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『荒地』は有料だよなぁ!!激安茶単で戦場を塵に変えろ! 5KEDH 穢すもの、ウラモグ

 大人気の、タイタンの名を冠するエルドラージ三柱、あなたはどの柱を信仰しているだろうか?

 私は攻撃的な腕足いっぱいの『ウラモグ』様を信仰している
 単に”ビジュアルが好み”だからである。

 『穢すもの、ウラモグ』は唱えれば大量追放、殴れば滅殺Xと超EDH寄り!殴りジェネラルの素質十分と言えるだろう。

 絶え間ない飢餓、ウラモグで長く遊んできた私は、これを元手に構築を開始!
 しかし『穢すもの、ウラモグ』の初動は4000円!
 8割が抜けてスカスカになった!

 さらに無色土地は全て有料!
 こんな事でデッキになるのか?!

 なるかは置いといて、やっぱりあるぞ格安シナジーカード!
 特徴的な追放カードの確保以外にも、『ウラモグ』だからこそ活躍するカード達を紹介する!

 5KEDH茶単の魅力(と現実)をご覧にいれよう!


デッキリスト

【統率者】
3500円《穢すもの、ウラモグ/Ulamog, the Defiler
【マナ加速】34枚
10円《太陽のタリスマン/Sol Talisman
20円《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice
30円《秘儀の印鑑/Arcane Signet
10円《精神石/Mind Stone
10円《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating
20円《虹色のレンズ/Prismatic Lens
30円《思考の器/Thought Vessel
20円《邪神の偶像/Idol of False Gods》☆ブロッカー生成
20円《砕けたパワーストーン/Fractured Powerstone
30円《アイレンクラッグ/The Irencrag
10円《極楽の羽ばたき飛行機械/Ornithopter of Paradise
10円《ミリキン人形/Millikin
20円《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone
10円《パラジウムのマイア/Palladium Myr
20円《霊体のヤギ角/Astral Cornucopia
10円《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot
10円《統率者の宝球/Commander's Sphere
10円《名誉ある家宝/Honored Heirloom》墓地対策(追放)
10円《不安定なオベリスク/Unstable Obelisk》除去
10円《清純のタリスマン/Pristine Talisman
30円《彫り込み鋼/Sculpting Steel
20円《鼓舞する彫像/Inspiring Statuary
10円《鋳造所の検査官/Foundry Inspector
20円《類似の金床/Semblance Anvil》★
20円《ジョイラの使い魔/Jhoira's Familiar
12円《ウル=ゴーレムの目/Ur-Golem's Eye
10円《ストーンスピーカー・クリスタル/Stonespeaker Crystal
10円《シッセイの指輪/Sisay's Ring
10円《面晶体の記録庫/Hedron Archive》アド
30円《金粉の水蓮/Gilded Lotus
20円《地平石/Horizon Stone
10円《夢石の面晶体/Dreamstone Hedron》アド
30円《走り回る侵略/Skittering Invasion
【速攻付与】4枚
10円《速足のブーツ/Swiftfoot Boots
10円《闊歩するものの装具/Strider Harness
10円《勝利の戦車/Chariot of Victory
10円《憑依の外套/Haunted Cloak
【その他強化・耐久】5枚
10円《アトラクサの疾牙/Atraxa's Skitterfang》☆
30円《創造の破壊者/Breaker of Creation》☆ライフ回復
10円《殴打骨/Batterbone
20円《狭い空間/Crawlspace
30円《屍賊の死のマント/Nim Deathmantle
