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処方薬配送サービス開始、日本調剤とウォルトが提携

 コロナ禍の後押しもあって、オンライン診療の普及が進んでいますが、日本調剤と料理宅配サービスのウォルトジャパンが提携し、処方薬を最短30分で届ける宅配サービスが開始されます。料金は一律で800円。対象は日本調剤の窓口やオンラインで服薬指導した処方薬とのこと。
 オンライン診療が進んでも、結局、薬局に薬を取りに行く手間がかかっていたのが、全て自宅で完了することになります。病院との連携が今後は鍵になると思うので、個人の開業医も含めて積極的に取り入れて欲しいです。遠隔医療の発展は、患者の利便性の向上だけでなく、病院経営や長時間労働の解消にもプラスに働くことだと思います。行政や業界団体等の調整はハードルがやや高いかと思いますが、進捗することを期待します。
(日本経済新聞 2023/9/9より)