合併に至る経緯 1

ジェイピーモバイルとイメージワークスの合併に至る経緯について

そもそも何故2社になった?

イメージワークス社は2004年に京都で設立し
2005年から10年間以上、国策の一つであった光ファイバー網の構築に営業面で関わり成長し、その後sansan や代理店事業など BtoBを
伸ばしてきました。

ジェイピーモバイルはイメージワークスの一事業部であった
インバウンド向けSIMカード事業を2015年に
主に友人関係のエンジェル投資家に出資いただきスピンアウトさせました。

スピンオフの理由
1. 優秀な社長を登用できた
2.インバウンドの事業のスケール的に資金が必要と感じたから


実は初代社長は私ではなく会長で当時取引先で海外でSIMカードを販売している会社をイメージワークスがM&Aする形で一旦吸収した後に、ジェイピーモバイルを設立しその方に代表取締役に就任してもらいました。
私はfounderで会長で関わり、イメージワークスの代表者として経営しながらジェイピーモバイルの資金調達や取引先の開拓をサポートするポジションでした。 

2016年5月に主に友人関係のエンジェル投資家の皆さんから15000万円の出資をいただき、訪日旅行者向けにSIMカードとクーポンアプリの提供をするべく開発を進めていましたが 同年秋に前代表よりクーポンアプリの収益化の見込みが無いことインバウンドSIMカードが急激にレッドオーシャン化しており見込みが薄いとの報告とともに、民泊のダイナミックプライシング事業へのピポットの提案がありました。

正直、出資を受けたばかりで非常に面食らったのですが株主の一社がダイナミックプライシングに関心を持っていただき、前代表がスピンオフして新会社に出資いただく事でお互い別々の道を進むことになりました。
(スピンオフする際にJP社で持っていた民泊に関する権利関係を有償譲渡できたため非常に有難い決着になりました。)

その結果、資本金以上のキャッシュを持ちがなら
代表取締役社長が不在となってしまいました 泣


友人のエンジェル投資家の皆さんには海外にも明るいやり手の若手が社長とのことで資金を集めておきながら社長が離れたわけですので「解散」もやむなしの状況でした。

しかし既に外国人の優秀なエンジニアやサポートメンバーを登用しており
成長できる予感はありましたので解散ではなく、私がジェイピーモバイルの社長も兼務し成長できる事業への投資を行う判断をしました。

当時は旅行者向けのプリペイドSIMカードを大量に販売しておりましたが
ユーザーよりサポートチームに長期で使える電話番号がついているSIMカードが欲しいとの問い合わせが多く寄せられていることを知りました。

そこから1年間かけて サービス、システム開発を行い在留外国人向けに
誰でも電話番号が持て、いつでも辞めれるSIMカード「JP Smart SIM」
をローンチし民泊Wi-Fiと合わせて年商5億円程度まで成長してきました。

一方、イメージワークスは代表を2018年に専務の福井に譲り役員として関わっておりましたが殆ど貢献できていない状況でした。

その状況で、ジェイピーモバイルが今年度より外部から指導を受ける中で
2社過半数以上の株式を私が持ちながらの経営に携わることやイメージワークスとジェイピーモバイルに取引があることを指摘され、合併かイメージワークスの株式を手放すよう指導が入りました。

イメージワークスは2004年から一緒にやっている仲間ですから
売却などは考えたくも無い一方、事業領域が違う会社同士なので一緒にしていいのか本気で迷いました。


株主、アドバイザーの意見もまちまちでした
「小さくても事業領域を絞るべし」
「一定の規模は必要なので一緒にして勝ち筋を見つけければ良い」
「良いところだけお互い残して一緒にすべし」

私には全て正しい意見だと感じさらに悩みました。

しかし 結果として合併し一緒に事業をやることを選びました。

理由は2で書かせてもらいます。






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