【踏み倒し・リアニ】6枚
10円《晶洞ゴーレム/Geode Golem
10円《コジレックの職工/Artisan of Kozilek
10円《焚火/Campfire》☆
10円《魂分離機/Soul Separator》☆
20円《恐怖のドールハウス/Dollhouse of Horrors》☆
25円《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》★
【アド源】10枚
30円《終末を招くもの/Endbringer
10円《砂岩の予言者/Sandstone Oracle
20円《アイ・オヴ・ヴェクナ/Eye of Vecna
30円《神秘の炉/Mystic Forge
20円《ギラプールの宇宙儀/Ghirapur Orrery》☆
30円《飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight
20円《精神の眼/Mind's Eye
20円《ニンの杖/Staff of Nin
40円《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable》☆
30円《驚異のるつぼ/Wondrous Crucible》★
【除去・妨害】5枚
20円《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》トークン対策
20円《映し身人形/Duplicant》追放
15円《選別の秤/Culling Scales》トークン対策
20円《ミミックの大桶/Mimic Vat》追放、墓地対策
10円《王神の立像/God-Pharaoh's Statue
【土地】34枚
10円《邪神の寺院/Temple of the False God
10円《魔道士輪の魔力網/Mage-Ring Network》マナ蓄積
10円《憑依された沼墓/Haunted Fengraf》墓地回収
10円《オパールの宮殿/Opal Palace》カウンタ乗せ
10円《魅惑の洞窟/Captivating Cave》カウンタ乗せ
10円《捧げ物の穴/Pit of Offerings》☆追放 墓地対策
10円《ならず者の道/Rogue's Passage
10円《接続トンネル/Access Tunnel
10円《スコフォスの迷宮/Labyrinth of Skophos》攻撃・ブロック妨害
10円《砂嵐の境界/Sandstorm Verge》ブロック妨害
10円《ヴォルダーレンの居城/Voldaren Estate》ルーティング
10円《トカシアの採掘場/Tocasia's Dig Site》ライブラリ操作
10円《研究堂/Study Hall》ライブラリ操作
10円《素朴な農場/Bucolic Ranch》ライブラリ操作
10円《精霊龍の墓/Tomb of the Spirit Dragon》ライフゲイン
10円《ファイレクシアの核/Phyrexia's Core》ライフゲイン
10円《光輝の泉/Radiant Fountain》ライフゲイン
10円《ミシュラの工廠/Mishra's Factory
10円《戦慄の彫像/Dread Statuary》ミシュラン
10円《隠れ石/Stalking Stones》ミシュラン?
10円《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern
10円《ウルザの工廠/Urza's Factory》トークン生成
11円《流砂/Quicksand》生贄:除去
10円《不安定な断層/Volatile Fault》生贄:特殊土地破壊
10円《浸食する荒原/Encroaching Wastes》生贄:特殊土地破壊
10円《謎めいた洞窟/Cryptic Caves》生贄:ドロー
10円《領事の鋳造所/Foundry of the Consuls》生贄:トークン
10円《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle》生贄:トークン
10円《マキンディの玉座/Throne of Makindi》杯&角笛用
10円《有望な鉱脈/Promising Vein
10円《ホビット庄の段々畑/Shire Terrace
10円《ミラディンの核/Mirrodin's Core
10円《霜歩き砦/Frostwalk Bastion

