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鯖江市・若手職員提案制度のメンタリングを終えました

鯖江市・若手職員提案制度の、職員らによる最終プレゼンが終了。若手職員提案制度は、ボトムアップからの組織/都市変革を促そうとする現市長の強いリーダーシップのもと取り組まれているイニシアチブです。今回は3チームが参加してくれました。森と新山さんとでおよそ3ヶ月にわたりメンタリングを実施。

提案内容はそれぞれ以下の通り。
▷ 音楽を手段に眼鏡を掘り下げる「眼鏡」×「音楽」
▷ 防災をテーマにした「備えのトリセツ」
▷ 選ばれるまちさばえの職員採用

特に個人的には職員採用に関する提案はクリティカルでした。福井県庁や越前市の応募者数は横並びである一方、鯖江市はここ数年で応募者数が半減。その情報公開の少なさや、応募者目線の不足を指摘し、市長からも「早急に取り組む必要がある」さらには「もっと予算をつけてもいい」との言葉も。これを契機に、鯖江の採用への取り組みは大きく変容するはず(というかそうなってもらわないと困る、笑)。および、人事課長から彼らに向けた、「ありがとう」という言葉を聞けたのは何よりだった。

今回の職員提案制度については、それぞれプレゼンの内容もさることながら、プロセスのなかで部課長らとの調整を経て実行可能性を高めてきた市役所職員の検討プロセスはさすが。および今回のプロジェクトを一緒に取り組んできたチームも、財務課や各部課長らを巻き込んだ議論の場を構築してくれました。佐々木市長は「皆さんの声を」と言い続けてきたが、ボトムアップから変化を生み出そうとする佐々木市政の、ひとつの大きな成功例になったのではないか。

プレゼンテーションは、福井新聞および日刊県民福井にも取り上げていただきました。僕たちの約3ヶ月の伴走も一旦これにて終了。お疲れさまでした。


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