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自己紹介_2021年7月

こんにちは、森一貴(Kazuki Mori)です。

1991年に、山形県新庄市で生まれました。東京大学にて地理学をまなび、アビームコンサルティングにて働いたのち、2015年に福井県鯖江市へ移住。

「社会に自由と寛容をつくる」をコンセプトに、フリーランスのプロジェクトマネージャー/サービスデザイナーとして活動しています。2021年9月より、フィンランドのアアルト大学Collaborative Design修士コースへ進学予定。

主なプロジェクトに、以下があります。

・職人に出会い、ものづくりを知る。福井の工房一斉開放イベント「RENEW(リニュー)」元事務局長(2017〜2020)
・半年間家賃無料でゆるく住んでみる全国連携移住事業「ゆるい移住全国版」元プロデューサー(2018〜2019)
・「ほしい未来を自分でつくる人を育てる」を掲げる探究型学習塾「ハルキャンパス」元塾長(2017〜2019)
・鯖江市にて3軒シェアハウスを運営(2018〜)

鯖江への移住の経緯等については以下。


1. 考えていることの基盤

「自由で寛容な社会」を目指しています。

今のところ、僕は次のような状況を最も美しいと思っています。

人々が自然な状態でいるとき、なにかが自然に発露し、重なりあい、変化しあい、全く想像もしていなかった景色が生まれること

上記を実現し続けていくことが僕の行動原理であり、またやりたいことです。そのために必要なプロジェクト、仕組み、組織、産業、文化などを生み出していきたいと考えています。

15年後くらいの目標としては、誰もが幸せに暮らせるような、小規模スケールの理想的な社会(3万〜7万人くらいでしょうか)を実現したいと思っています。

- Keywords : 自由、寛容、多様性、可変性、可能性、余白、Empowerment
- Influenced by : アマルティア・セン、イヴァン・イリイチ、エツィオ・マンズィーニ、E.F.シューマッハ、ヤン・ゲール、ジェイン・ジェイコブス、鈴木大拙、ジョン・デューイ、岸政彦

(参考)

以下の記事にて、自由の定義や、その実現方法に関する試論を公開しています。

2. やってきたこと

上記の想いをもとに、いくつかのプロジェクトに携わってきました。簡単に紹介します。

1)RENEW(リニュー)

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眼鏡や漆器、繊維など、ものづくりが盛んなまち・福井県丹南エリアを舞台に、1年に3日間だけ、工房を一斉開放するプロジェクト。およそ80社の工房を開放し、来場者は職人自らによる工房見学やワークショップなどを楽しむことができます。ほかにも、特別なマーケットやトークイベントなども。例年、来場者数は延べ30,000人を超えます。

主な賞に国交省地域づくり表彰最優秀賞(2020)、総務省ふるさとづくり表彰総務大臣賞(2010)、グッドデザイン賞(2019)など。これら取り組みの結果、5年間で30を超える店舗やギャラリー等が新たに誕生しました。

森はRENEWが始まった2015年より参画。2017年〜2020年は事務局長/プロジェクトマネージャーとして、関わる人々(デザイナー、職人、行政など)のあいだを翻訳・調整しながら、企画、資金調達、人材調達、タスク/スケジュール管理等々を総合的に担いました。

また同時に、多様な生き方を後押しすること、主客を融解させて参加の余白をつくることなどをテーマに、RENEW内のプロジェクトとして、産地の合同採用説明会「産地の合説」や、産地とRENEWのサポーターチーム「あかまる隊」の事業企画・立ち上げ等を担っています。

2020年度の体制図は以下の通り。

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2)ハルキャンパス

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「ほしい未来を自分でつくる人を育てる」をコンセプトに掲げる探究型学習塾を、2017年〜2019年までの3年間運営していました。小規模な塾(最も多い時期で8名程度)ですが、子どもたちがやりたいことを、伴走しともに実現するという手法をとり、様々なプロジェクトに取り組んできました。

主な事例が「Youtuberプロジェクト」です。

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当時小学5年生だった子どもたちの「Youtuberになりたい!」という声をもとに、子どもたち自ら職人らに連絡し、取材し、撮影し、編集し、Youtubeにアップロードするまでを自分たちで実現したプロジェクトです。

森はハルキャンパスの創業者として、全体のコンセプト立案、企画、プログラムデザイン、運営、WEBサイトのコーディング等を担いました。

3)ゆるい移住全国版

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ゆるい移住全国版は、半年間家賃無料で5つの都市に住むことができる体験移住プロジェクト。本質的には、体験移住の促進というよりも、全く新しい環境のなかで、生き方を問い直し、自分自身で生き方をつくっていくための場を実装する、実験的なプログラムです。

そもそものはじまりは2015年に、若新雄純をプロデューサーに迎え、鯖江市が自主事業として実施した「ゆるい移住」がきっかけで、これを森が引き継いで全国展開した形になります。

「ゆるい移住全国版」のほか、シェアハウス等をはじめ複数のプログラムを通じて、合計20名以上が鯖江市に移住しました。

4)シェアハウスの運営

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福井県鯖江市河和田地区にて、3軒のシェアハウスを運営しています。本質の不在、主客の融解、可変性の設計など、いくつかの実験的な思想を盛り込みつつ(=めっちゃテキトー、という意味です)、2021年7月現在、15名程度が住んでいます。

2021年GOOD DESIGN Marunouchiにて開催された「山水郷のデザイン – 自立共生のためのナラティブ」にて展示されました。

シェアハウスの様子は以下をどうぞ。

5)その他

◯デザインワークのプロジェクトマネージャー

TSUGIの皆さんと、いくつかのデザインワークについてプロジェクトマネージャーとして伴走しています。主なプロジェクトとして、日華化学イノベーションセンターのブランディングプロジェクトや、福井駅前再開発A街区・仮囲いデザインプロジェクトなど。仮囲いプロジェクトでは、仮囲いを通じて再開発と市民をつないでいくことをテーマに、企画段階から市民参加型のデザインを盛り込んでいます。

◯行政関連のプロジェクト

福井県庁内に「パブリックデザインラボふくい」を設置するための提案およびコンセプト立案を担いました。また、福井県庁の政策デザインにおいて、サービスデザイナーとしていくつかの事業に関わっています。

◯ライティング

いくつかの記事を書いています。主なものに以下など。

その他、WEB制作や資金調達支援(補助金提出支援)などもいくつか手掛けています。

3. 個人的なこと

- 生活理念は「自由にかろやかに」。自由にかろやかに。ひょうひょうと、踊るように、おだやかに、ゆるやかに、テキトーに、ハッピーに暮らすことが僕の生活にとって最も重要です。

- 音楽が好きです。Sly & the family stone、Earth, Wind & Fire、Aretha Franklin、Erykah Badu、東京スカパラダイスオーケストラ、John John Festival、ラッキーオールドサン、homecomings、ハナレグミ、永原真夏など。

- 演奏もします。ハナレグミ、星野源の弾き語りなど。どちらかといえばドラマーのほうがしっかりやってきました。

- お酒が好きです。特に日本酒と🍺。大体酔いつぶれてます。

- 地図・地理が好きです。

みなさん、よろしくお願いします。


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