4993円

これ強いよね



デッキコンセプト

 統率者戦で『穢すもの、ウラモグ』の能力を生かす方法について考察すると、至ってシンプルな答えが出ると思う。

 唱えた時の追放・護法・+1/+1カウンター・滅殺Xを比較した時、「ライブラリ半分はえぐいけど、滅殺X通れば勝ちじゃない?」というのが私の感想だった。

 過去一EDH向きな”唱えた時能力”は、滅殺Xの確保と対戦相手のゲーム猶予を奪う大変強力なもの。
 コンボデッキを狙えば間違いなく致命傷だし、ロングゲームは望むべくもない。

 そしてカジュアルEDHであれば6マナ以上のカードも散見される。
 滅殺5~7でコンバットが成立すれば、対戦相手1人がほぼ間違いなく更地になるだろう。

 つまり「除去されても唱え直して強く、攻撃した時点で1人敗北は確実」という事。
 ”統率者ダメージ以外で対戦相手を撃退できる「殴りジェネラル」”と言っても過言ではないわけだ。

 そんなわけで「最速か速攻装備付きで展開してさっさと殴ろう!」というのが、なんとも想像通りな本デッキの基本コンセプトだ。

無限に再録されてる外套君
装備1がえらい
警戒に救われる事多し


 あまりにもすっきり紹介が終わってしまったので、昨今人気の『コジレック』との比較や、『絶え間ない飢餓、ウラモグ』を組んだ経験もあるため、その違いなどに触れたいと思う。

 まず2柱の違いだが、初代からずっと『ウラモグ』は妨害、『コジレックは』アドを稼ぐデザインをしている。

 この点が非常に大きな違いであり、『コジレック』の遊びやすさにつながっている。だから『ウラモグ』使いは、その攻撃性をどう生かすかが腕の見せ所だと思っている。

 そして同時に、アドの稼ぎ方を適切に変えられるのが、『ウラモグ』デッキの特徴だと考えている。

ウラモグ長年の相棒
先人Sに感謝
とめどなくリソースを吐き続けるガン攻めプレイがか可能だぞ!


 『絶え間ない飢餓、ウラモグ』の2枚追放は、構築では大変強力だったが多人数戦では除去以上の効果は望めない。加えて追放もコンボ対策にはなるが今一歩で、誘発を増やすぐらいなら統率者ダメージを狙ったほうが早いという結論だった。

 ので私は『ウラモグ』を除去・コンボ阻害・壁として酷使しつつ、勝ち手段をコンボにし、アド源はサーチに寄せていた。

 デッキ内はどうしてもマナ加速の割合が大きいため、毎ターンコツコツ引いても有用カードを引き込むのは難しいためだ。

 これ自体はうまくいき、真っ青な腕と真っ赤な触手で何度も暴れることができたため大変満足していた。

 一部プレイヤーが好物の大混乱アーティファクト
とは言うが、追放・手札以外からのキャスト・唱えた回数稼ぎ等、活用法が多い
インスタント除去&コンボ妨害・展開遅延と本デッキも高相性


 比較して今回の新『ウラモグ』だが、上記のように攻撃面が強力であり、唱えて強く、相手が捌けなければ実質勝利。

 つまり許されるまで、あるいはこちらのリソースが切れるまでキャストし続ければ良く、アドは次回キャスト用のマナを常に確保する動きが一番勝ちにつながると考えられる。
 のでアド源について言えは、質より量があれば良いよいに思う。


 最後に、新『ウラモグ』の強みである滅殺Xのカウンターはなんと出るに際しチェックが入るため、今回はリアニメイト等踏み倒しが効果的
 無色では難しい動きだが、不可能ではないぞ!

 「統率者ダメではなく滅殺で滅ぼす」デッキだからこそできる事がある。
 おすすめカードで紹介するぞ!

統率者回収カード
墓地からでも良いのがありがたい



デッキの理想と現実

 大人気統率者である新『ウラモグ』は発売から1週間経っても大変高額で推移している。
 「でも95枚2000円で組んだ事あるし余裕やろ!」と軽率にデッキを組み始め、致命的ともいえる問題に直面した。

 「あ、荒地、有料やんけ・・・・。(しかも15円)

 5KEDHルール検討時に「基本土地無料にしようぜ!」となった根拠は”リミテッド構築ルール”から来ている。
 ぶっちゃけ「構築と金額制限を少し緩和できるかな」程度の考えだったが、一応これに則り氷雪土地も有料としていた。

 ので荒地は有料である!
 そして荒地は15円と高い!!
 「こんなもん積ん出られるか!」と格安土地捜索の旅に出る私。

 「で、でもまぁ7円ジェネラルズとかおるんやし、なんとか、なんとか・・・5円の土地とかあるやろ!」 
 と探し回った結果、アンタップイン無色土地では存在しなかった

 最低額10円!
 カード名検索される頻度を考えれば仕方がない事なのか?!!

 『ウギンの目』どころか『エルドラージの寺院』も論外。
 本デッキは茶単でありながら『荒地』非搭載のデッキとなった。

 というわけで、土地にどう頑張っても340円ほどかかってしまう所から構築がスタートした

唯一のタップイン土地
実質無色版『ボジューカの沼』
言い過ぎ?


