木霊の本音
今回は何回かのチャネリング内容ですから中身が濃ゆいです。集中力頑張ったわ、私w
とても良い話でしたので、しっかり纏めなくてはと少し時間を取りました。
木を育てる女神
ある夜に、顔に風が当たるような感触がありました。お名前を聞くと『キクリヒメ』と返って来ました。
何か黄泉にいたって事位しか知らないですけど。(雑w)
菊理媛神のWikipedia
送られてきたビジョンは、切長で一重の目、シュッとした顔立ちの美人な女性でした。クールビューティーと言ったところでしょうか。
シンクロナイズドスイミングの選手の様なお団子ヘアで、織姫様を思わせるゆったりとした白い衣を着ていました。
白い衣は若葉色の衣に重ね着をしているらしく、袖口と衣の合わせ部分から若葉色が良いアクセントカラーで見えていました。
平安貴族の女性が着物を重ねて着るのと同じ要領だと思います。
よく見ると左手に神楽鈴を持っています。
神楽鈴とは、神社の巫女さんが舞を舞う時に持つ複数の鈴がついた小さい杖のようなものです。
それはどうやって使うのですか?と聞いた所、菊理媛さんが自分と同じ位の背の高さの木に何かを語りかけながら、鈴を鳴らしてるビジョンが送られて来ました。
「この鈴の音は、木の成長を促す為に使う。」
と、私の口が勝手に動いて喋りました。
え?今の何!?
どうやらこれもチャネリングの方法の一つらしいです。
びっくりしたー!自分の意思と関係無く言葉が出て来たんですから。
菊理媛さんは木の成長を司る女神様ですが、木の健康を守る樹木医さんのサポートもしてくれてるそうです。
木にも意識がある
「あなたはこの前、公園の大木に話しかけていたでしょう?」
2回目のチャネリング時に菊理媛さんに言われました。
夏の34度越えの日、日中の帰宅途中に暑さに耐え切れず、公園のベンチで休憩をとりました。
座ったベンチの頭上には大木の枝が覆い被さるように茂っており、足の先まで日陰になる程の伸び具合でした。
そこで水分補給をしながらふと菊理媛さんの事を思い出し、ベンチの後ろにある木の幹に「日陰を作ってくれてありがとう」と言ったのですが…
見てたんですか?
「木にも意識があるの。だから木を通して私にも木の周りの出来事が伝わって来るのよ。」
という事は木を傷付けたりすると、「痛い!」ってなるんですか?
「木に痛覚は無いわ。ただ人間や動物が木の周りで楽しそうにしていると、木も楽しいのよ。」
お花見は人間だけで無く木も楽しんでるんですか?
「そうよ。木は他の生き物と時間を共有するのが嬉しくてたまらないの。」
何かそう言われると、開発の為に切られる木が可哀想になってきます。先に生えてた所に人間が後から来て切り倒すのはどうなのかと。
「実はもう一つ木が喜ぶ事があってね。それは『他の生き物の役に立つ事』なの。」
確かに自然界で木は動物の住処になったり食べ物を提供したりしてますよね。
「人間も古くから木を建材や道具にしているわよね?木は自分の体を最大限に活用して貰うのも凄く嬉しいの。」
その視点は気が付きませんでした。
「木が一番悲しむのは、理由も無く切り出された自分の体が何にも使われないまま朽ち果てる事なのよ。」
積まれたまま腐っちゃうとか、燃料にせずただ燃やされちゃうのが悲しいんですね。
では人間に自分達が切られて動物の生息地が減る事はどう思ってるんですか?
「あなた達が住む場所が必要なら、木は伐採されても良いと思っているの。例えそれで生態系が崩れても、他の生きる者達の役に立つならね。人間と動物への愛に違いは無いのよ。」
動物の住む場所を奪っても、木は人間を同じように愛してくれるんですか。
山を切り開き過ぎたら自然災害も起きやすくなるのに。
「木は何が起きてもただ愛するだけ。他の生き物に負の感情なんて抱かないの。でももし人間が自然災害を減らしたいと思うなら、森と共存できるような無理のない仕組みが必要ね。」
『何が起きてもただ愛するだけ』…何て愛に満ちてるんだろう。
「だから木が切られても可哀想なんて思わないで。あなた達の為に土地を明け渡してくれて、道具にまでなってくれる木に感謝をして欲しいの。そして、可能な限り彼らの体を使ってあげてね。」
めっちゃええ話やんかあ。・゚・(ノД`)・゚・。
今回の話で木の愛の深さを感じました。
菊理媛さん、どうも有難うございました。