マガジンのカバー画像

モノクロフィルム写真の知識

12
フィルム写真を始めて、一歩先に進もうとするときに役に立つかもしれない知識と技術のお話。モノクロフィルムや薬品、現像やプリント技術に関する記事はこちらからどうぞ。
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

kodak double-x Rodinal / Xtol / Tmax dev 現像結果比較

以前購入した400ft巻きのkodak double-xというモノクロフィルムを、Rodinal、Xtol、Tmax developerの三種の現像液で現像しました。 今回は、現像したネガから手焼きプリントを製作し、それをスキャナで取り込んで画像データ化したので、それらを紹介しながら比較をして、各現像液で現像結果にどのような違いがあるのかを見ていこうと思います。 比較にあたっての条件まず、比較にあたっていくつか条件を設定します。 30枚撮りx3本分のdouble-xフィル

中判フィルムをステンレスリールに巻く方法

中判フィルムを自家現像する際、ステンレスリールに巻くコツの解説動画を作りました。 中判フィルムの場合はパターソンリールよりもステンレスリールの方が扱いやすいと、個人的には思っています。 リールに対して真っ直ぐフィルムをセットすることができれば比較的失敗はしにくいと思うので、いかにして真っ直ぐセットするかについて重点を置いて解説しました。 動画制作にあたって編集作業の時短のために左手デバイスを導入しました。 作業効率が上がって編集作業がサクサクすすむようになりました。