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【dYdX Foundation】2022年エコシステム年次報告書

この記事は、dYdX公式ブログ(英文)の内容を翻訳および一部編集したものです。詳細は、必ず原文を参照してください。

イントロダクション

dYdX財団より、エコシステムの年次報告書を公開させていただきます。2022年の厳しい市場環境にもかかわらず、dYdXのエコシステムの関係者は辛抱強く、金融の未来に向けて、ひとつずつ構築を続けて参りました。

2022年、DeFi(分散型金融)はその回復力を証明し、CeFi(中央集権型金融)に対して明らかな優位性を示しました。市場の動きと相まって、「透明性」と「公平性」の実現に向けたトラストレステクノロジーやセルフカストディ、分散化の利点が強調されたのです。これらは、今後dYdXプロトコルが成功するための鍵になると考えています。

dYdXのエコシステムは、DAOや承認済みデリゲート、マーケットメーカー、インフラプロバイダー、セキュリティや監査プロバイダー、研究者、DAOツールや分析のビルダーからの貢献で繁栄しています。dYdXエコシステムのステークホルダーの皆様、2022年の成功を心より感謝申し上げます。また、V4のリリースを控え、Cosmosエコシステムのパートナーおよび貢献者の方々と協力体制を築けることを楽しみにしています。

2022年のエコシステム年次報告書では、以下をご確認いただけます。

  1. dYdX財団について

  2. DYDXトークン

  3. 国際市場進出戦略とコミュニティ

  4. ガバナンス

  5. dYdXプロトコル

  6. dYdX助成金プログラム

  7. dYdX DAO

dYdX財団について

dYdX財団は、2021年6月22日にスイスのツークで設立された非営利財団です。

dYdX財団は、dYdXトレーディングミッションである「金融機会へのアクセスの民主化」に共感し、コミュニティ、開発者、分散型ガバナンスの発展により、dYdXプロトコルのエコシステムを支援・成長させるために設立されました。

2022年、dYdX財団は大きな成長を遂げ、3人の正社員と数人のパートタイム契約社員から、12人の正社員と7人のパートタイム契約社員のチームへと拡大しました。中でも注目は、 Charles d’Haussy氏がCEOに就任したことです。分散型ソフトウェアプロトコルの牽引し、MetamaskとInfuraを運営するConsenSysからdYdX財団に参加します。 Charles氏は、コミュニティ主導の成長力を活用してdYdXプロトコル、コミュニティ、dYdX DAOを発展に努めます。

dYdX財団チームが、重点を置くdYdXエコシステムの分野は以下の通りです。

  • dYdX DAO開発

  • プロトコルガバナンス

  • ユーザーサポート

  • dYdX V4パートナー

  • ブランドおよびdYdXコミュニティの有効化

なお、dYdX財団は現在、オペレーションアソシエイト開発者リレーションリードを採用しています。

DYDXトークン

2021年8月3日、dYdX財団はdYdXコルコミュニティがdYdXプロトコルを管理可能にするガバナンストークン、DYDXを導入しました。DYDXトークンは、dYdXプロトコルのトレーダーや流動性プロバイダー、パートナー間のインセンティブを担います。また、dYdXレイヤー2プロトコルの今後の成長と分散化の促進の基盤となるガバナンス、および報酬を中軸としたエコシステムの実現を可能とします。

2022年末、33,000以上のユニークアドレスがDYDXを保有。DYDXは遡及、取引、ステーキング、流動性マイニング報酬において61,500以上のユニークなアドレスに分配されました。

dYdXコミュニティは、dYdXガバナンスを通じて、多くのパラメーターを制御できます。

2022年、循環供給(コミュニティトレジャリーを含む)は194,449,829DYDX(全供給量の19.4%) に達し、コミュニティトレジャリーの残高は39,343,417 DYDXとなりました。現在、dYdXコミュニティは、DAOやコミュニティのイニシアチブ、コントリビューターグラント、流動性マイニング等において、2,492,731 DYDXを各エポックで利用することが可能です。

コミュニティトレジャリーの残高には、初期割り当て分 (766,703 DYDX) とガバナンス提案からの報酬削減分 (1,726,028 DYDX/各エポック)が含まれます。

DYDXの最初の5年間の配分として、コミュニティトレジャリーへ5.00%(50,000,000 DYDX)が割り当てられました。各エポックで766,703 DYDXがコミュニティトレジャリーに付与されます。

