ボクとキミの、ツアー中

健太です。
「ボクとキミのツアー」真っ只中。
宇都宮、仙台、新潟、静岡、大阪、徳島、松山。7公演終えた。来てくれたみんな、本当にありがとう。

大阪公演から、長旅に出ている。
次に家に帰るのは、今日の岡山、そして週末の広島、福岡公演を終えてから、週明けの月曜になる。
まなんのことがあって、最初の4公演くらいはただただ必死だったかもしれない。でもライブでファンのみんなの顔を見て、ライブとライブの間にまた色々考えたりして、大阪公演あたりから、このツアーにかける想いみたいなものをクドクド喋ってしまっている。
そんな話聞きたくもない人もいるだろうし、何と言ってもそもそも話がまとまらない。でもこのツアーは、僕にとって本当に意味深いものになっていて、どうしても気持ちが溢れてしまって。何から何まで伝えようとすることが良いことだとは思わないんだけどね。
もっと話はまとめなきゃいけないとは思いつつ。これからこのツアーどうなっていくんだろう。自分でもわからない部分もある。

前のブログにも書いたけど、僕らは3人で、パフォーマンスとして最高のものを届けているつもりだ。自分の中にある音楽的なものを最大限に活かして、3人でD.W.ニコルズの音楽を伝えるに十分なものをパフォーマンスできるように再構築して、そしてそれができていると思う。

でも、さびしい。
ニコルズは4人でニコルズだから。
僕は、このツアーを観てくれるみんなに、まなんの不在を忘れさせたいなんて思っていない。

僕らは3人で最大限のパフォーマンスをし、満足できるライブを約束する。最高に楽しいライブを約束するけれど、それとこれとは別だ。
まなんがいないところを、埋めようとは思っていない。埋まるわけ無いし、埋めるものではないから。まなんがいないという事実はそのままに、さびしさもそのままにやっている。観に来てくれるみんなにも、そのことから目を背けて欲しいなんて思わないし、ライブを観ていて、ああ、まなんがいたら…って思ってくれて構わない。寧ろそう感じて欲しい。

でも僕らは、思いっきり楽しくハッピーなライブをやっている。全部そのままに、思いっきり楽しくハッピーにやっているっていうことだ。

いいツアーが回れている実感はある。
いいライブができている自信もある。
まなんがいない事実とさびしさはそのままに、僕らは3人で全力でD.W.ニコルズの音楽を届けている。ニコルズの音楽は自由だから、この編成で十二分に表現できるようにリアレンジして。
これはこれで「すごい」と唸らせる自信もある。なるほど自分の音楽的スキルと経験は、こういうときの為にあったのかとすら思う。

だから、これからライブを観に来るみんなは、大いに期待して欲しいし、まなんがいないさびしさを感じることも、どうか恐れないで欲しい。

きっと、そのさびしさをも包み込む、最高の、楽しいライブをしてみせます。
そして、今を楽しみながら、まなんの帰りを待ちたいです。
ライブを重ねる度に僕は、4人になったときへの期待がどんどん膨んでいっています。

ツアーで会えるのを楽しみにしています。

#dw25 #dw25_kenta

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