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【OCG 2023年7月環境考察】プランキッズのアイドル、みんな大好きミューの帰還!

◼️はじめに

皆様、noteをご覧に来ていただき誠にありがとうございます。
本noteは2023年7月環境開始時のプランキッズ使用者目線での考察となります。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

◼️今期の考察

【改定について】

ミューちゃんおかえりいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
無実の罪で捕まっててつらかったね、寂しかったね・・でも今日からはみんな一緒だよ!

というわけで今期の改定はミューの制限⇒準制限への緩和とその他雑多なものとなります。

まっっっっっっっっったく悪さをしていないミューがようやく帰ってきたことに興奮してしまうのは仕方ありませんが、ミューが帰ってきたことにより可能になったことまとめます。

・初動にうららを受けても動じる必要がなくなった(妨害はゼロ)
・初動にGを受けても止まってもいいという選択肢が生まれた
・ミューの再利用を考える必要がなくなった
・バトラー×2をためらいなくプランに組み込める

正直言うと性質としてはほぼ変わっておりません。ある程度ミューをデリケートに扱う必要がなくなった程度の認識です。とはいえ、今まで1枚で対応していた身としては十分すぎる内容となっております。
プランクイラストのプランキッズトークンも新規で出たのもモチベーション的には追い風です!

また、うららを受けてもミューの活用を考える必要がなくなったため、スキルドレインなど、盤面には干渉しないが高い拘束力を発揮する札の選定が楽になったことで、プランの幅が大きく広がる形となりました。

本noteを「プランキッズ復権か?」という認識で少し興味を持ってご覧に来ていただいている方には大変申し訳ございませんが、ミューが制限になってから今日までに失ったものが多すぎて「昔ほどではないが、扱いやすくはなった」という評価以上のことを申し上げることはできません。つまり、Tier入りへの見込みは相変わらず立っていないということです。
これを踏まえてプランキッズが好きだ!興味がある!という方はぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。

アナコンダ:無効系誘発への耐性付与、盤面形成時の対応力向上、墓穴等を予期したプレイの選択肢増加、フュージョンデスティニー等でのプラン強化、雷龍融合を用いたリソース回復
:返しのターンのキル点まで到達するための牽制及び上振れ時の妨害
グリフォンライダー:期待値1から見込めるニビル、墓穴への対応
エルフ:リンク値の増加、墓穴への対応

ミューが制限になって、今回復帰するまでにできなくなったことまとめ

【台頭するであろうテーマ】

テンションが落ち着いてきたので、その他雑多の改正としていた部分を踏まえ、今期台頭するであろうテーマを考えていきます。

ピュアリィ

ピュアリィ・スリーピィメモリー》 無制限⇒制限
エピュアリィ・ノアール(中ノ)が来て以降、構築に柔軟性が生まれていたところではありましたが、最も要であるスリーピィが規制されました。しかしながら、性質として最も厄介である、エクスピュアリィ・ノアール(大ノ)が健在であるため、プランの根幹に影響はありません。
そのため、大ノの成立に重きを置き、確率を上げるための魔法を主体とした構築、つまり中ノが来る前の構築に近いものに寄せるのが妥当な対応かと存じます。ゆえに拮抗勝負三戦系によるまくり札メインの構築が散見される認識です。
バトラーはある程度効くものの、先をとっても手数負けする可能性があり、また後の場合では大ノが成立したらかなり厳しいので不利対面となります。

ティアラ

クシャトリラ・フェンリル》 制限⇒禁止
お、お前は?!前回死んだはずでは?!?!
四肢をもがれても生きているところを見るとまさに不死身に由来する人魚と言ったところでしょうか……もはやゾンビ。
プラン上特に問題がないフェンリルが規制されたのみであるため、前期中旬から引き続き残り続ける認識です。
シンクロを主体としたテーマに代わっていますが、ガチャ要素が強いため、不安定ながらパワーが高い展開系と認識するのが妥当です。
シンクロ主体になっているためバトラーはある程度機能します。あとはガチャ次第ということで五分五分の認識です。

R-ACE

前期中盤から散見し始めたテーマです。特にマークされていなかったことを踏まえ規制はありませんでした。
前期有効とされていたDDクロウドロール等が刺さりづらく、1枚からの出力が高いと評価されTier入りしています。また、前期環境内では一定数クシャトリラが存在していましたが、フェンリルの規制により、分布から消滅することが予想されるのは追い風です。
とはいえ、無効系誘発に弱く、前期よりメタが強く張られることを踏まえると、前期の斬機的な立ち位置になる認識です。
タービュランスが起動効果なので着地してからでもバトラーが機能します。着地狩りが得意なので先を取られると厳しいということで五分五分です。

ラビュリンス

(《神碑の泉》 準制限⇒制限)
直接の関係はありませんが、神碑が規制されたことにより、後ろで構えたい人はこちらに流れるのではないか、という仮説程度です。
元々一定数使用者がおり、環境としては割と繊細さが求められる中、罠という強い強制力を持つ札により制圧しやくすなるのは順当な運びかと存じます。
罠主体でありながら展開をしてくるついでに破壊やハンデスを行なってくるため、不利対面です。

