社畜マーダーミステリー『ブラックナイトスレイヴ』(onlineプレイ)
社畜ネタはコメディでもいけるしシリアスでもいける鉄板なテーマ。それを題材にしたマーダーミステリーをオンラインでプレイしました。
公式サイト
ストーリー
(販売サイトより転載)
ここはとある一部上場企業のオフィス内。
大型案件の納期が直前に迫ったこの日、プロジェクトメンバーたちは、今日も夜遅くまで仕事に勤しんでいた。
そこで、机の上で突っ伏して死んでいる課長の姿が発見される!
これはもしかして……過労死?
社員たちの、醜い責任の押しつけあいが始まる!
制作者:藤野将壱
感想
今回はGMをSWANDIVEのPsyka様にお願いしてプレイしました。とても良い感じの差配で、気持ちよくプレイできました。ありがとうございました。
さて、このゲームはGMをプレイヤー以外の方にお願いした方が良いゲームだなと思います。一応プレイヤーと兼任できるように設計されているようですが、公式でも別途GMに入って貰うのが推奨とありますようには、別の方へお願いした方が皆がフェアな感覚で楽しめるストーリーだと感じました。
プレイ時間120分というのはマーダーミステリーとしては短めなのかな?、そのためか、テキスト量は少なめです。
ただこれは、内容が薄いというわけではありません。ゲームを楽しむのには十分なストーリーになっています。ブラック企業というイメージがしやすいシチュエーションでの殺人事件ですので、複雑な名称やテクニカルタームは少なく各場面の状況をとても把握しやすかったです。
特に最初の設定や仕組みは世界観によくマッチしているので慣れて無くてもプレイしやすそうです。システムもクローズ型ですので各フェイズにおける質問や返答内容が定まっています。そのためランダム要素や自分が何をすれば良いかを悩むことも少ないです。ですので総合的に見ると初心者でも遊びやすいコンテンツのように感じました。
アトモスフィアとしては、正直それほどブラックな会社でもなかったかな。
設定はブラックですが、中身の物語の空気自体はそこまででもないというのは、設定はネタっぽい風味の普通なミステリーゲームとでもいうのでしょうか。ある意味安心して推理を楽しめます。そういう意味でも初心者にお勧めできるもののように思いました。
おわりに
黒いネタを楽しみたい人は、ロールプレイで楽しむのも悪くはないかなと。もちろん無理にネタっぽいロールプレイをしなくても大丈夫な感じですので遊びやすいコンテンツだと思います。
作品情報
制作者 :藤野将壱
プレイヤー:5人(+GM1人推奨)
プレイ時間:およそ120分
タイプ :クローズ型(発言に指示あり)
キット販売価格:1,000円
販売サイト
面白い記事を書いていけるよう頑張ります!!