2022年、3つのガバナンス提案により、各エポックにコミュニティが利用可能なDYDXの量が225%増加しました。各提案の概要は以下の通りです。

(1)DIP 14 - USDCステーキングの報酬を0へ(エポックあたり383,562 DYDX)
(2)DIP 16 - 取引報酬を25%削減(エポックあたり958,904 DYDX)
(3)DIP 17 - DYDXのステーキングの報酬を0へ(エポックあたり383,562 DYDX)

全体として、コミュニティは排出量の削減に賛成し、コミュニティトレジャリーの5年間の割り当ては11.2%増加しました。トークン供給の16.2%は、DYDX保有者が管理するコミュニティトレジャリーに5年以上にわたり、送られます。

コミュニティトレジャリーと報酬トレジャリーのDYDXは、DYDX保有者が短期タイムロックの提案で決定を下す際に使用可能です。DYDXトークン保有者が、dYdXコミュニティトレジャリーへの支出提案を作成する場合は、こちらのテクニカルガイドを参照してください。

dYdXコミュニティがおよそ40,000,000 DYDXにアクセスできることを考えると、dYdXエコシステムの成長促進のためのイニシアチブとなることが期待されます。

国際市場進出戦略とコミュニティ

2022年、dYdX財団の国際市場進出戦略チームは、dYdXブランドの構築とdYdXコミュニティの実現と教育で多忙を極めました。同チームは、dYdXコミュニティの多様性を反映し、8つのタイムゾーンに分散。チームメンバーは合計で8カ国語以上をカバーしています。

ソーシャルプレゼンスとコミュニティエンゲージメント

2022年、dYdX財団のチームは、ブランドとソーシャルプレゼンスの向上に大きく貢献し、Twitterのフォロワー数は62.5%、ページ閲覧数は30%、Discordメンバーは390%の増加を記録しました。この大部分は、私たちのイベントとコミュニティエンゲージメントの取り組みによるものです。

dYdXエコシステムで200以上の対人・バーチャルイベントが開催され、8,000人以上の参加者が集まりました。

積極的な参加を促し、コミュニティ内のエンゲージメントを測定するため、dYdX財団は60以上のイベントで「出席証明プロトコル」(POAPs)を作成する実験を行いました。なお、このイニシアチブを通じて、6,500以上のPOAPが請求されました。

さらに、dYdX財団コミュニティチームはdYdXエコシステムに貢献するための報酬プログラムdYdXクエストを始動。現在までに、4,111件のクエストが請求され、689のコントリビューターが進捗を追跡中です。

教育(エデュケーション):dYdXアカデミー

分散型取引所でのDeFi、取引、パーペチュアル取引への参入の大きな障壁として、知識不足がよく挙げられます。dYdXアカデミーは、この溝を埋めるためにdYdXコミュニティのメンバーによって2022年5月に設立されました。

dYdXアカデミーのウェブサイトでは、27,950以上のページ閲覧数と750時間以上のコンテンツ閲覧を記録。

dYdX助成金プログラム(「DGP」)は、2023年2月に立ち上げ予定であるdYdXアカデミーの創設を委託しました。dYdXアカデミーがDeFiとdYdXコミュニティのための業界をリードする教育プラットフォームになることを期待しています。

dYdXアンバサダープログラム

2022年4月15日、dYdX財団はdYdXアンバサダープログラムの立ち上げを発表。2,472件の応募の中、18人のアンバサダーが、分析、ガバナンス、マーケティング、コンテンツ&メディア、リスク分析、学生、ユーザーオンボーディングと教育の6つの分野に参加しました。創立当初、dYdX財団は、アンバサダープログラムがdYdXコミュニティによるアンバサダープログラムへの投票の後に1ヶ月のオンボーディングと1シーズン(3ヶ月)運営することを発表しました。

アンバサダープログラムは、2022年5月から2022年9月まで実行され、9月11日、dYdXアンバサダープログラムを継続するスナップショット投票が終了。DYDXの過半数がアンバサダープログラムの継続に賛成したものの、拘束力のあるスナップショット投票の最低要件に記載されている67%の票に達しなかったため、投票は失敗に終わりました。投票終了後すぐにアンバサダープログラムは終了しました。

