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人と人が共感をする事が難しいと僕が思う理由1

 今から書く事は、僕の見え方であり、こういう見え方もあるのだ・・・という事を理解した上で読んでください。

 よく共感したとか、その気持ちが分かる等々よく聞きますが、僕自身は人に共感する事が難しいな・・と思う事を書いてみます。

 人と人が共感しにくいと僕が思っている事のひとつに、自分が同じ様な境遇や体験をしていると人は共感しやすいと思いますが、僕はここに疑問を感じるのです。たとえば、同じ様な体験をしたとしても、その共感をした人の経験と違うという事です。つまり、その体験がにていても、人それぞれに、年齢や性格や置かれている状況が違うのであって、その全く違う状況下にある人が似た様な経験をしても、その経験から受け取る事は、同じにならないでしょう。ある人は、否定的にとらえ・・・別の人は、肯定的にとらえる・・・つまり・・・同じ様な体験をしたとしても、人それぞれに捉え方が違ってくる・・・つまり厳密にいえば・・・全く違う体験になるはずであり・・・共感できる・・・あなたの気持ちが分かるというのは、ズレが生じる事を理解できていれば、他の人の体験した事に共感したりする事が難しい事がわかり・・・安易に共感できないという事になると僕は思っています。

 もちろん僕自身も、悲しい出来事が起きれば、悲しいと感じますし、おめでたい事がおきれば、おめでとうと感じます。でも僕は、その瞬間に冷静になってしまう事が多くて・・・深く共感しにくい・・・ただそれだけです。その事を文章にすると、上記に書いた様な事になるかなと思います。

 他の人から見たら、冷たい人間に見えると思います。でも僕からすると、自分と他の人は違う以上・・・同じ体験は出来ないので。僕自身がある意味その人の感情に誠実であろうとするならば、自分自身の感情として、ある意味必要以上に共感してしまうのは、僕自身に嘘をつく事になり、その人に対しても嘘をつく事になるので、自分自身に正直であろうとすると、人が体験した事の感情にたいして過度に共感出来ないのです。

 僕自身は、自分自身の事をめんどくさい人間だと思っていますが、これが僕なのです。

 おそらくこういった人間は、少数だと思いますが、確実に社会にいると思います。そして、自分の周りの人達が、他の人にたいして、共感出来ているのを見て、自分が共感できない事に対して自分自身を責めるかもしれませんが、別の面からみたら、自分に正直に生きている事を知ってほしいと思い書いてみました。
 ちなみに、他の人が僕が感じた感情に対しては、中々共感してくれる事は少なかったです。よく繊細すぎや、考えすぎだとか様々な事を言われてきましたので、人の感情に対して冷静に見る様になっているのかもしれませんが・・・

 読んでいただきありがとうございます。

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