【終了】「ものづくり補助金」第17次(中小企業庁)
ものづくり補助金の17次募集が出ました。
今回は新設された「省力化(オーダーメイド)枠」のみの募集となります。
【省力化(オーダーメイド)枠対象事業】
目的: 人手不足の解消を目指し、デジタル技術を活用した専用設備の導入による生産プロセスやサービス提供方法の効率化・高度化を支援する。
支援対象
・デジタル技術(ICT、IoT、AI、ロボット、センサー等)を使用した専用設備(オーダーメイド設備)
・生産工程の自動化に役立つ機械装置やシステム
・外部のシステムインテグレータ(SIer)と連携し、事業者の特定の業務に適応するために特別に設計された装置やシステム
対象外
・デジタル技術を活用せずに単に機械装置を導入する場合
【活用イメージ】
熟練技術者が手作業で行っていた組立工程にAIや画像判別技術を用いた自動組立ロボットを導入。完全自動化・24時間操業を実現し、生産性向上。熟練技術者は付加価値の高い業務に従事可能に。
【基本要件】
以下の要件を満たした3~5年の事業計画を策定
❶ 休与支給総額を年平均1.5%以上増加
❷ 事業場内の最低賃金を地域の最低賃金よりも30円以上高く設定
❸ 付加価値額を年平均成長率3%以上増加
※ 未達の場合は補助金返還義務が生じます。
【補助上限額】
5人以下:750万円(特例:1,000万円)
6~20人:1,500万円(特例:2,000万円)
21~50人:3,000万円(特例:4,000万円)
51~99人:5,000万円(特例:6,500万円)
100人以上:8,000万円(特例:1億円)
※ 大幅賃上げの場合、補助上限額引き上げの特例適用
【大幅賃上げ】
補助事業期間終了後3~5年で
「①給与支給総額年平均成長率6%以上増加」且つ
「②事業場内最低賃金を地域別最低賃金+50円以上の水準」を満たし、
「③毎年、事業場内 最低賃金を+50円以上増額」することとし、
賃上げに係る計画書を提出
【補助率】
補助金額1,500万円までは1/2以内
1,500万円超の部分は1/3以内
小規模事業者・再生は2/3以内
【補助対象経費】
❶ 機械装置・ システム構築費
※ 単価50万円(税抜き)以上の設備投資を行うこと
① 機械・装置、工具・器具の購入、製作、借用に要する経費
② 専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築
③ ①②に伴う改良・修繕又は据付けに要する経費
❷ 技術導入費
〇 知的財産権等の導入に要する経費
❸ 専門家経費
❹ 運搬費
❺ クラウドサービス利用費
❻ 原材料費
〇 試作品の開発に必要な原材料及び副資材の購入
❼ 外注費
〇 加工や設計(デザイン)・検査等の 一部を外注(請負、委託等)
❽ 知的財産権等関連経費
〇 知的財産権等の取得に要する弁理士の手続代行費用、外国特許出願のための翻訳料等の知的財産権等取得費用
※ 補助対象外経費を確認しておくこと(公募要領20ページ~)
目的外使用が可能な汎用品(PC、タブレットなどデジタル機器)、価格設定が明確でない中古品、不動産、自動車、自社の人件費などは対象外
【備考】
17次締切に応募する方は、18次締切には応募できません。