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“美味しく戴く”事の重要性


土曜日の朝、部屋で高級そうなお線香のような香りがしました。
稲穂を手に持った、巫女装束の女性のイメージが送られてきました。
香りの主は食べ物の神様、宇迦之御魂(ウカノミタマ)女史です。


おはようございます。何か私に伝えたい事はありますか?
「あなたが昨晩見ていた動画の内容について、関連する話をしたいの。」

私は金曜日の夜、ある人がヴィーガンやベジタリアンについて話す動画を見ていました。
その人によれば、最近ガチガチのヴィーガンだった人がバターを口にしたり、ベジタリアンに転じた人がお肉をまた食べ始めたりしているのだそうです。
でもそれは悪い事ではなく、体が欲しているのだから、食べれば良い、そして食べられる事に感謝をして食べる事が大切とも言っていました。
私も同じ考えです。

「食事の時に言う、戴きますとご馳走様は、感謝を言葉にしたものなの。これは、誰に対しての感謝だと思う?」
生産者さん、調理してくれた人、その他自分が食べるまでに関わってくれた人全て、ですかね。
「そう、そして忘れちゃいけないのが、命を差し出してくれた生き物に対して。」
わかります。食べられるのは、体を提供してくれた生き物がいるからなんですよね。
「誓いを破って違反の食物を口にすると、罪悪感に苛まれる人がいるわよね。ごめんなさいって言われて食べられたら、食べ物達は嬉しいかしら?」
嬉しくないと思います。それに折角のご馳走が美味しくなくなります。
「問題は何を食べるかではなく、どんな気持ちで食べるか、なのよ。食べる事は喜びなんだから。自分の決めた厳しい規則で、食べたい物が食べられないのはしんどいでしょう?」
という事は太ると分かっていても、食べたい時は好きなだけ食べても良いんですか?
「最初はそれで良いと思う。食べる時は感謝しながら食べ物をゆっくり味わうのを心掛けて。そうすると感謝のエネルギーを一緒に食べるから、物質的に食べる量が徐々に適量になって行くの。」

全員ではありませんが、痩せないのを気にしている人は、早食いの人が多い気がします。よく噛んで食べましょうと言われるのには、そういう理由もあるんですね。
「でも厳しい規則で自分を縛る体験をどうしてもやってみたいなら、私達は止めないわ。やるもやらないも自由意志。ポジティブな感情の得方は人によって様々だからね。」

確かにダイエットをやり遂げた時の達成感は、天にも上る気持ちなんだろうな。どっちが良いとか悪いとかではなく、自分が喜びを感じる方に進めば良いんですね。
宇迦之御魂女史、分かりやすい解説を有難う御座いましたm(_ _)m