【EDH】除去では止まらぬ持久力!! 5KEDH ポルクラノスの再誕/破滅のエンジン、ポルクラノス
『ポルクラノス』はテーロス次元に住まう古今最強の怪物だ。
テーロスでは世界を喰らう者として恐れられ、初代『ポルクラノス』はストーリーでも構築でも"とてつもない"猛威を振るった。
その後エルズペスに打ち取られたわけだがその後も死の国にありつづけ、神々がまたまたやらかして死の国まで裂け目が生じた時、エルズペスと一緒に脱出を果たした。
二代目『ポルクラノス』も、脆くはあれど攻撃性やスタッツは相変わらずの豪快で魅力的なクリーチャーだったな。
3度目の登場となる今回、ついに生者の世界へと再誕を果たした『ポルクラノス』はゾンビでなくなり、カウンターではないが緑らしい優秀なスタッツを持って帰ってきた!
そしたら新ファイレクシアの侵攻があって完成しちゃった♪
所構わず拾い食いするから・・・
大好きな『ポルクラノス』と大好きな『ファイレクシア』が融合した全私歓喜のクリーチャーだったが、統率者に据えた時の強みは何だろうか?
表のマナレシオは優秀だが裏へのマナ要求変身は大きなテンポロス。
キーワード能力は耐久寄り、トークンの質は高いがEDHでは心もとなく、裏面ありきで構築するのはリスクが高そうだ。
そこで今回は、ハイドラと+1/+1カウンターに寄せた持久戦デッキに仕上げてみた。ハイドラの打点を着実に伸ばし、かつ除去は破滅のエンジンがカバーする鉄壁の布陣!!
当然、セレズニアのカウンターシナジーも強力だ!!
ハイドラトークンを強く使い持久力で世界を飲み込め!!
5KEDH ポルクラノス再誕 2022.6
【統率者】
80円《ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn/破滅のエンジン、ポルクラノス/Polukranos, Engine of Ruin》
【ハイドラ達】18枚
20円《飢餓ハイドラ/Hungering Hydra》
60円《変幻のハイドラ/Protean Hydra》
300円《心優しきハイドラ/Benevolent Hydra》(シナジー)☆
200円《鋼喰みのハイドラ/Steelbane Hydra》(妨害)
20円《起源のハイドラ/Genesis Hydra》
22円《巨森のハイドラ/Vastwood Hydra》
80円《ネヴァーウィンターのハイドラ/Neverwinter Hydra》☆
20円《頭巾被りのハイドラ/Hooded Hydra》
30円《マナ喰らいのハイドラ/Managorger Hydra》
60円《荒ぶる再生者/Rampant Rejuvenator》(マナ)☆
450円《カロニアのハイドラ/Kalonian Hydra》(強化)☆
160円《ウルヴェンワルドのハイドラ/Ulvenwald Hydra》(強化)
25円《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher》
22円《ハイドラの繁殖主/Hydra Broodmaster》
20円《仮面の蛮人/Masked Vandal》(妨害)
29円《鏡の精体/Mirror Entity》(フィニッシャー)
20円《生類解放/Uncage the Menagerie》★
80円《仮面林の結節点/Maskwood Nexus》
【強化パーツ】11枚(19枚)
11円《月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch》
10円《ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Prime》(マナ)
70円《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》(守り)
10円《忠実なユニコーン/Loyal Unicorn》
60円《活力を穢すもの/Defiler of Vigor》(マナ)☆
80円《ピールの気紛れ/Pir's Whim》(妨害)
20円《光輝の運命/Radiant Destiny》
30円《フェリダーの撤退/Felidar Retreat》
120円《聖戦士の進軍/Cathars' Crusade》☆
29円《壮麗な日の出/Glorious Sunrise》(マナ・アド)
30円《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》★
【シナジー】5枚
90円《硬化した鱗/Hardened Scales》
7円《囁かれる希望の神/Kami of Whispered Hopes》(マナ)
130円《光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth》★
20円《神とともに/One with the Kami》(フィニッシャー)☆
150円《オーラの破片/Aura Shards》(妨害)
【フィニッシャー】6枚
2円《アブザンの鷹匠/Abzan Falconer》
30円《ムーアランドの救助者/Moorland Rescuer》(復帰)★
150円《遺棄の風/Winds of Abandon》(妨害)
20円《質素な命令/Austere Command》(妨害)☆
32円《圧倒する暴走/Overwhelming Stampede》
310円《エルドラージの碑/Eldrazi Monument》(生贄)☆
【お守り】8枚
40円《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
160円《スパイクの織り手/Spike Weaver》(強化)
230円《守護の鱗王/Guardian Scalelord》★
40円《太陽のタイタン/Sun Titan》
10円《カルニの待ち伏せ/Khalni Ambush》(土地)
70円《バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery》(土地)