●地属性GS

超重武者装留イワトオシ》 無制限⇒制限
超重武者バイ-Q》 無制限⇒準制限
ブロックドラゴン》 無制限⇒準制限
(《超重武者装留ブレイク・アーマー》 無制限⇒禁止)
こちらも直接の規制はブロックドラゴンが3枚から2枚になっただけであるため、体制に影響はなく、また純構築の超重の貫通力の低下を受け、チューンされた結果ここに行きつくのではないかという仮説です。
展開系のパワーとしては申し分ないため、展開系を好む人はこちらかティアラに流れる認識です。
手数が豊富であるため、バトラー×2回では妨害数が足りません。また、先を取られて盤面を形成された場合はどうしようもないため、不利対面です。

電脳堺

環境的にまくり札、あるいは墓地を経由した展開、無効系の手札誘発が横行することを考えた時、それらにある程度耐性があり、仙々という明確なシステムモンスターを用意することができるのは利点です。シェア数自体は少ないものの注意は必要かと存じます。
そしてその仙々並びに朱雀だけでも十分詰んでしまうため不利対面です。

◼️今期のプランキッズについて

【プランについて】

今回の改定では規制により全く機能しなくなったテーマはクシャトリラと斬機くらいだと認識しています。斬機自体も元々関連性が強いサイバースとしてチューンされることを想定すると、悪くない改定だったかと存じます。
いや、ミューが返ってきているので最高の改定でしたね!

さて、話を戻して考察を考慮し環境全体を見ると「墓地を利用しないテーマには繊細が求められる」とい形となっています。
皆、細い初動を通す必要がある点を考えると、いかにそこを止めるかが肝になります。
また、先述の通りほぼメインギミックではほぼ不利対面と言えるため、プランキッズとして、相手の展開をほぼ阻止する必要があります。繊細ゆえに手札誘発が有効であることを踏まえ、複数の手札誘発数発を当ててターンが返ってくることを狙った手札誘発増し増し型が妥当だと考えます。
前期は1枚初動が基本となっていた点がある程度崩壊し、「手札誘発が豊富な1枚初動デッキ」としてのアイデンティティが復活した点もプランキッズを握る差別化にはなっているかと存じます。

【構築について】

プランキッズ15:各色3枚、ハウス2、テラフォ1
手札誘発16:G3、うらら3、無限泡影3、ヴェーラー3、しぐれ2、Dクロ1、リブート1
貫通札9:抹殺1、墓穴2、ワンフォーワン1、簡易融合1、大暴走3、プランク1

構築の内訳

プランとしては単純で『バトラー×2を目指す』です。どのテーマもある程度盤面にモンスターを供給した上で展開する必要があるため、バトラーが有効に機能します。また、幸いティアラもシンクロ主体にしているため、破壊がある程度効くようになっています。
妨害としては単純ですが、パワーとしては申し分ないと認識します。

●プランキッズ
バトラー×2にリスクがなくなったのでプランキッズの要素を厚くしています。ハウスを1枚テラフォにしているのはサイトから投入を検討できる号との兼ね合いとなっております。

●手札誘発
今期は盤面にモンスターを供給した上で展開を伸ばす傾向が強いと認識し、無効系手札誘発を多めに採用しております。相互互換のヴェーラーとしぐれについては環境により、枚数を変更しても良いかと存じます。
Dクロは手札誘発としての嵩増しです。1枚で大きく御せるものではありませんが、どのテーマに対しても60点くらいのポテンシャルを持っているため選定しています。
リブートは手札誘発枠です。罠を中心としたデッキに対するメタカードではありますが、今期は罠も構える傾向が強く、それらの罠が非常に重いため。1枚ではありますが、採用することをお勧めします。

ピュアリィ:ピュアリィープ!?
ティアラ:壱世壊に奏でる哀唱
R-ACE:CONTAIN!
ラビュリンス:採用罠全般

リブートの打ちどころ

●貫通札
うららをガードする"1枚で防げるカード"は減らす一方で、無効系手札誘発の採用が増えることを予想し、そちらへのガードをあげる形を取っています。
また、プランキッズの札を期待値2で持たせているのは大暴走、プランクが機能する確率を上げる意図があり、うららを無視しているわけではありません。
さらに、妨害値の向上としてバトラー×3も視野に入れることができることを考え、プランキッズ要素を増やしております。

抹殺:G等の採用している手札誘発群
墓穴:G等の墓地へ送られるモンスターの手札誘発群
ワンフォーワン:うらら
簡易融合:うらら、ニビル、その他テーマがメインとする妨害
大暴走:泡影等の無効系誘発、その他テーマがメインとする妨害
プランク:泡影等の無効系誘発、その他テーマがメインとする妨害

各札の貫通範囲

●EX
久々にプランキッズで埋め尽くされたEXに感動するところではあります。
ジーランティスとアーゼウスに関しては、サイドから投入を検討できる三戦の才で相手のウーサ、ピュアリィ、深淵、バグースカ辺りを変換するのが目的です。そのため自由枠となっております。

◼️最後に

最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。
ミューが帰ってきたことで考え方に柔軟性が生まれて本当に良かったと思います。
そして、プランキッズをただただ好きな方々がここまで読んでいただいけるかと存じます。今回の改定を皮切りに「自分はこんなプランキッズを使ってます!」「こんなプランもあります!」と言う様なお話しがありましたら是非コメント欄に記載していただけると嬉しいです。


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