にも見えねえところでアレの作者(というと語弊があるが、作者は芥川龍之介!というとそれはそれで芥川龍之介に失礼な気がする…)としての感慨を吐露するというのが、嬉しいけどムカつく・知られたいけど知られたくないという気持ちへの一番いい対処な気がするのだった

以上…

PCから見てみたら普通にキーワード検索できるやんけ!検索避けするしかない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?