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ESCAPETHEROOMers 2020 謎解き系アワード作品紹介(リモート部門)

アメリカのエスケープルームレビューサイト"ESCAPETHEROOMers"で開催されていた2020年アワードの結果が発表されました。

※ESCAPETHEROOMersはCici Cao と Brandon Chowを中心に運営されているレビューサイトです

今回のアワードは大きく分けてレビュアー投票と一般投票の2種類があります。一般投票では次の部門についてノミネートの募集が行われた後に投票が実施されました。

・In Person Escape Rooms(通常の現地でプレイするルーム型公演)
・Remote Escape Rooms(ルーム型公演をオンラインで行う物)
・Tabletop Games(いわゆる持ち帰り謎系)
・Online Games(アプリやデジタルゲームなどオンラインで行う物)
・Game master(司会)

今回は運営の許可を得まして、日本からでも参加できるRemote Escape Rooms部門の結果をご紹介したいと思います。

ESCAPETHEROOMers Players Choice Award 2020 "REMOTE ESCAPE ROOM"

第3位:BRONZ WINNER"CASINO MORTALE"

オランダのエスケープルームカンパニー"Sky High"の"CASINO MORTALE"が第3位でした。あ、これプレイしたことあるやつだわ。

https://note.com/dyamakata/n/nc3b6e549ba2e

カジノを舞台にしたミステリー色が強めのゲーム。事前情報で物語設定を作ったりストーリーが凝っていたりと色々面白かったです。

注意点として、私たちがプレイした時はですがQRコードを使って情報を渡しており、それがサーバーの関係でしょうか日本からの直接アクセスが弾かれてしまっていたことです。VPNを貼ってオランダのサーバー経由にすればアクセスできましたので、興味ある方は準備をした上でプレイしてみましょう。

第2位:SILVER WINNER"EVIL DEAD 2: DEAD BY DOWN"

第2位は米国のHourlass Escapesが提供する"EVIL DEAD 2: DEAD BY DOWN"。映画「死霊のはらわた2」を原作に持つエスケープルームです。にして作られたゲームです。

これも以前にプレイしていましたね。

結構な量の事前資料が送られてきて、一部ゲーム中に必要になる情報があります。そのためちょっと身構えてしまうかも知れませんが、資料はぱっと見てどれを使うか大体想像が付くのでなんとかなると思います。

このルームの制作関係者には映画の美術系の方がいらっしゃるらしく、その関係もあって映画原作のこのルームができているようです。モニター越しにはなにますが装飾も良い感じですので、プレイ料金は比較的お高めですがプレイする価値は充分にあるゲームだと思います。

第1位:GOLD WINNER"THE HOUNTED HOUSE"

そして第1位は、イタリアのエスケープルームカンパニー"BREAK OUT"の"THE HOUNTED HOUSE"。

舞台はかつて凄惨な殺人事件があったホテルローガン。そこは夜な夜な幽霊が現れると噂され、60分以上滞在した者は行方が分からなくなってしまう。その謎を解き、無事に脱出することはできるのだろうか……というものです。

プレイヤー人数はオンライン版(Livecam Adventure)は4名から7名。リアルルームだと2名から8名と表記されていますので、実際のルームをオンラインでプレイできるという内容のようです。

評価トップのこのコンテンツ、実際の内容が気になります……!

おわりに

今回はESCAPETHEROOMers 2020 謎解き系アワードのリモート部門上位作品を紹介しました。優勝作品をプレイしていないのではっきるとはいえませんが、傾向として事前資料があったりなどストーリーもしっかりした作品が受賞しているようにも見られます。

個人的に海外のエスケープルームはストーリーが感じるものである作品が多い用に思っていたので、少し意外な結果でした。もしかしたら、海外でもゲームとしてのエスケープルームとストーリーなどを体験する流れが合わさりつつあるのかも知れません。

オンライン公演には課題はまだあるものの、海外の作品に手軽に触れることができるという点はとても良いところであります。興味ありましたら、是非参加してみて下さい。

面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!