DynamoでIronPythonの利用 1

Dynamoでは、簡単にIronPythonを利用することができます。

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私は、メインでPython Scriptを利用しています。

利用目的としては、Dynamo内でわかりにくくなったレーシングやPythonならではの記述法で便利にかける部分を利用しています。

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PythonScriptでは、ただノード同士をつないでも、処理を記述しない限り、なんの変化も起こりません。Pythonの中身を書き換えたい場合には、右クリックで編集を選択します。

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OUTに指定されたものが、出力として返って来ます。デフォルトでは、「0」が返ってくるようになっています。

これを入力したものをそのまま返したい場合には、

OUTIN[0]

とすると、入力IN[0]に繋がれているものが返って来ます。

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通常のIronPythonを使用する範囲では、

# この行の下にコードを配置します

# 出力を OUT 変数に割り当てます。

の範囲内にコードを記述していきます。

IronPythonを通常利用する範囲とは、For文を利用してDynamoのわかりにくい繰り返し処理を代用させたり、IF文を用いたりして判定をする場合です。

Dynamo自体の処理でもできないことは無いですが、BoolMaskを利用したListの再作成等の処理を簡単に記述することができます。

以下、For文を利用して文字と数字を結合したリストを作成する例です。

#oという名前のListを宣言します。
o=[]
#forを利用して、0から始まって5になるまで+1処理を繰り返す。
for i in range(5):
#oという空のリストにtestと数字を文字にしたものを入力する。
	o.append(IN[0]+str(i))
# 出力を OUT 変数に割り当てます。
OUT = o

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#はコメントを記述する場合に使用します 。#の後の行は無視されます。

入力を増やす場合には、PytnonScriptの+をクリックします。

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出力を増やす場合には、OUTの内部に,で区切って変数を並べ、OUTから出てきたものをCodeBlockで適当な名前をつけて抜き出します。

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以上簡単ですが、Dynamo内でもIronPythonの利用でした。

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