涙の日(Lacrimosa)
なんだかわたしは昔から、アイドルというものが好きなようで。上記のふたりもアイドルであり、今の〈推し〉である。
小6から嵐をずっと応援していたし(今も彼らが幸せでいてほしいといつも願ってる)、ものづくりの裏方が気になるのも相まって声優さんや役者さんに興味が出て…だから、アイドルというものというより、エンターテイメントに魅了され、憧れてきたのかもしれない。
幼い頃からブラックミュージックに身体を揺らしていたから、幼稚園で配られた「バレエ教室のお知らせ」に両親は「これだ」と思ったらしい。元々X脚だった足を治すのも相まって、わたしがバレエをやるのは巡り合わせだったね、なんて話をした記憶がある。
タイトルの「涙の日」は、キリスト教(カトリックとか正教会とか)で死者を悼むときに歌われるレクイエムのうち、ひとつの楽章。最初のスクリーンショットは、レオがレクイエムを書こうとしているところのストーリー。(なぜそうなったかはぜひアプリをインストールしてみてください、めちゃ面白いので)
あんさんぶるスターズ!!(以後あんスタ!!)の月永レオ(赤毛の推し)は、天才作曲家で、作中でモーツァルトに似ていると言われることも(本人は嫌らしい)。月永レオの所属するユニットは「Knights」と言い、ざっくりやはり西洋の香りがプンプンするし、そんなワードもたくさん出てくる。
それから私は、基本的に信仰している宗教はないけれど、高校がミッションスクールで、毎朝礼拝があった。しかしプロテスタントの学校だったので、ミサ(はレクイエムの一種)はなかったけれども。そしてクラシックバレエも踊っていたので、嫌でもクラシックは耳に入ったから、いまだに「花のワルツ」なんかを聴くと足が踊ってしまう。
秋田に来てからも、わざわざチケットを買ってピアノの演奏会なんかもふらりと劇場に聴きにいくこともある。音にのせて舞うことが、懐かしく楽しかったことを思い出す。
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