五花街とは?
現在、京都には
祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東
は5つの花街があり総称として五花街(ごかがい)と呼ばれています。
一番初めにできた街は上七軒で室町時代に北野天満宮の再建時に余った木材で七件の茶屋を建てたことが起源と言われています。
花街はそれぞれ場所が違うことに加え、日舞の流派も違います。
日舞の流派と舞台について
舞踊の流派は下記のようにそれぞれ違いますので同じ演目でも少しずつ振り付けが変わります。
舞の違いは年に一度、五花街の芸舞妓さんが一緒に舞台を見るとそれぞれの流派の特徴を知ることができます。またそれぞれの流派で決めのポーズが違うため一層華やかに感じます。
流派 舞台 開催時期
祇園甲部(井上流) 都をどり (4月)
宮川町 (若柳流) 京おどり (4月)
先斗町 (尾上流) 鴨川をどり (5月)
上七軒 (花柳流) 北野をどり (3月)
祇園東 (藤間流) 祇園をどり (11月)
また、作法や物の呼び方が違うこともあり、他所の街の呼び方を使うと罰杯(お酒をグイッと)を頂くことになります。
各街のおどりの舞台は春と秋の風物詩であり、久しぶりの友人が目当てに京都に帰ってきてくれる機会になります。
一緒におどり観て食事して、宴会と一日中楽しみます。
来年は友人と一緒に楽めると考えると今から待ち遠しいです。
次回は「お茶屋さん」と「置き屋さん」の役割について書いてみます。
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