7円《鼓舞する呼び声/Inspiring Call》(アド)
50円《狂信的傾倒/Fanatical Devotion》(生贄)
【アドバンテージ】7枚
7円《調和/Harmonize》
30円《重大な落下/Momentous Fall》(生贄)
20円《野生語りの帰還/Return of the Wildspeaker》(フィニッシャー)
16円《巫師の天啓/Shamanic Revelation》
50円《リシュカーの巧技/Rishkar's Expertise》
180円《よりよい品物/Greater Good》(生贄)
40円《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
40円《精霊の絆/Elemental Bond》
【マナ加速】13枚(20枚)
20円《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
40円《フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves》
40円《東屋のエルフ/Arbor Elf》
90円《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
20円《繁茂/Wild Growth》
80円《太陽の指輪/Sol Ring》
50円《自然の知識/Nature's Lore》
30円《紋章旗/Heraldic Banner》(強化)
20円《はびこり/Overgrowth》
45円《スカイシュラウドの要求/Skyshroud Claim》
30円《辺境地横断/Traverse the Outlands》
30円《ミラーリの目覚め/Mirari's Wake》(強化)
50円《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
【土地】30枚
7円《統率の塔/Command Tower》
40円《梢の眺望/Canopy Vista》
20円《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
4円《セレズニアの聖域/Selesnya Sanctuary》
20円《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwo》(強化)
50円《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》(強化)☆
30円《カーンの拠点/Karn's Basti》(強化)
4円《オパールの宮殿/Opal Palace》(強化)
20円《タイライトの聖域/Tyrite Sanctum》(強化)
7円《クローサの境界/Krosan Verge》(マナ)
7円《無限地帯/Myriad Landscape》(マナ)
52円《高級市場/High Market》(生贄)
29円《聖遺の塔/Reliquary Tower》
2円《ならず者の道/Rogue's Passage》(フィニッシャー)
《森/Forest》 11枚
《平地/Plains》 5枚
4982円
デッキコンセプト
冒頭触れたように、新『ポルクラノス』はEDHで運用するに当たっていくつか課題があった。
・6φマナ変身は重くほぼ1ターン使う(テンポが悪い)
・到達&絆魂と能力は耐久寄り(絆魂は裏のみ)
・明滅やリアニだと表で帰ってきてしまう
今回の両面クリーチャー全般に言える事だが、裏返すコストは重く、一度場を離れると表になってしまうため"裏面ありき"の構築・運用はリスクが高い。
とはいえ、表だけで戦うには少々味気ない。
ジェネキル以外の勝ち手段が必要なスタッツだし、構築するなら”破滅のエンジン”も使ってこそ。
そこで当初は、耐久寄りな能力と死亡誘発の能力から「コンボ狙いの引きこもりデッキ」を検討した。
『ポルクラノス』を壁にしながらコンボを狙う形だ。
『ポルクラノス』の自死でコンボするのは至難の業だが不可能ではなかった。(誇張)メンバーに意見を募り『ポルクラノス』を絡めたオリジナルコンボも発見した!!(本当)
しかしながらその上で
「わざわざ『ポルクラノス』でやらなくても良くない?」
の指摘を覆すことができなかったw(セレズニアにありがち)
ので改めて新『ポルクラノス』の強みを整理してみた。
新『ポルクラノス』の強い点は
・『ポルクラノスの再誕』の優秀なマナレシオ
・『破滅のエンジン、ポルクラノス』の絆魂
・『破滅のエンジン、ポルクラノス』の”部族”除去耐性付与
だろう。
当然、唯一無二なのはハイドラトークンを出す能力。
ので次に、この"ハイドラトークン供給"を強く運用しようと考えたのだが、結論としてコンボの苦手なセレズニアでは、自分からハイドラを生贄にしてもあまり強くなかった。
爆発力を生むには準備が必要で、かつ裏面頼りになりすぎる。色的に速攻がつけづらく、流されると今度こそ全てを失ってしまう。
結論として『破滅のエンジン、ポルクラノス』の隣に「普通のハイドラ」がいたままのほうが強かった。
有限コンボでは「自ら生贄にする動きが弱い」点もありがちだな。
しかしこれが非常に良い気づきだった。
『破滅のエンジン、ポルクラノス』と「その他のハイドラ」で戦えれば、戦いながら”控えたハイドラトークン”を抑止力にできるわけだ。
ここまでくれば構築完成まであと一歩。
必要なのは
「『ポルクラノス』とその他ハイドラで戦う方法」
「除去後来るハイドラトークンをより強く運用する方法」
の2つ。
そこで目を付けたのが+1/+1カウンターだ。
ハイドラは喰ったマナに応じてサイズが変わるデザインが多く、ギミックとしてカウンターを多用する。
鱗系能力や倍化能力を持つハイドラもいて、当然カウンター系のギミックと相性が良い。
セレズニアなら『硬化した鱗』も多く取れるし増殖カードも増えたから、やりたい放題じゃないか!!!
