物語コーポレーション(3097)のQ1決算レビュー
こんにちは。
以前↓の記事を投稿した物語コーポレーションのQ1決算が発表されました。
決算の説明会・資料がこちらから参照できます。
焼肉、ラーメンという身近な商品であることもあり、決算発表の内容を非常に分かり易く説明しているのでとても参考になります。
結論として、Q1決算の結果は順調でいい内容でした。
私が懸念していた焼肉部門・既存店の売上が低調なことは、会社全体の業績としては杞憂である可能性が高いです。
焼肉部門・既存店の売上の伸びはあまりない状態ですが、その他部門が順調であり、会社全体としてはとてもいい状況と言えるかと思います。
決算のポイントについてご紹介したいと思います。
Q1決算内容のポイント
今期最初の四半期決算は8月に発表された期初計画どおりの実績となった
既存店の増収、新規出店、海外事業が貢献し、これも会社の狙い通り
焼肉部門の既存店売上は+1.7%にとどまるが、価格改定の影響の模様
売上高の増収要因の大きいものは、以下のとおり➀新規出店、②ゆず部門の増収となっており、以前確認した物語コーポレーションの強みの新規出店、新規業態の二つが計画どおりに進んでいる。
なお、焼肉部門について決算説明会では以下の説明がありました。
焼肉部門は堅調に推移
価格改定をしたことを吸収し前年比プラスで着地
昨年度好評であった韓国フェアを再度投入
CMプロモーションも積極的に展開
子供向けメニュー拡充
今年の4月以降の売上が低調であった理由は、価格改定の影響、かつ、昨年好評であった韓国フェアの反動とみることができます。
価格改定をしたうえで、来客数も維持できているようであり、価格改定をしたことにより今後さらなる増収につながる可能性があります。
今後の見通し
以前こちらの記事で、物語コーポレーションの強みを確認いたしました。
ここで確認した➀新規出店の強化・継続、②新業態の開発・展開が計画に沿って順調に進むようであれば、今後の業績もさらに明るいものになると予想します。
これまでは焼肉部門のみが利益の源泉・大黒柱でしたが、他の新業態への展開が奏功している感じです。
また、海外展開も進めており、新業態と同様今後の柱になる可能性もあり、仮に焼肉部門が伸びなくても会社全体の業績をカバーできる体制になってきていると思われます。
最後に
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