映画 『ティファニーで朝食を』と日本人について
おそらくタイトルで内容を察する方も多いだろうが、先日見た『ティファニーで朝食を』と、作内に登場する日本人キャラクターについてなど思った事を書く。始めに断っておくと、一連の描写について特段否定的ではないし、約60年前の映画を非難するつもりも無い。
まずは作品の概要から。『ティファニーで朝食を』は1961年に公開された映画で、ニューヨークを舞台に、自由奔放に生きる女性主人公を描く。主演はオードリー・ヘプバーン。主人公ホリーは玉の輿狙いの女性であり、自称作家のポールと親しくなる。