となって「ハイドラが引けないと話が始まらない」ことに気づいて落ち着きを取り戻したのが今回のデッキリストというわけ。
「ポルクラノス当人と、そのトークンにカウンターが乗っているわけではない」点も、シナジーカードのチョイスに大きく影響した。
鱗や増殖系カードは強い時にしか強くなく、統率者とのシナジーが無いことを忘れてはならない。
結果カウンター関連カードは、まず「全体供給可能」であること、そして「クリーチャー除去に当たらない」点を重視した。
それ以外は「複数の役割を持つ」カードを意識して採用した。
フィニッシュ手段も「ハイドラ軍団でもトークン軍団でも強い」点を重要視している。
「ただの全除去はリスクが高くて打てない」「出たトークンもほってはおけない」状況を作るのが目標だ。
そして手をこまねいているうちに、ハイドラが世界を食い荒らすという寸法よ!!
『ポルクラノス』&ハイドラを順次展開し、+1/+1カウンターをばらまき続けて対処を迫るのが本デッキの基本コンセプトだ。
『ポルクラノス』と共に、ハイドラらしくじわじわと太って世界を飲み込んでしまおう。
遊んでみた感想
まず遊んで感じたのは「3マナ4/5到達、強いわ。」だった。
遊んですぐ、森を増やして1マナで緑が出せるマナ加速をすべて採用することになったw
表のマナレシオはやはり大きな強みの1つ。
2ターン目にキャストし3ターン目誰かに4/5で殴っておける点は、後半の勝ち手段に繋がって非常に強力だった。
加えて4/5到達がいれば3~5ターンぐらいの序盤の圧力をほぼシャットアウトできる。準備時間の確保につながってかなり心強かった。
そして裏面は想像していたより10倍強かった。
パワーが6以上あって絆魂を持つクリーチャーだが、実はほとんどいない。
デザイン元となった『ワームとぐろエンジン』がやばすぎるため忘れかけるが、パワーと絆魂を両立してしまったときのカードパワーはとてつもなかった。
そこに”部族”除去耐性付与がつくのだから弱いわけがない。
”数体ハイドラがいる”か”強化体制ができている”と「最悪除去されても腹いせはできるな。」という安心感が生まれる。
テンポだけは如何ともし難いが、裏面の「全ハイドラをワムコ化する能力」は”6マナ2点”の価値がある非常に強力な能力だった。
同時に、デカブツデッキなのに除去に強く当たれる、とても個性的で構築しがいのある統率者だと感じた。
一方そのテンポについては、まぁ予測できていた通り。
準備はまぁまぁ大変。
また継続的に強化可能なカードをチョイスしている都合もあり、展開するたび状況が大きく変わるような事は無い。
ただそこは割り切っている所なので、「自分のペース」と思っていれば大丈夫。遅い分足止めは必要だが、基本は「倒されづらくしていく」のが本デッキの理想とする動きだ。
初動に『ポルクラノス』が表で死ぬのは全く美味しくないので、マナが足り次第強化だけしてターンを渡すことになる。
対戦相手が動き出したら、当分の間は壁になるのが仕事だった。
幸い『ポルクラノス』はサイズ・能力共に壁としては最強と言って良い。
多少準備に時間をかけても生半可な圧力には動じることすらない。
ハイドラ・除去対策カード・強化カードと出す時間は十分にありそうだった。
対戦相手を乗り越えられるようになるまで、じわじわとハイドラを育て続ける所は、むしろこのデッキならではの楽しい所と感じた。
また当初想定していなかった強みも見つかった。
マナが必要な強化能力は、使うと他カードの展開ができないため悠長かな?と少々不安だったが、逆に手札を温存できる点が強かった。
当初強化方法は、除去を回避できるロード系エンチャントのほうが良いのでは?と考えていた。(その際はエンチャントレスデッキになっただろう)
ただその場合、カード1枚の強化量は基本+1/+1であるためデッキに複数枚採用せねばならない。
マナ強化の場合、枚数を絞れる点、1枚で強化し続けられる点がゲームプランとマッチしていて非常に好感触だった。
てか『ガヴォニーの居住区』が強すぎたw
この土台は『ポルクラノス』以外でも、横並びをするデッキで生かせそうだ。『ポルクラノス』でなくても良さそうとか言ってはいけない。
(ロード系だとさらにその気が強そうだったから避けたのもあるw)
