海岸線

冬の真夜中 雨は上がって
君の街まで あともう少し
何も無いさ 好きなだけさ
だから今は 君を目指して

もっとゆっくり 愛せばよかった
悲しいだけの ひとりごとだよ
海岸線が揺れては光る
輝く星、月、街の灯りを
束ねて夜空を流れてゆこう

あの日あの時 僕は死んでた
君に出会って 話をするまで
何も無くって 生きてるだけ
それでもいい 君が居るなら

もっと近くで 暮らせばよかった
急いでゆくには 遅すぎたんだね
海岸線で僕は待ってる
煌く胸、瞳、手のひらで
躍る思い出を抱きしめたまま

北極星が今日も見えるよ
北へ、北へ、この道の先まで
もう少し向こうの夜空へ
走って、走って、笑っていて
海岸線が揺れては光る
君の街まで あともう少し
何も無いさ 好きなだけさ
だから今は 君を目指して

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