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2023重賞的予言・宝塚記念

春G1の最終戦。今年は雨が多く、なかなか馬場読みが難しかったが、今回は良馬場。しっかり当てて秋に繋げたい。

2023.6.25 宝塚記念

まずは過去10年のタイム分析から。

G1勝ちが宝塚記念だけ、という馬も多い。

ポイントは以下。

  • 過去5年のラップ平均は【34.7-59.4-35.8】。中山・阪神の坂コースで、前傾ラップ実績がほしい。

  • 脚質はハイペースなら差し有利、ミドルペースなら先行有利。

  • リピーターレースで、グランプリ好走馬が強い。

なお昨年はタイトルホルダーが超高速馬場で逃げ残ったが、今年はそんな馬場にはならない。実際に、土曜日の芝1400m・1600万下で比較してみよう。

2023年・ストークS 1.20.9 【34.7-57.5-34.8】
2022年・水無月S 1.20.0 【33.5-56.3-35.0】 ※稍重
2021年・水無月S 1.20.9 【34.6-57.6-34.8】

2022年は稍重なのに時計が0.9秒速く、異常な高速馬場だったことがわかる。今年の馬場は少なくとも2021年と同レベル、かつ今年から8日間開催に戻っているため(直近2年は4日間開催)、タフな競馬にになる可能性はそれなりに高い。

また脚質だが、今年はユニコーンライオン、アスクビクターモアが外枠に入ったため隊列がすんなり決まらず、ペースは上がりやすいはず。テン34秒台で入ればハイペースは確実で、穴馬券を狙うのであれば差し馬を上位に取りたいところ。

次に1-3着馬分析。

馬名に色がついてるのは「非SS系」です。

ポイントは以下。

  • スタミナ血統は必須で、米欧混血のズブいタイプでも走れる。

  • 非SS系で、パワーがある馬が強い。キンカメ系、Deputy Minister系、Storm Cat系が特注。

  • 枠は中枠~外枠から外を回れる馬がよい。

過去5年の勝ち馬のうち、実に4頭が非SS系。また6年前の勝ち馬サトノクラウンも非SS系。キレが不要で、脚が遅い馬でもなんとかなるレース。また今年はタフな競馬と読めば、外枠の先行~差し馬が最も有利になる。

最後に参考動画。

タイトルホルダーが勝った2022年は参考にならないので、2021年宝塚記念をピックアップ。今年はさらにペースが上がるとみており、早仕掛け気味になると前が苦しくなり、さらに差し有利になるとみる。

はい結論。

◎ジェラルディーナ

モーリス×ディープインパクト。有馬記念3着があるグランプリ・リピーター。米欧混血のスタミナ型で、上がり35秒~36秒台のタフなレースで強く、ラストは確実に上がり最速クラスの脚を使ってくる。また早仕掛けになったとしても、割り切って差しに回れる脚質も魅力。前走クイーンエリザベス2世Sはドスローで何もできなかったが、間隔空けてベスト条件に使ってきた以上、十分巻き返せるとみる。

○イクイノックス

キタサンブラック×キングヘイロー。有馬記念1着があるグランプリ・リピーター。今回、この馬は意外と不安要素が多い。まずSS系が持つスピードが武器の血統であり、裏を返せばあまりタフさを感じない。また前走があまりにも楽な逃げ切りだったため、気分よく行かせすぎると早仕掛けレースに巻き込まれる危険もある。能力は抜けているので当然買うが。

▲ブレークアップ

ノヴェリスト×クロフネ。非SS系でDeputy Minister持ちと血統はドンピシャ。前走の天皇賞(春)ではじわじわ伸びて4着、スタミナもある。前傾ラップ実績こそ少ないが、タフなレースに強い血統面に期待。

△ディープボンド

キズナ×ゼフィランサス。昨年の4着馬で準リピーター。今年はタフなレースになりそうで、昨年よりも展開は向く。

◎から馬連ワイド3連複を。


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