フィニッシュ手段を手札に温存して、強化し続ける動きで十分強かった。
相手に対処させる動きを徹底して押しつぶせるなら押しつぶし、対処してきた所も間髪入れず攻め切ろう。
おすすめカード・おされカード
〇生類解放/Uncage the Menagerie
ハイドラがデッキ内で低コストな点に着目したおされサーチカード。
その価格驚きの20円。
2シンボルに強力なハイドラが多くいるし、2マナに墓地対策、パーマネント対策、強化と揃っているためX=2がおすすめ。
マナコスト1が多いなら『生物学的な理解』や『イーオスのレインジャー』もおすすめだ。
今回の構築では1マナハイドラがカードパワーの都合で抜け、『ルーンの母』や『雨ざらしの旅人』等は金額で抜けたため採用されなかったが、構築によっては大いにありだと思う。
使うとちょっとドヤ顔できるおすすめカードだ。
〇黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
+1/+1カウンターと言えばアジャニ。
『黄金たてがみのアジャニ』はなんと警戒までつく優れもの。
攻守を両立した強力なPWだ。
今回不採用だが他アジャニもなかなか捨てがたい。
『寛大なる者、アジャニ』はペースが落ちるものの常時警戒付与。
『暴君への敵対者、アジャニ』なら墓地ハイドラの再自殺も可能。
『英雄の導師、アジャニ』も強化能力が非常に高い。
『ポルクラノス』の防御性能を生かしてこれらPWを活用するのも手だろう。お好みのPWをぜひ採用してほしい。
〇ムーアランドの救助者/Moorland Rescuer
ハイドラ達が墓地で0/0である点の悪用を狙ったカード。
強い時強いカードと言える。(使ったら抜けると思うw)
『目覚ましヒバリ』系でも同様の動きが可能だ。
こいつは素のパワーで『ポルクラノス』を釣れる点が心強い。
重いだけあって数の上限が無い上に、強化でさらに参照パワーの数字を増やすことが可能であるため、準備さえできれば先出しして除去対策にできなくもない。
キーワード能力が何かあったらもっと強かったな!
〇守護の鱗王/Guardian Scalelord
『太陽のタイタン』の流れを汲む、マナコスト制限があるリアニカード。
最近登場したばかりの「賛助」を持った強カードだ。
上と同様、『ポルクラノス』の回収が可能な点を今回採用基準にしている。『継ぎ当て』も悪くないだろう。
過去に『再誕の司教』がいたが、彼女は出た時仕事ができないため解雇されてしまった・・・
『ポルクラノス』が出したトークンを賛助して十分にリアニが見込めるため高相性と言える。
もっと値段が下がってくれるとうれしい。
『ポルクラノス』オリジナルコンボ??!
せっかくなのでこの場を借りて、発見したオリジナルコンボを紹介したいと思う。
アイディアを出してくれたメンバーの皆に感謝!
①『屍賊の死のマント』で無限マナ&無限トークン!
コンボ御用達『屍賊の死のマント』
死亡でトークンが2体出るのだから、本体と出たトークンを『アシュノッドの供犠台』でサクってしまえばマナも増えて完璧じゃん!といういつもの発想。
しかしこのコンボ、見落としがちな注意点がある。
つまり「”装備したハイドラ”はハイドラでなくなっているため、装備したハイドラが死んでも『ポルクラノス』は誘発しない」のだ!!
これを突破する方法だが、名誉ハイドラ「多相」先生であれば回避することができる。
キーワード能力として持つ「多相」は常在能力であるため、ゾンビになろうが”常にハイドラでもある”。結果、「おっ?ハイドラ死んだやんけ!」となるのだ。
(『仮面林の結節点』ではタイムスタンプ順が変わらないため注意)
一応0/0のハイドラであれば、戦場に出た瞬間装備される前に状況起因処理で死亡するため、無限ループなら可能だ。
死亡誘発を増やしたり、トークンが倍出れば十分勝ち手段たりえるだろう。
「専用カード2枚用意して使うのは多相かぁ・・・」となり採用を見送ったのが本コンボだw
ちなみにトークンが倍出ると、都合10マナ出るため、『ポルクラノス』を表にする+墓地から釣るマナが確保できる。
自分の死亡については部族を参照していないため、なんと『ポルクラノス』本人で無限ループをすることができるのだ!!!
