まぼろし~!の本の続き2

 自分が感じたままで相手に対応すると、意外な発見があります。はじめはムカついていたのに、話していくうちに、「結構いいところがあるじゃない」というように、別の側面が見えてくるのです。さらに交流が深まっていくと、「やっぱりイヤなおっさん」と思うかもしれませんが、それも再びくつがえされます。自分の感じるままにしていくと、その時々で相手への印象が変わっていくのです。そして、次第に自分が相手との距離をうまくコントロールしていくことに気がつきます。意識しなくても、自分がそのとき感じる感情によって自然と相手への対応が決まり、感情のままに対応することで、相手との絶妙な距離を保つことができて、必要以上に問題を引き出すことがなくなるのです。心の中で悪態をついてもかまわないのです。逆にそれが必要だったりするのです。心の中で悪態をついておけば、その感情は不思議と長く続かないのです。相手への印象は自然と移り変わるので、後で悪態をついたことが恥ずかしくなくなります。
 こんな体験をしていくうちに、自分の心こそ信用できないことに気がつきます。自分が正しいと思っていたことが揺らいできます。自分の中にあったルールが崩れていき、何が正しいかわからなくなっていきます。そして、これまでより柔軟に生きられるようになるのです。

相手に失礼な事を言われて、「いつまでも引きずっててダサい」とか「相手も悪気はなく、無意識に発言してるんだろうから(その無意識の言動が困るんだけど・・)」など、人を悪く言うのはよくない、という教えがあるから、心にまで大人の態度を強いていた。態度に出そうだけど(笑)、心では舌打ちしまくってよう!私にはそれぐらいが丁度よい。「感情を感じきる」ね。

サクセスセラピーメモ、もう少し続きます・・・

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