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無人島に持っていきたい5枚のアルバム


1. Wild Nothing / Nocturne

Wild Nothing / Nocturne by Captured Tracks (2012)

あーこれ、春の昼下がりに聴きたくなる。音が柔らかくてキラキラしている。遠い記憶を呼び起こすような儚さがある。多分無人島に漂着したときはどうやって生きていこうかと気が動転してるはずだから、これ聴いて平常心を取り戻したいとも思うけど、もっと悲しくなるような気もする。でもその悲しみに浸るのも良いと思うね、誰も知らない無人島で独りで。
何度聴いても至高のドリームポップだわ。Spotifyに現在ない。残念CDかレコード買いましょう。あ、Apple Musicにはある

2. Puma Blue / Holy Waters

Puma Blue / Holy Waters by Blue Flowers Music (2023)

これいいね。持っていきたい。これは浸れるわ。幻想的な月明かりで照らされた、ヤシの木の下でこんなん聴いて波をずっと見つめるのも良い。自分の無力さを見つめ直したりするとさらに良さそう。かなりいろんなジャンルが混在しており、音楽性の幅の広さが聴いていて面白い。
PortisheadやRadioheadの「In Rainbows」が影響元だとインタビューで述べており、その雰囲気やサウンドの方向性はとても分かる。その辺り好きな人にはかなり刺さるはず
おすすめトラックはHounds

3. Warpaint / Heads Up

Warpaint / Heads Up by Rough Trade (2016)

これ元気出るんだよなー旅の始まりとかなんか元気出したくなるとき、何かを始めるときにいつも聞きたくなる。気だるげなボーカルがたまんないが、特筆すべきはベースか。ダンサブルな心地よいグルーヴを生み出してるのはこのベースだからこそ!Warpaintのベースが好きすぎる。ダンサブルなんだけど、メロディはどこか哀愁漂うのもSo Good。New Songでアゲアゲ、So Goodでノリノリですね。
おすすめトラックはAbove Control

4. Slowdive / everything is alive

Slowdive / everything is alive by Dead Oceans (2023)

これやっぱいるわ。これも浸りたいときに聴く音楽だなあ。辛い時の感情を思い出す。ちょうどよく聴いてた時期と重なっていたから。
Slowdiveは幻想的で耽美的、圧倒的な陶酔感がある。ボーカルもサウンドも優しくて、でも切なくて。無人島に適切というか、陶酔感を味わいたいときにおすすめ。
シューゲイザーだけど、そのジャンルに苦手意識がある人でも聴きやすい方ではないかな?というかあんまシュゲってなく轟音も控えめ、キャッチーめで聴きやすい。
おすすめトラックはalife、skin in the gameからのchained to a cloud

5. Beach Fossils / Somersault

Beach Fossils / Somersault by Captured Tracks (2017)

あーこれはまた至高のUSインディです。かなりSmithsっぽい雰囲気があると初めて聴いた頃は思っていた。Captured Tracks特有のキラキラ、リバーブが効いたギターが心地よい。Beach Fossilsは結構ずっと2ndかEP派だったけど、いつの間にかこれが1番好きとなっている。なんか絶対無人島で聞くのに丁度いいと思う。どのアルバムよりも大人な彼ら、でもDown The Lineで爆あげですよ。

DIIVの1stは持っていかんでいいの?という疑問はあるがひとまずこの辺で。

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