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オプション雑談

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オプション取引に関する色々な話題について書いております。
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#日経225オプション取引

日経225オプションもいいけど、米国指数オプションはいかが?

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 1/10から遂に、外国指数オプション取引がサクソバンク証券から提供されました。 日本でオプション取引といえば、日経225オプション取引が一番有名で、外国株式オプションをやる方は、かなりレアです。また、指数オプションである日経225オプションと株式オプションには、制度の違いがあることも、普及の妨げになっていたのではないか?と思われます。 しかし、今回導入された外国指数オプションは日経2

遂に!サクソバンク証券がストラテジー発注を実装!

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 昨日(2023年8月30日)、サクソバンク証券からオプショントレーダーにとってはとても激熱なリリースが発表されました。 「オプション戦略」機能は、これまでIB証券のツールには「ストラテジー発注」という名称で利用できたものであり、個人的にはとても便利な機能であると感じたので、サクソバンク証券にもぜひ欲しいと思っておりました。 噂では、デモ口座ではすでに「オプション戦略」機能が実装されて

FXオプション始めました~♪

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 皆さんはFXオプション、為替オプションという取引はご存じでしょうか?私自身あまり身近に感じていないのと、FX、仮想通貨系には全く興味がない人間だったので、これまで気にも掛けておりませんでした。 ただ、最近のドル円の下落(円高)による資産減少も影響もあって、これをヘッジする必要性を少し感じていた時に、twitterでお世話になっているOP売坊さんに下記のような返信をいただいたのです。

サクソバンク証券の証拠金使用率について

みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。 今回は、サクソバンク証券の証拠金使用率について、注意しておいた方がよいことがわかりましたので記事にさせていただきました。 米国株オプション取引は、証拠金取引であるので、OPの売りを行う場合は、一定のルールに従った証拠金が必要となります。ただ、日経225OP取引のような差金決済とは異なるため、ITMになる可能性が高まると証拠金が増加することがありますので注意が必要です。 サクソバンク証

デビット・スプレッドとクレジット・スプレッドのエントリーについて

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。 「オプショントレードはボラティリティトレード」と良く言われます。安いボラティリティの時に買い、高いボラティリティの売る。理屈は簡単ではあります。 しかし、オプションの買いと売りを組合わせたスプレッドの場合は、「いつエントリーするのがいいの?」といった疑問が生まれてきそうですよね。今回はデビット・スプレッドとクレジット・スプレッドのエントリーについて検証してみたいと思います。 デビッ

クレジット・スプレッドの最適スプレッドは?

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。 皆さん、クレジット・スプレッドを組んだことがございますでしょうか?クレジット・スプレッドと言えば、ブルプット、ベアコールが有名ですよね。オプションのネイキッド売りよりは利益が少なくなりますが、損失を限定することができる人気の戦略になります。 今回は、クレジット・スプレッドの最適スプレッド(間隔)について検討をしてみましたので、ご報告させていただきます。 クレジット・スプレッドとはク

LEAPSロング・プットはヘッジになるか!?

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。 昨年弱かった米国市場ですが、過去の例で考えると、今年は飛躍となる年(のはず!)。ただ、先日発表されたPCEは予想を超える悪化となり、年内に折り込まれていた金利の値下げも、今年の値下げはなくなるような予想もでてきて、2024年も不穏な年となりそうな予感です。 私も今後の上昇を予想して、2025年12月満期のSPYをLEAPSロング・コールしました。このSPYに関しては、2025年末まで

無料会員でも便利なMarket Chameleonの使い方

みなさん、こんにちは!いつも、こちらのnoteをご覧いただきましてありがとうございます。 みなさんはMarket Chameleonというサイトはご存じでしょうか?私もこちらのnoteで時々言及しておりますが、米国株オプショントレーダーにはとても便利なサイトになります。 Market Chameleonは有料情報サイトなのですが、無料会員登録でも結構、便利な機能が使用できます。私が主に利用している機能についてご紹介させていただきます! Market Chameleonと

【ボラティリティ考察②】低ボラティリティ銘柄のプレミアム変化

今回は前回に引き続きまして、低ボラティリティ銘柄のIVとプレミアムの変化を確認してみたいと思います。表やグラフの見方が分からない場合は、前回noteをご確認いただければ幸いです。 今回は、低ボラティリティ銘柄になりますので、ロングストラドル、ロングストラングルを組んだ場合、利益はどうなるか?という感じで見ていただければと思います。 ①Cameco(NYSE:CCJ)カメコという会社は初めて聞きましたが、どうも世界最大手のウラン鉱山会社ということです。ATMストラドルは26

【ボラティリティ考察①】高ボラティリティ銘柄のプレミアム変化

以前、下記noteにて、ボラティリティの目安について書かせていただきました。ボラティリティの高い、低いの目安として、パーセンタイル・ランクを用いるのが有効ではないか?と。 今回は、その仮定が正しいかどうかを実際のボラティリティ、プレミアムの価格を1か月間記録して確認してみましたので、皆様にご報告させていただきたいと思います。 対象の銘柄今回の調査では、IV % Rankの高い銘柄を5銘柄、低い銘柄を5銘柄、合計で10銘柄を選定させていただきました。選定した基準は下記となり

ボラティリティの目安に関する考察

2022年も8月に突入しました!私の住んでいる町は気温36度を超す真夏日で大変暑い日が続いております。 さて、今日はボラティリティについてnoteを書いていこうと思います。ボラティリティの意味ついては、以前下記でご紹介させていただきました。 ボラティリティはその株価の標準偏差を表します。ボラティリティが10%ということは、今後1年間に±10%以内に収まる確率が68%であることを意味してます。 オプショントレードはボラティリティ・トレードと言われるほど、ボラティリティとは

【米国株OP】サクソバンク証券の現物決済方法について

サクソバンク証券で個別株オプショントレードをしていると避けられないのが現物決済です。サクソバンク証券では、「外国株式オプション取引ガイド」を発行して、現物決済方法について解説がありますが、よく理解できず、私も質問をいただくことが多いです。 実際、私もサクソバンク証券のCSに何度か問い合わせを実施したので、備忘録的に纏めておきたいと思います。 ただ、こちらはあくまでも私の(2022年7月17日現在の)理解であり、詳細はサクソバンク証券にお問い合わせをいただければと思います。

【米国株OP】LEAPSロングコールの魅力② ~ベア相場での対応方法~

前回のnoteでは、現物株を購入するよりLEAPSコールをロングする方が、優位性があることを説明させていただきました。 今回をオプショントレードを利用することで、下落(ベア)相場での対応方法について説明したいと思います。 将来的にはプラスで終えられると思ってます!私は、DISHという銘柄のLEAPS(満期:2024年1月19日)の22.5Cを、2022年4月11日に13.7ドルで購入しました。株オプションを100株単位となりますので、1,370ドルを支払って購入したことに

【米国株OP】LEAPSロングコールの魅力① ~現物株よりLEAPSコール!~

さきほどtwitterでLEAPSを使う魅力について呟いたのですが、改めてnoteで詳細を纏めてみました。 現在、DISHネットワーク(DISH)のLEAPSを利用して、LEAPSダイアゴナルスプレッド(LDS)を運用しているのですが、今週の決算発表で、予想を超える悪い数値が嫌気され、5/6(金)19.14%も下げる展開となりました。 ただ、私はなんとも思ってません。強がりでしょうか?そうかもしれませんが、将来的にはプラスで終えられる可能性が高いと思ってます。万が一、マイ