 そしてトドメが『ウラモグ』の価格。
 モダクラホラ3発売直後、絶望的とも言える値段でスタートする。

 執筆時新『ウラモグ』の価格は4000円。
 「1枚ほぼ10円制限となるともうマナファクトすら取れずさすがにデッキにならないぞ」と、5000円じゃないデッキの紹介を覚悟していたが・・・

 6月17日 『穢すもの、ウラモグ』 3500円!!!

 1枚当たりの上限が一気に1.5倍(15円)となり、光明が見えたのだった。
 そんなわけで、土地込み1500円!土地以外なら1160円で作られている!

 『穢すもの、ウラモグ』を引き当てたそこのあなた、パック1つ我慢してこちらのデッキ組んでみてはいかが?

お試し枠
10点以上の回復が見込める点が魅力
タフネス4をどう見るか



おすすめ&おされカード(金額制限なし!)

 本記事は5KEDH紹介記事なのでこれを目指していたが、最低価格をチェックして一喜一憂しながらも、

 「さすがにこの額だとマイナーおすすめカードも入らんぞ?」とか
 「『ウラモグ』組みたい人はこの額で組まないのでは?」とか

 冷静な自分が囁いてくるので、ここでは”金額制限を気にせず”おすすめカードを紹介したいと思う。
 もちろん格安おすすめカードもあるので、合わせて紹介するぞ!


類似の金床/Semblance Anvil

 手札から追加リソースを要求する代わりに3マナで2マナ軽減するアーティファクト。
 新『ウラモグ』なら展開しながら「追放」することができるかなり高相性なカード。
 なお失ったリソースを取り戻す手段はない。追放なんだから当然だろ!

 2マナ変わると話が変わってくるファクトは非常に多いのでコストに見合った動きをしてくれる事も多いし、べつにファクトでなくても良いため他デッキでも活躍が見込める。
 呪文系デッキでも悪さができるカードだ。

 気になった人はぜひお試しあれ。


驚異のるつぼ/Wondrous Crucible

 7マナで語法付与と墓地カードのランダムコピートークンを出すアーティファクト。
 兄弟戦争・統率者デッキのカードだ。

 茶単10マナ統率者デッキなら、6マナか7マナかは些細な問題なので、防御力が上がり追放ギミックもあるなら十分高評価。
 ランダム性も上記の通りマナ加速でOKなので問題にはならないだろう。

 一応だがこれで『ウラモグ』が的中すれば、「コピーして唱えている」ので追放も使えるぞ!(『等時の王笏』を参照)

 なにより30円!!カード2枚分の価値はさすがにあるだろう!



リザレクション・オーブ/Resurrection Orb

 屍賊の死のマントの流れを汲むクリーチャー復活系装備
 なぜか絆魂がつく。なんで???
 屍賊の死のマントも威嚇つくしまぁそんなもんか・・・

 一応装備していないと反応しないため装備対応除去を受ける欠点はあるが、死亡してほしくないクリーチャーを守りつつ絆魂でライフレースが有利になるため、殴りジェネラルと非常に相性が良い

 供給が少なくてどんどん値上がってしまい、初動でいいもん拾ったと思ってたら積めなくなって活躍したことが無い悲しいカード。


破滅の伝導者/Conduit of Ruin

 別名『破滅を導くもの』
 日本誤訳チームが「同じパックで同名カードを生み出す」実績を解除したいわくつきカード。

 『ウギンの聖域』同様、『ウラモグ』を唱えた後手元に『コジレック』がいるとぶっちゃけめっちゃ嬉しい。
 ので大いなる歪み、コジレックを探してこよう!

 このリストでは入ってないぞ!


コンフェッション・ダイアル/Confession Dial

 ドクター・フー統率者デッキの墓地利用アーティファクト。
 タップで対象にした伝説のクリーチャーに脱出を付与することができる。

 無色で?!ファクトで?!!
 実質『死の国からの脱出』じゃん!!!


