旅で体験する”今この瞬間を大事にすること”
旅で何が一番心配だったかというとやはりお金のことだった。
この金額で一体どうやって、生活を続けるのだろうかと。
その都度心配になりながら、なんだかんだでいつもどうにかなるというパターン。
だから心配しなくていい。もうそれを何度も繰り返し分かったはずだった。
しかし金額が少なくなると心配になってしまう。
人間の心理としては当たり前のことなのだろうけど、
全ての過去に共通して言えることがあり、それは未来の不安ではなく「今この瞬間に安心することだ」まぁそれがなかなか難しいのではあるのかも知れないが。
旅人たちの多くは瞑想体験をしたい人が多い。
精神世界に興味を持つ人が多いのは、何故だろう。
きっと異国だと自分に集中しやすく、非日常体験の中で自分と繋がるためにそこのいる人が多いような気がする。
旅を通して自分を知るということができるのは、やはり自分の住んでいる国ではないからだと思うのだ。
なぜかと言うと、自分の国は共振しやすい。まわりの人との関係などもあり、無意識にでも引っ張られてしまっている。
何かに違和感を感じ海外で全く別の日常を過ごしていくことは、自国にいては掴みづらい自分の存在状態が分かりやすくなる。影響を受けているものが違うから、自分の事も分かりやすくなってくる。
もっと自分と繋がってみたいと、日常のいろいろから離れ、ただ自分と繋がってみたい。そんな人達が多い。
私もその一人だった。そこまでは自覚してはいなかったけど、全ての意識を自分にむける体験は、難しい面もあるが慣れていくと本当に気持ちよく心地よい。それを日常的に続けたい。心地よい自分の感覚を思い出したい。
これは全ての人に言えることだと思う。
瞑想は色々役に立つ。今この瞬間、誰のことでもない、ただあるままの自分で存在していることを身体中で感じる。
しっかりと自分と繋がっていれば、自分に対しての情熱が湧いてくる。人生への情熱が湧いてくる。結局みんな心地よく、気持ちよくなりたいのだ。
それは現状に振り回されないと言うこと。今にいる事を意識して呼吸していれば、必要な行動は思いつく。
それを続けていけば良いのだ。
それが本当にいい人生に繋がるのではないかと私は思っている。
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