アンバサダープログラムはDAOワーキンググループを複製し、意欲の高い個人がdYdXプロトコルの成長、持続可能性、採用を促進できることを示しました。

Hedgies

2022年1月26日、dYdXトレーディング社はNFTとして4,200個のユニークな収集が可能なアバターのコレクションであるHedgies(ヘッジーズ)のリリースを発表しました。

2022年3月22日、dYdX財団はdYdXプロトコルとガバナンスの成長を促進するために、205ヘッジーの購入を発表。2022年、145体のヘッジーはdYdXコミュニティメンバーに分配されました。興味がある方は、ぜひこの機会に、ガバナンスに参加してください。

ガバナンス

dYdX V3のガバナンスは、他の多くのDeFiプロトコルに類似しています。1つのトークンは1票となり、DYDXトークン保有者は、それぞれのトークンの投票および/または提案権をETHアドレスに委任することができます。他のエコシステムと同様、それぞれの投票のタイミングと主題によりdYdXガバナンスへの参加は大きく変動します。

提案と投票参加

2022年、22の提案(16オフチェーンスナップショット票+6オンチェーン投票)がありました。2022年のガバナンス参加の概要は以下の通りです。

22のガバナンス提案全体において、参加した平均的なDYDXとユニークアドレスは、それぞれ424ユニークアドレスから21,000,000 DYDXとなりました。委託された投票権で投票されたDYDXの金額は、投票権を持つDYDXの約5.2%でした。

2022年には、投票への参加者数が増加。さらに、オンチェーン投票と比較して、オフチェーン投票ではより多くのユニークなアドレスが参加しましたが、DYDXの量はオンチェーン投票の方が全般的に多い傾向にあります。投票タイプによる投票率の差は、オンチェーン投票の最低しきい値の高さに起因する可能性があります。

2022年上半期、高い投票しきい値とガス代が、dYdXコミュニティにとってオンチェーン提案の投票の障壁になっていた可能性があります。2022年後半にガス代がオンチェーン投票への参加の障害にならなかったのは、dYdXのコミュニティメンバーがdydx.voteに署名による投票で、投票者のガス料金負担が不要となる手段を用いたためです。

調査によると、投票の結果が比較的結論的であるとき、多くの保有者がオンチェーン投票に参加する可能性が低いことが明らかになりました。高い投票のしきい値は、全DYDX保有者にとって参加障壁となる可能性があります。

提案のテーマに関して、大半の提案は、報酬の改訂に関連するものでした。2022年のハイライトは以下の通りです。

  • dYdX DAO - dYdXコミュニティは、DGPのsubDAO(DIP 6DIP12)とdYdXオペレーションsubDAOへ、3.6M DYDXを資金提供する投票で可決

  • 排出削減 - dYdXコミュニティは、dYdX排出量を削減し、dYdXコミュニティが利用できるDYDXを増やすことに投票

    • DIP 14 - USDCのステーキングの報酬を0に設定(エポックあたり383,562 DYDX)

    • DIP 16 -取引報酬を25%削減(エポックあたり958,904 DYDX)

    • DIP 17 - DYDXのステーキングの報酬を0に設定(エポックあたり383,562 DYDX)

  • LP報酬 - 流動性dYdXプロトコルの基本的な要素であり、dYdXコミュニティは、市場メーカーをインセンティブにする方法を積極的かつ実験的に採用。平均して、47の流動性プロバイダー(LP)がLP報酬の資格を取得し、2022年には各エポックの報酬の資格を取得するLPの数が9%増加しました。

委任(デリゲーション)

2022年2月11日、dYdX財団は、承認済みデリゲートプログラムを立ち上げました。承認された代表者は、dYdXコミュニティフォーラムで公開プロファイルを作成し、DYDX保有者へ向けて委任すべき理由を投稿するコミュニティメンバーです。2022年には、24名の承認済みデリゲートが活動に参加・継続しています。dYdX財団は、承認済みデリゲートのためのダッシュボードを作成。一方で、承認されたデリゲートの積極性を測定することは困難です。dYdX財団にとって、積極的な承認済みデリゲートとは、議論と投票に一貫して参加することを意味します。これに基づけば、やや半数を上回る承認済みデリゲートが、dYdXエコシステムにおいてアクティブであると考えることができます。

