楽しいだけお金は回る世界

バルセロナの人たちは、集まってお酒を飲んだり食事をしたりするのが大好きだ。
週末は盛り上がるのがどこも12時過ぎている。

3軒目に行こうとして、みんなお腹が空いたというのでその前に軽く食事することにした。
まだ来たばかりなのに、こうやってみんなでワイワイ楽しかった。
中には英語を喋れる人も何人かいて通訳してもらったり英会話を楽しんだり。バルセロナの若者はやはりフレンドリーな人が多かった。
なんだろう初めて同士でも和気あいあいとできることは海外暮らしで楽しいことの一つだ。
私は太りそうな予感がする食べ物が多かったので、注文しなかったのだが、みんなが気にかけてシェアしてくれた。優しい💌
女の子は可愛い子が多かった。

その超悪印象だった彼は、私に積極的に話しかけてくれるもんで、それが嬉しかったのか親しみやすいいいヤツ、に変わった。このはげのおっさん!とか思っていたけど、なんだかコロコロしてるのが可愛く思えたりしたもんだ。


みんなのお腹が満たされたので、いざ、ディスコテカへ!そこはAntilla Salsa といって、私が毎週末のように通うおはこになっていった。
http://www.antillasalsa.com/

バルセロナに限らず、海外のディスコテカの警備は結構厳重で、パスポートがないと入れないのが鉄則。たまにドレスコードとかも言われたりする。
確かお金を払ってもらったのだったかな?
10ドルだったか15ドルだったか。。

ゲートを潜ると、それは夢の世界が広がっていた。
広い!!!
こんな広いクラブ見たことないぞ!

のちにわかるが、他のサルサクラブは本当に広い!
それだけ踊る人がいっぱいいるってこと。
日本だと、できるだけ小さくぶつからないようにと気を遣う。

サルサはキューバ発祥のダンス。スペインは言語が同じということもあって南米からの移住者も多い。
まさにキューバ人もいる。生のリズムに触れることができるなんて、この上ない幸せだった。日本では味わえない経験が本当に最高だ。

スペインでのワーキングホリデー制度が出来て、しかも年齢最後のチャンスで来れたことは本当に幸せだった。


喜んでばかりいられたらよかった。だけど現実的なことをやりはじめないといけない。そう所持金4万円だ。今のホテルに1週間も滞在していたら、あっと今に出費してしまう。ひとまず、場所を変えよう。

そう、いつものパターンなのだがお金を持っていれば少しでも心の余裕ができるのに、どうしても後先考えずに使ってしまう。
お金と自分の関係について、本当に少しずつ仲良くなっていくのだった。

ネットで探したシェアハウスがすぐに決まり移動した。
本当はどうしたかったんだろうと今も思う。焦らず他に良い方法はなかったものかと。

自分でなんでも創造できるなら、どうしたかったのだろう。
踊りは楽しそうだから、しばらくそこにいて、ひとまずバイトか何かしよう。
すぐにバイト探しが始まり、何件か当たっていくとラーメン屋さんに雇ってもらえた。
思った以上に重労働だった。
ここでバランスを崩していくことになる。



ラーメン屋さんは結構な激務だった。正直したくなかったけど、選択肢がないように思えた。
今だから言えるのは、もう少し楽な収入の得方があったと思う。
最初は楽しかった生活は、徐々に肉体と精神疲労が重なって、幸せを感じられなくなってくる。
旅に出てから私のテーマだった。だけどなかなか具体的に動くことができなかった。

ただ、ダンスの方はいろいろと順調で、サルサのパフォーマンスチームに入れることになったりした。
ダンスは本当に喜びだった。
自分が楽しくできることはスムーズなのだ。

何か物事がうまくいく=楽しい、喜び

この法則に当てはめていくと
お金のことをやるのは楽しくなかったのだ。
お金を作ることは大変なことをしなければいけない
そんな暗いイメージを持っていたのだと思う。

だから、自分が本当に喜ぶ形で何かをしたら、お金のこともうまく回っていく。
その方法を考えればいいのか!

そうなるのなんだろう。今までいろいろやってきた。
ヒーリング、マッサージ

できることはいろいろあるけど


私の喜びは
私も人に喜んでもらえて、自分の体験をシェアしていくことなだと思う。

だから、やはり旅は続けて、旅や生き方についていろんな人と語っていきたい。
心の自由で選択肢がたくさんあると言うことをいろんな人と共有していきたい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?