龍宮/FANATIC◇CRISIS
えっ?前回散々シングル曲推してたのに?いきなりアルバム曲かって?
自分が一番聴いてる曲から紹介した方が良いじゃないですか。出だし的に。
私がFtCを知るキッカケになった曲は「火の鳥」なのですが、FtCの音楽に惹き込まれるキッカケになった曲はこの「龍宮」なんですよね。
初めて聴いた時から「この曲はこの先一生聴いていられるな。」と思ったくらい好きな曲で毎日聴いてます。
(さっき再生回数を確認したら桁違い過ぎて若干ビビりました。)
前置きは置いといて曲紹介していきます。
曲名:龍宮
作詞:石月努
作曲:石月努
編曲:FANATIC◇CRISIS
収録作品:THE.LOST.INNOCENT(ザ・ロスト・イノセント)
リリース:1999.02.24
「Rainy merry-go-round」
「火の鳥」
「Maybe true」
「beauties -beauty eyes-」
と同アルバムにシングル曲が4曲も収録されている中、埋もれる事なく"存在感と異彩"を放っているのがこの「龍宮」かなと。
デジタル色強めながら全体的にオリエンタルな雰囲気があり、途中の転調でまたその雰囲気とテンポが変わる面白い一曲だと思います。
で、この東洋っぽい空気がどこから漂って来ているかというとShunさんのギターからですね。
聴いていると自然と首が揺れるイントロとサビ、"チャイナチック"な音色のギターソロのバック。
バックで主張しているけどソロパートを食い潰す事はなく、音のテイストが違う和也さんのギターと上手く絡んでいて気持ちいいソロになってます。
いや〜これ考えた人天才でしょ。
ギターソロが終わった直後に転調、ここでガラッと空気が変わります。
「僕らは生まれたトキから
玉手箱開けていて
遅効性の毒が回っている…
僕らは生まれたトキから
終わる事決まっていて
言うなれば"業"という
ペナルティ抱いて…」
イヤホンをして聴くとわかりやすいと思いますが、この部分だけボーカル全部ハモリ入ってます。
※(L)→通常 (R)→ウィスパーボイス
個人的にこの「遅効性の毒が回っている」という歌詞好きなんですよね。
老化による肉体の蝕み、いずれ死に至る事を"毒"と現すのが良いなと。
そしてジャジーなベース!
今まで潜んでいたベースがここでバッと出てきてカッコいいんですよね〜!
この曲全体的にベースラインの動きがあって面白いんですけど、特にこの部分はズルいです。弾くの楽し過ぎますもん。
解散ライブのDVD『LAST LIVE at TOKYO BAY N.K. HALL 2005.5.14』にも収録されています。
弦楽器隊の手元の動きが見れるの本当に有難い……。
振りも楽しそうなので是非今回のツアーでやって欲しいですね。
そんな感じで「龍宮」の紹介は終わりです。これで良いのか不安ですけど、、、
まあ百見は一聞にしかずなので取り敢えず一回聴いて貰えたら!
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