イベントまであと100日、マイナースポーツを進化させるためのイベントを控えて実行委員はどんな動きを初めているか。
初めまして、サマーシュート 実行委員長の加藤健資です。
サマーシュート とは2020年に新型コロナウイルスで中止になってしまったアーチェリーの全国試合の代替え試合として誕生した大会です。そんなサマーシュート 2020大会は様々なスポンサー企業様、選手の皆様、クラウドファンディングにご協力いただき無事に閉幕しました。
1年が立ちアーチェリー界を盛り上げたい、諦めの悪い人たちが今年も奮闘する様子を皆さんにお伝えできればと100日間note企画を始めさせていただきます。(思いが強すぎて入りきらないので1日目だけちゃんと文章にします。)
突然ですが我々が今大会に向けてやってることです。
1、我々の夢と愛を思いっきり試合に詰めこむ。会場の中で一体感が生まれる、楽しかった、また来年と言ってもらえるロジックをちりばめる。
2、アーチェリー関係者以外にも競技の魅力を伝える、業界外を絶対に置いてけぼりにはしない。そして始めてみたいと思うきっかけを作る。
3、僕らは知られていない。届いていないと思いながら圧倒的なクオリティーを詰め込んで情報を発信する。スターを作り出す
4、競技に打ち込む選手たちがすこしでも安心して将来を考えられる業界を我々の手で作り出す。そのための資金確保を。
5、アーチェリー をやってて幸せだったという世界を作り出す、そのために行動を
1、我々の夢と愛を思いっきり試合に詰めこむ。会場の中で一体感が生まれる、楽しかった、また来年と言ってもらえるロジックをちりばめる。
まず今回の会場は新潟県津南町にあるニューグリンピア津南です。現場に来てもらえればわかりますがこのホテルはやばいです。2021年の開催を躊躇していた私達の背中を押してくれたのはこのホテルでした。恩師とか生き別れた親の存在とかではありません。
三セクの建物なのですが、ここまでアーチェリーの可能性を引き出せるホテルは多分日本を探してもここしかないんじゃないかと思っています。この無限のキャンパスに我々の夢と愛を詰め込むため、一体感を生むために必死にタイムスケジュールや出演の交渉を行なっています。何を我々の中で形にしていくかをロジカルに決めていかなければいけません。いままでなかった形で熱狂を生みたい。みんなが注目される世界を作りたい。
去年はかなり入念に計画を練ったつもりだったのですが2日間トラブルとファインプレーの連鎖コンボでした。今年は仲間も増えてきているのでトラブルなしの運営ができるんじゃないと思っています。
そして我々は活動を始めて2年目ですがまだまだ新参者で怪しい連中たちというイメージは払拭できていません。皆様は何十年もやられてこられているのですからパッと受け入れてもらえるなんて都合の良い話はなかなかありません。出演交渉、協賛などうまくいかない日々が去年に引き続き起こっていて苦しんでいます。布団に顔を埋めて叫んでいます。禿げそうです
2、アーチェリー関係者以外にも競技の魅力を伝える、業界外を絶対に置いてけぼりにはしない。そして始めてみたいと思うきっかけを作る。
アーチェリーはいつもオリンピックが終わった後にやってみたいスポーツランキングで上位にランクインしますが、なかなか爆発的な流行を作ることができずにここまできました。練習場の問題や、道具の値段、中級者にあがるまでのハードルの高さなど様々な理由がありますが一番大きい理由は
「魅力を伝え切れていない」ここに問題があると思います。
僕たちはYoutubeチャンネルを持っていますが、現在様々な角度から動画を作成して競技のバズる角度を探している状態です。
最近「ふざけてるの?」「Dynastyのイメージが落ちる」という声が届くことがありますが本人たちもわかっています。大真面目にyoutubeショートを作っています。少し注文が減ってる気がしますがヘッチャラです(ヘッチャラではない)
どうにかリーチする層を広げようと真剣に戦っている状態です。アーチェリー を始めてみたい人たちがサマーシュート の会場に来て応援に来てくれたら、、これまでとは違った明日が待っていると思います。会場に来てみたいと思わせる準備を始めています。
3、僕らは知られていない。届いていないと思いながら圧倒的なクオリティーを詰め込んで情報を発信する。
メーカーを立ち上げて、日本で一番最初に代替え試合を始めて2年間自分の中で最前線で戦ってきてわかった悲しいことがあります。それは
・お金を出したい企業はほとんどいない。
・我々アーチェリーは残念ながら知られていない、興味を持たれていない。
・オリンピックが終わったらさらなる冷遇が待っている。
悲しい現実ですが、間違いありません。現状トップの選手も厳しい戦いですし、全日本レベルでも、コネがなければ一般の企業に手に職がついてない状態で就職活動をしなければいけません。
そんな悲しい状態を作り出してしまっているのは僕らが知られていない、届いていないからです。
そんな現状を少しでも変えようと
竹倉 寛敦実行委員長/PR 佐々木 淳二/デザイン 加藤健資/SNS と魅せることを普段仕事にしている3人が組んでマイナースポーツにはない圧倒的なビジュアルを目指して様々なものを作り上げています。
スターを作るという点も大切で、競技には絶対に顔となる選手が必要です。様々な選手がスターになる可能性があるようにインタビューなどの作成を行っています。
4、競技に打ち込む選手たちがすこしでも安心して将来を考えられる業界を我々の手で作り出す。そのための資金確保を。
先ほども記述させていただいた通りなのですが、アーチェリーの選手はファーストキャリアとセカンドキャリアでのいい待遇は非常に少ないです。強烈なコネがなければ、いい就職先はなかなか見つからないですし、実業団で食っていける人たちは本当にトップの一部です。
我々は学生選手、成人選手がすこしでも競技に打ち込む、心配を取り除いてトップを目指せる環境を作り出していけなければいけません。
そのために、現在サマーシュート 21に向けたクラウドファンディングの準備を行なっています。去年よりアーチェリー界隈内外からお金を集められるように様々な取り組みを頑張っています。
また、NPO法人「JAS」の審査が終わり、設立手続きに入っています。Japan Archery Syndicateをベースに問題を少しでも解決していければと考えています。設立の一番大きな理由は交渉にしても協賛の依頼としても有志だと限界があるという点です。(有志で立ち上げた委員会に寄付してくれる企業などなかなかいません、有志って怪しすぎます)
5、アーチェリー をやってて幸せだったという世界を作り出す、そのために行動を。
新型コロナの影響もあると思いますが近年国体予選などの結果を見るとレベルが下がってきています。正確にいうとトップはもちろんレベルが伸びていってるのですが、ボトム層の人数が確実に減ってきています。大学生から続ける競技者は減ってきているし、社会人の新規の参入や趣味でやっているひとが減ってきています。
競技のレベルが上がっていってもボトムがついてきてなければ絶対に孤立していってしまいます。
このままじゃだめだよね、何か行動をしないととおもって行動を起こすのですが、この業界新参者はなかなか叩かれやすいので大きな動きをするのは大変ですし、行動にはリスクとストレスが伴いますが、時代の変化とともに我々は変わっていかなければいけません。
業界内で足を引っ張り合わず、景色が変わるといいなって思っています。これから100日間サマーシュート 開催までよろしくお願いします。
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