 『死の国からの脱出』かはさておき、墓地から唱えられる、カードを選んで追放できる、無色で軽いといい所しかない、新『ウラモグ』のためのカード

 新『ウラモグ』に限らず、全てのエルドラージ統率者におススメしたい


骨の結界/Ward of Bones

 知る人ぞ知る、展開を強力に縛る妨害アーティファクト
 本デッキであれば、対戦相手はほぼファクトと統率者以外唱えられなくなるだろう。

 非常に偏りのある構築をする無色エルドラージデッキでこそ光るカード

 プレイやキャストのみを縛るカードであるため、これを抜けられる能力持ちのデッキでも活躍するかもしれない。


永遠の聖域/Sanctum of Eternity

 あんまり搭載されているのを見ない、統率者用特殊土地
 当然自ターンのみだが、統率者を手札に戻すことができる

 唱え直して強い統率者なら採用する価値は十分にあるだろう。
 つまり唱えた瞬間仕事をするエルドラージとの相性は抜群だ。

 現状再録が無いのでじわりじわりと値上がっている。
 気になる人は早めにゲットしよう!


王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift

 このカードの存在に思い至った者がどれだけいるだろうか!
 (けっこういるかな?)
 
 墓地の『ウラモグ』を追放することで、4/4速攻滅殺Xのウラモグトークンを生成することができるぞ!

 残念ながら『ウラモグ』を追放したままにしておくと二度と帰ってこないため、状況起因処理移動するだろうから滅殺10とはいかないが、墓地にいるという事は一度唱えているという事だろう。
 既に十分な数が確約されているはずだ。
 (※統率者の領域移動に関するルール:統率者が領域を移動した際

 そしてこのコピートークン、残るのである!

 この手のカード実はけっこうあって、魂分離機/Soul Separator恐怖のドールハウス/Dollhouse of Horrorsがある他、ラゾテプの採石場/Lazotep Quarryで自身をサクっても良いし、多勢の兜/Helm of the Hostでも大暴れできるだろう。

 ただ魂分離機は恐らく7/7ゾンビが即座に死亡するし、他のものも全て『ウラモグ』を唱えると対消滅してしまうので注意しよう。

 茶単でありながら速攻トークンで盤面をズタズタにしてくるトリッキーな動きが可能だ。新『ウラモグ』ならではの個性的な動きと言えるのではないだろうか。


おわりに

 まず遊んでみた感想をさらっと。

 「正直デッキパワーが足りないだろう」と思っていたが、意外とそんなことないかもしれない
 このリストだとマナファクトの質的に7マナ程度で止まるのだが、重めのアド源や妨害に自然とつながるので、以外とやれる事がある。

 そしてジェネラルさえ出れば一気にゲームの主役だ。
 滅殺7くらえば誰だって辛い。そりゃそうである。
 ジェネラルが強ければなんとかなるのだ。

 当初「プレイが単調になりそう」と予想していたが、逆にキャストまでいかに耐えるか工夫する余地があるし、ジェネラルが出てからはゲームの趨勢を決する一手になっている感があって大変スリリングだった。

 紆余曲折あった結果本デッキはなんと初陣で白星を飾っている。

 ただ次からはキャスト前に袋叩きにされるだろう。
 そういうデッキだ。ファクト対策と同様、真摯に受け止めていこうと思う。


 金額制限無色で面白いと感じたのがこの「統率者キャストまでのやりくり」で、胡乱な3マナファクトや無色土地等で、かなりいろんな事ができて興味深かった

 高額なマナ加速や全除去が無くとも普通に戦えるデッキになると感じている。
 (さすがに「あと500円かけられれば!」と思わずにはいられないがw)

 最速キャストを目指すと三柱関係なくデッキが似通ってしまうが、金額制限だと逆に”環境に合わせたカードチョイス”すらできる構築の幅が生まれている。

 幸いな事に強力なシナジーカードかどれも格安なので、デッキパワーの調整がてら、共に個性的な三柱デッキに仕上げてみるのはいかがだろうか?


某”要塞級”のようなビジュアルの限定Ver
のたうつような動きのある、有機無機入り混じる姿がたまらないな!
(信奉者だ、そっとしておいてあげよう)

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