嘘、2点ずつ支払って自殺することになります・・・。有限です。
②『鏡の精体』使えば全員ハイドラじゃーん!!!
当初『サッフィー・エリクスドッター』系のコンボから検討していた。
『目覚ましヒバリ』等とサクリ台を使ったセレズニア御用達のコンボだが、サクリ台の弱さに悩んでいたところ、『鏡の精体』をサクリ台に使うコンボに思い至った。
『鏡の精体』の能力を0マナでX回起動し、能力をスタックに乗せた状態で「サッフィ―」を生贄に捧げて「ヒバリ」を指定する。
『鏡の精体』の能力を解決すると「ヒバリ」が0/0になって死亡するため「サッフィ―」+αが戻り、「ヒバリ」は「サッフィ―」の効果で戻る。
次の『鏡の精体』能力解決前に再び「サッフィ―」を生贄にして行う無限ループだ。
「『鏡の精体』能力で全員ハイドラでもあるわけだがらループさせるだけで無限トークンじゃーん!!!」とテンション爆上がりして「『ポルクラノス』ごと全部0/0になって死んでる」事に気づいてテンションは一旦地に落ちた。
だが諦めず検討を重ねた。
まず、『ポルクラノス』は3パンジェネラルにするため強化されているはずだ。(されているものとする)
よって『鏡の精体』0マナ起動でも死なない!(ものとする)
でも出てきたハイドラトークンばかりはどうにもならないんじゃないか?!!全体強化だと「ヒバリ」が死ななくなってしまう・・・
「(もう普通のサクリ台使えばええやん)」という心の声を聞かなかったことにしてメンバーで悩みぬいた結果!O氏が思い至った。
そう!俺達に必要だったもの、それは・・・
『無形の美徳』だったのだ。
これでなんとループを止めれば!
無限体の1/1ハイドラトークンと!!
1/1ぐらいの『ポルクラノス』が戦場に残り!!!
『アクローマの記念碑』ぐらいしか速攻をつけるものが無くてターンを渡すことになると察して涙を呑んで採用を見送ったというのが事の真相だ。
今回これらのコンボは見送ったが、こういったコンボを見せつけたいプレイヤーももちろんいることだろう。
そんな方々の参考になれば幸いだ。
予算外カードピックアップ
今回予算外で採用を見送ったおすすめカードが非常に多数存在した。
ワンコイン程度となると5000円構築では厳しいが、普通に遊ぶなら十分手が出るカード達なので、この機会にさらっと紹介したいと思う。
〇ビヒモス呼び、ルナーディ/Runadi, Behemoth Caller
ついでで書いてある事が強い。+1/+1カウンターデッキでも強い事を覚えておこう。
〇アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker
マナを払わず強化したり、『ポルクラノス』を裏面にしたりと唱えない事が多いデッキなら高相性ではなかろうか。
トークン倍系が使えるなら価値は大きく変わる。ハイドラトークンでもハイドラを探せる点が強力だ。
〇臨機応変な防御/Resourceful Defense
白版オゾリス。『契約上の護衛』や『華やいだエルズペス』と合わせて運用したい。
他にも、金属ミミック、活力、打ち砕かれた尖塔、オゾリス、完全化の杖、解き放たれた繁栄、ハイドラの巣、巣ごもりの地等々、どんなシナジーに寄せるか次第でまた多くのカードが選択肢に上がるだろう。
紹介だけするので、ぜひ思い思いのチョイスをしてもらいたい。
おわりに
大台を突破し過去一のボリュームとなってしまった。申し訳ない。
お察しの通り「せっかくだから」とデッキ外の事まで2章かけて書いてしまったのが主な原因だ。
が、それだけでなく経緯を細かく書きすぎている気がする。是正していきたいと思う。
メンバーがまた面白い企画を思いついてくれたので、追ってその企画で作られたデッキ達を紹介したいと思う。
現在私も普段作らないような統率者の担当となり頭を抱えているw
メンバーのF氏も無事コミケに当選したとのことで、現在5KEDH関連の発行物を絶賛準備中だ。
またこの場を使って、いろいろな進捗を楽しく紹介していきたいと思う。
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