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DV-2021 (11) KCCに書類出した?

こんにちは。

日本ではもうすでに面接予約が来ているDV2021当選者もいらっしゃるとのことで羨ましい限りです。
私たち夫婦(CN 7000番台)の状況はというと、2月半ばにKCCに書類を出してから音沙汰がなく、毎朝メールの受信箱をチェックしてはうなだれるというのをここ数週間続けております。

今更ですが、コロナ大流行、デブ&若ハゲによる移民締め出し政策のおかげでDV-2021は大混乱の様相を呈しており、KCCや大使館による動き方が例年とは全く異なるため様々なことが予測困難になっています。DVロッタリーの救世主(無神論者らしいですが)と呼ばれるあのBritSimonでさえ「今年度は一切の予測をしない」と言い切っています。

例年であれば自分のケース番号(CN)がCurrentになった時点で「そろそろ面接のスケジュールがくるよね」とゆったり構えていられるのでしょうが、DV-2021に関してはそういうわけにもいきません。というのも、

①DS-260を提出しているのに、KCCから「必要書類を提出してください」というメール(Document Request)が来ない
②必要書類をKCCに提出していても、「書類を確認しました」メール(Document Confirmation)が来ない

というケースが多発しているからです。
「KCCからメールが来ないけど、どないしたらええのん?」という質問がBritSimonのところにも大量に寄せられているらしく、ビデオやブログでお告げが出されております。
私のしょぼけたブログよりはまずBritSimonSaysをご覧になっているでしょうから今さら感はあるかもしれませんが、かなり重要な内容なので念のためSimonのお告げの内容を日本語でまとめておこうと思います。

①DS-260を出したのに、KCCからDocument Requestのメールが来ないです。いつまで待ってればいいですか?

Simon:もう待たなくてよろしい。今年はKCCが明らかに正常運行しておらず、処理が追いついていない。なのでDS-260を出していてもDocument Requestが来ていない可能性がある。
Requestが来ている、来ていないにかかわらず、必要書類をKCCに出しなさい。自分のCNがCurrentになっていてもなっていなくても、DS-260を出したのならとにかく書類を出しなさい。
 #SendTheBloodyDocuments

(なお、KCCへの書類提出に関しては、当方のブログでも以前の記事でまとめております。)

② KCCに必要書類を提出したのですが、書類を確認したよOKだよ、のConfirmationが来ません。いつまで待ってればいいですか?

Simon:以下の通り状況に応じてアクションするべし。

(1)CNが高い人:
待機せよ。KCCはキャパオーバー気味でCNが低い案件を優先しているため、高CN案件の処理をするまでにはまだ時間がかかるものと思われる。辛抱強く待つこと。ただし一応以下のアドバイスには目を通して置くように。

(2)CNが低い、またはCurrentになっている人で、KCCに書類を送ったのが2か月以内の人:
待機せよ。

(3)CNが低い、またはCurrnetになっている人で、2か月以上前にKCCに書類を送った人:
以下のアクションを行うこと。
・送った書類が正しいものかどうかを再確認する。KCCへの書類提出に関するアドバイスはこのビデオを参照。
・KCCにEmailもしくは電話で、提出書類に問題がなかったかどうか問い合わせしてもよい。問い合わせをする場合は必ずフルCN、当選者本人のフルネームと生年月日を添え、いつ何の書類を送ったかを告げること。
・2週間ほど待ち、返事がなければ再度問い合わせる。
・必要であれば書類を再提出する。すべての必要書類をまとめて送ること。

(4)KCCに問い合わせしたら「なぜエントリー時にパスポート情報を提供しなかったのか」と逆質問が来た人:
理由を説明すること。もし「エントリー時にパスポート取得が間に合わなかったので」が理由だとすると、そこで試合終了の可能性大。
(日本人の場合これは該当する可能性低いと思います)

(5)KCCに問い合わせしたら "You should have received, or will soon receive, an email from the Kentucky Consular Center Giving you instructions to complete in order for your case to continue processing." と書かれた返信が来た人:
まだ書類の処理が終わっていないということなので、もう2、3週間待機して再度問い合わせ(できれば電話で)してみること。

(6)"Your case number is now current for interview processing." というメールが来た人:
面接の調整中、もうすぐ(月末までに)2NLが来ることが期待できる。ただしあなたの面接が行われる大使館が稼働している、という前提での話。
東京の大使館は2021年2月24日の時点でBビザ以外のすべてのビザサービスが再開されています。

待機ってつらいよね…

ちなみに我々は(2)に該当します。これを書いている時点(3月23日)で書類提出からまだ5週間程度しか経っていません。なのでもうちょっと待って様子見するしかないみたいですね。
KCCからの自動返信メールには「書類の処理は通常3から6週間かかります」と書かれていますが、上述のSimonからのアドバイスの通り今年は2か月程度かかっているケースが多いようです。今の時点でKCCにメールすることもできますが、それで返事が来なくてイライラするのも嫌なので、今はひとまずSimonのお告げに従おうと思います。

日本語の書類は内容確認のため日本語の分かる部署・担当者に転送されているらしく、英語書類のみで完了する国の人たち(オセアニア、南アフリカ等)に比べると時間がかかるのかもしれません。
ただし日本の公式文書管理は信頼性が高く偽装・詐称の懸念が少ないため、信頼性に関しては最小限のチェックで済んでそうな気がします。「日本出身でよかった」と感じる稀有なタイミングです。

KCCへの書類提出はDV手続きの中でも非常に重要なステップのようですので、皆様も今一度ご自身が提出した書類の中身をチェックして漏れがないことを確認しましょう。

どうでもいい話ですが、「待機」という言葉を何度も書いていたら「乱暴と待機」という映画を思い出しました。浅野忠信と小池栄子という私の二大好物に加え、手堅く脇を固めるのは山田孝之、美波。稲城という都内の辺境でこの4人が一堂に会して撮影してたのかと思うとそれだけで興奮します。機会があったらご覧下さい。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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