私が主演でいいのかしら。
まなんです。
今日、YouTubeにて「いいのかしら」のMusic Videoが公開された。
今回MVを撮るにあたり、どんな感じにしようかね〜とみんなで話し合っていて、たくさんお金をかけられるわけではないから、アイデアをいろいろ出し合ってみたものの、かかる時間と労力など現実的に難しかったり、、
一番最初のMV「愛に。」から長いこと撮ってくれている池田圭太監督も交えてミーティングをしているときに突然だいすけわたなべは言葉を発した。
「俺さ、思いついちゃったんだけど・・・主演、まなんでよくね??」
私は一瞬こんな顔になった→😳!(◎_◎;)!
おうおうやるよやるよ!!なんて冗談交じりに返してみたが、
まさかのその場の全員が
「いいじゃんいいじゃん!!」
と満場一致。もう後に引けない状況なのである。
だが、不思議と自分でもなんとなくイメージはすぐに湧いた。
なんせ、日頃からドラマや映画の見過ぎで、イケメン俳優とのデートの妄想に励んでいるからだ。
今年35歳になる独身女子が、こんな経験はなかなかできない。
これも親孝行の一つになるのではないかとも思った。
こうして、まなん主演でのMV制作が決まったのである。
撮影当日の朝。
前日も遅くまでスタジオでリハーサルをしていたので、正直顔のコンディションが不安で不安でたまらなかった。
どうしたって顔に出る年齢なのである。
ひたすら祈った。美の神に祈った。
かろうじて目立ったクマもなく、むくみも少なく、美の神のご加護に感謝するところから1日が始まった。
撮影場所となっている家には自分の私物や大量の服も持ち込むので、スーツケースに詰め込んで大荷物で公園へ向かう。
まず公園のシーンから撮影は始まり、池田監督と演出家のわたなべだいすけさんが待っていた。
待ち合わせのシーン。
デートに浮かれてテンション上がりまくる身振り手振りをしてしまったが、監督と演出家からは、
「ダメだ。順子は自分に自信のない女の子なんだから、もっと緊張して待ち合わせ場所にいないとダメだ!!もっと順子の気持ちを作って来いよ!!!」
とかなり強めに演技指導をされてもう、怖い。帰りたい。
あ、順子というのはこの作品の中の女の子の名前だ。
監督の絵コンテに書いてあった。順子(32)
そんなこんなで、厳しい演技指導の元、1シーン1シーンなんとか感覚をつかんできて、楽しくなってくる。
実際に監督がカメラを持ちながら私の横を歩いて、公園内を1周する。
監督とは付き合いも長いので気心しれている仲だ。
だが、撮影とはいえこういう状況もひさしぶりすぎて、うっかり監督のことを好きになりそうで危ない。今の奥さんとの最初のデートの話など、いろいろ聞き出し、既婚者であることを自分に言い聞かせることに専念した。
監督は背が低いので、わたしの中では180cm超えの爽やかイケメンという設定なので、もっとカメラ高く!!と厳しく指導し返した。
とても楽しい撮影だった。
最後の方は自分でカメラを持って自撮りスタイルで放置される始末。
自撮りしながら「あはは〜楽しいね〜」なんて一人で言いながら歩いている独身女子。なんとも泣けてくる。
ちなみにこの時、演出家のわたなべさんは私の大きなスーツケースの見張り番をしていた。
そんなわたなべさんの演技指導で一番熱が入っていた場所は
「彼から手をつないできたの いいのかしら」の部分。
演出家の迫真の演技指導、ぜひ皆さんにもお見せしたかった。
ここのシーンは、完成版を見る時に一番恥ずかしかったシーンだ。
公園の撮影後は、実家暮らしの独身女子の部屋のシーンだ。
日頃から衣装や私服でも長年お世話になっている花とギターの協力の元、自分の私服も含め、可愛い衣装をたくさん用意した。
ファンの方からもらったお気に入りのブタのぬいぐるみも持ってきた。
だいちゃんが誕生日にくれたいい匂いのするボディクリーム(未だ未使用)も持ってきた。
そして、長年愛してやまない岡田将生のフォトブックも持ってきた。
岡田くんの顔が映らないように細心の注意を払いながらの撮影となった。
監督には迷惑がられたが、これだけは譲れないと、女優のワガママを押し通したのである。
ここからはメンバーも登場して演奏シーンもおこなわれた。
今回わたしは演奏をしないので、3人だけなので、パッと見、メンバー1人脱退したのか?!とも思われそうだが、いる。私はここにいるよ。
実は3人が演奏しているシーンでは女優自らレフ板係も率先しておこなう、少人数ならではの協力体制。
このMVはわたし主演ではあるが、3人のシーンもとても可愛らしくて好きだ。
だいちゃんの表情もとても軽やかで素晴らしいし、けんちゃんもMVでは珍しくウクレレを持ってとてもリラックスした雰囲気。あいむしは、この日のために小さな太鼓も用意して、このスタイルもとても可愛くてたまらない。
2サビのみんなの動きもとても陽気で面白くて最高だ。
とにかく“かわいい”がたくさん詰まったビデオなのだ。
完成してすぐ両親に見せたら、とても喜んでいた。
父に至っては「いいじゃん、いいじゃん!二十歳には見えるな!」
とそれはかなり無理があるぞ、父。
イケメン会の2人も大変に絶賛してくれた。
女子ウケが良いというのもとても嬉しいものである。
カメラ主観のビデオなんて、アイドルがやるような、そんなことをわたしがやって、大丈夫なのか、寒いことになるんじゃないか。
不安も多かったが、曲がよすぎて、救われた。
本当に大好きな曲になった。
主演とか女優とか、そんなことよりも、たくさんの人にこの曲が届いて欲しい、ただただそれだけ。
届けたい!と思ってくれる人がいたらこのリンク貼り付けてSNSでどんどん拡散してもらえたら嬉しい。
長いブログを最後まで読んでくれてありがとう。
あーーーデートして〜〜〜〜!!!!!!
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