承認済みデリゲートによる2022年の投票の平均は、DYDXの3分の1以上を占めました。承認済みデリゲートプログラムは、多くのコミュニティーのメンバーへ権限を与え、dYdXコミュニティーにおける分散化の増加、意思決定の強化を図っています。以上の理由から、現時点でのデリゲート(委任)プログラムは成功と考えています。引き続きdYdX財団は、dYdXプロトコルでの委任の最適化を支援します。

dYdXプロトコル

dYdX V3

dYdXプロトコルでの活動は、マーケットの動向に沿ったものでした。2022年、取引とDeFiの使用量が一ヶ月以上減少。しかし、2022年のdYdXプロトコルのアクティブトレーダーは33.9万人で、dYdXのアクティブトレーダーは各エポック平均で4.2%増加(エポック5: 2021年12月21日 - 2022年1月18日とエポック18: 2022年12月20日 - 2023年1月17日が含まれる)。また、エポック16では、最大の活躍トレーダー数は14,359を記録しました。

dYdXプロプロトコルでの累積ボリュームと累積手数料は、それぞれ$466.3Bと$137.8Mでした。エポック毎の取引量は、約14.7Bから73.0Bへ、手数料は約$3.5Mから$24.0Mに変化しました。

dYdX V4

2022年1月11日、dYdXトレーディング社は、プロトコルの次期バージョンであるdYdX V4において、dYdXプロトコルの完全分散化を発表しました。dYdXトレーディング社は、dYdX V4がオープンソースで、完全に分散化され、dYdXコミュニティによって完全に制御されるdYdXコミュニティであることを明らかにしました。さらにdYdX V4の開発をマイルストーンに分け、ブログにおいて開発の進捗状況についての更新を定期的に提供しています。

最近dYdXトレーディング社は、マイルストーン2の完了を発表し、今後のマイルストーンの完了の予測時期を公開しました。

  • M3(プライベートテストネット) - 3月末

  • M4(公開テストネット) - 7月末

  • M5(パブリックメインネット) - 9月末

dYdX助成金プログラム

エポック5で、ReverieはDGPのV1を正式に開始し、コミュニティトレジャリーから助成金マルチシグに752,000 DYDXが送金されました。

3月15日、dYdX財団は、「 Legal Framework for Non-U.S. Decentralized Autonomous Organizations」を発表。DAOの助成金プログラムの概要において、ガーンジーの目的信託(「目的信託」)の作成のフレームワークを紹介しました。

3月17日、Reverieは、「 Legal Framework for Non-U.S. Decentralized Autonomous Organizations (dYdX財団の投稿)」で述べた目的信託を実施に関するDGPのスナップショット投票を開始。スナップショット投票の結果、ほぼ全会一致で目的信託の導入が可決されました(3740万 DYDX、投票者531人)。

目的信託の実施により、助成金委員会のメンバーは、目的信託の受託者になりました。DYDXトークンは助成金マルチシグに送金され、評議員 (Trustees)と執行官 (Enforcer)は、目的信託契約書を執行しました。

受益者を有しない信託の一種である目的信託は、目的信託の目的を果たすことのみが義務となります。Grants Committee(助成金委員会)は、DIPに記載された内容と一致した目的を果たさなければなりません。評議員が目的に沿った運営を確実にするために、ガーンジー法は、目的信託に、受託者が法的に説明責任を保持し、情報の要求をする「執行者」を有することを要求しています。信託契約の通り、Reverieは、目的信託の執行者(Enforcer)になります。

目的信託の実施は、以下の利点があります。

  • 目的信託の形成に政府の承認は不要であること。

  • DYDX保有者はより多くのコントロールを保持。受託を追加または削除、信託を終了し、信託契約から目的を追加または削除することができる。

  • 評議員は、オンチェーンおよびオフチェーンに代わって行動可能。

  • 目的信託信託は所得税を支払わず、申告または報告の義務を負わない。

  • DYDXを税負債なしでステーブルコインに変換し、USDCベースの助成金を有効化することができる。

2022年8月7日、dYdXコミュニティは、DGP v1.5を立ち上げるため、dYdX助成マルチシグに258万2000ドルを追加で譲渡することを満場一致で決定しました。

