微小な難治性がんを見つけ、即治療する遠くない未来
11日、国立がん研究センターは1cm未満の小さな腫瘍を発見するための新たな画像診断技術の臨床試験を始めたと発表した。
実用化となれば、難治性で5年生存率が約13%と低い膵がんの早期発見、治療につながる期待が高まる。
現在、一般的な検査はCTや超音波内視鏡などだが、1cm未満の小さな腫瘍を見つけることは難しく、初期の膵がんは自覚症状もほとんどない。進行速度も早く、気がつかないうちに手術が難しい段階にまで進んでしまう患者が少なくない。
アップル社のスティーブ・ジョブズ氏が膵がん