HYKEをオンラインで遊んでみる

1. HYKEとは

"HYKE"とはドロッセルマイヤーズさんが発売している俳句を題材にしたアナログゲームです。

実物は和のテイストを感じる高級感ある作りになっていて、俳句に対する美しい誤解を見るものに与えます。

基本的に対面でやるデザインになっているため、今回オンラインでやって見ることにしました。そのルールや気をつける点等を書いてゆきます。

2. プレイの手順

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3. 攻略法・気をつける点等

ルールにおいて面白いところは、最初の回答者に当てられてしまうとHYKEを作った人とお題を出した人には点が入らず、不正解者が沢山出たあと誰かが正解できたら大きな点が入るところです。

よって、すぐには分からず、でもどこかでは当たるようなHYKEを作ることが必要になります。また、題を出す場合も、面白い題を出したくはありますが、誰も知らないような単語を出してしまうと点数が限りなくゼロに近づきます。そのアジャストがかなり難しいゲームです。

僕たちがオンラインでプレイした時は6人~10人くらいでしたが、バランス的に8人前後が一番良い人数ではないかと思いました。

また、知らない題だとHYKEをそもそも作れないため、題をチェンジしてもらうことも基本的にOKなルールにしています。

経験的に、誰でも知っている抽象的な題(「空」「水」など)でも固有名詞のような具体的な題(「勧進帳」「野村沙知代」など)でもアジャストの難しさはそんなに変わらない印象です。ただ、マイナーな題だとHYKEを作る人は知っていても回答者に馴染みがない場合があるので、基本的に誰でも知っている題にした方が良さそうです。

僕たちは下記の環境で実施しています。GMが若干忙しいのと、司会が誰かわからなくなりがちなのが課題かと思います。
ビデオ通話:Zoom
お題の伝達:Zoomのプライベートチャット
HYKEの伝達:Zoomのチャット・紙に書いて出すなど
点盛り: GMのローカル環境のExcel
司会・正誤判定:お題を出した人の発話とジェスチャー

俳人の皆さんも、そうでない人も、是非プレイしてみてください。対面でやる場合はより風流にHYKEを購入してやることをオススメします。


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