最初の年では、DGPは521の申請を受け、承認された88の助成金と59の助成金を完了。すべての資金提供助成は、DGPのウェブサイトで閲覧可能です。

2022年末、DGPは18ラウンドで280万ドルを資金に割り当て、残りは200万ドル以上の資金が残っています。助成金のサイズは非常に幅広く、プロジェクトのタイプとタスクの規模により異なります。助成金の中央値は2万ドルで、助成金の額は1000ドルから24万ドルまでさまざまです。

DGPは残りの資金で、国際的な成長、およびリスク管理や地域社会の取り組み、テストネットの開発に関する補助金をターゲットにする予定です。

dYdXプロトコルまたは、dYdXコミュニティに利益をもたらす可能性があるRFPについてのご意見は、こちらからDGPチームへお問い合わせください。

dYdX DAOの未来

2022年11月2日、dYdX財団は、「dYdX DAOの近未来についての考察」を発表しました。dYdX財団は、dYdXプロトコルのコア機能領域に関する各々の作業は、dYdXコミュニティに最終的に説明責任を負うdYdX DAOによって、近い将来いくつかのsubDAOで構成される可能性が高いことを強調しています。ブログ投稿では、dYdX V4のメインネットでの立ち上げにdYdX DAOの最良化を目的としたオペレーションsubDAOの可能性を考慮しました。

オペレーションsubDAOは以下を担当する可能性を有します。

(1) 銀行口座と決済システムの構築 
(2) DAOコミュニケーションプラットフォームの確立と維持 
(3) 様々なベンダーやサービスプロバイダーへの依頼と関係の確立
(4) 最適なsubDAOの構造、運用、管理のためのDAOプレイブックを作成し、dYdXコミュニティと将来のsubDAOを実現

2022年12月13日、Reverieはコミュニティトレジャリーから$360,000のDYDXトークンでガーンジー目的信託法人を設立し、オペレーションsubDAOを立ち上げるためにオンチェーンDIPを作成しました。投票は、立ち上げを支援する8220万 DYDXの票により可決し、提案が実施されました。subDAOの業務は、DAOプレイブックでの構築と継続、暗号資産以外の費用(法的費用、プロバイダーなど)のフィアットバンキング機能の確立およびDAOコミュニケーションプラットフォームの管理(Slackまたはコミュニティが管理するDiscord)などが含まれます。

将来的には、dYdXコミュニティは、dYdX V4のメインネットローンチの前または後に、財務・資金管理、成長、リスク管理、コミュニティ、その他など、プロトコルやDAOの他の主要な機能領域に焦点を当てた追加のsubDAOを設立することが重要になると考えられます。

最後に

2022年エコシステム年次報告書をご一読いただき、ありがとうございました。私たちは、これまでのコミュニティーから高い関心をお寄せいただいていることを嬉しく思います。2023年もまたdYdXコミュニティーと共に活動できることを楽しみにしています。2022年エコシステム年次報告書に関するフィードバックをお寄せください。

Twitter(@dydxfoundation)をフォロー、Discordコミュニティフォーラムでの議論に参加することで、dYdXエコシステムの最新情報をご確認いただけます。 dYdXコミュニティへの参加に関する質問は、ecosystem@dydx.Foundationまでお問い合わせください。

金融の未来構築に興味がありますか? ぜひご参加ください! dYdXコミュニティに参加およびdYdX財団の求人情報をdydx.foundation/careersからご確認ください。

正当性と免責事項

dYdX財団の目的は、コミュニティと開発者、分散型ガバナンスを発展し、dYdXプロトコルのエコシステムを支援、成長させることです。

このポストのいかなるものも、法的、財政的、税金、その他の助言として使用または考慮されるべきではありません。また、誰かによる行動の指示または招待としても使用または考慮されるべきではありません。 dYdXコミュニティは、dYdX DAOが採択したガバナンスルール、原則、メカニズムに従って、随時自由に意思決定を行う主権者です。 この投稿の内容に関するコミュニティの議論と相互作用が推奨されます。 dYdX財団は、dYdXコミュニティによるガバナンスの決定に直接参加している訳ではありません。これには、ガバナンスの提案を含みますがこれに限りません。 dYdX財団は、今後、この投稿で表明した分析または意見を変更、更新、または補完することができ、そのような変更または更新を公開する義務は負いません。 この投稿は、dYdX財団が作成された時点で利用可能な情報のみに基づいており、作成された時点で読み取り、考慮する必要があり、周辺の取り巻く状況に基づいています。

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