熱殺蜂球

脳のそれ
何かが、考えとか知識とか記憶とかそういうのが、ものすごい速度で、ものすごい物量で回っていたらいいんだけど もしそうならかっこいいしそのほうがいいんだけど
自分のそれは多分違くて、自分のそれは多分空回りで熱を出している からがら空空々々って
Tシャツ1枚を回してる乾燥機の軽い音みたいな
すごく揺れるし熱いしうるさい
せっかく回るならいつか見たひまわり畑の中で回る白い静かな風車がいい 空の青と黄色の中であの白だけが静寂だった静謐静謐で、夢みたいな景色の中で風を受けて発電する現実でいて、ファンシーの中にある無機質でいて、あれはどこだっただろう
いったん派手に壊れたほうが直してもらえる、治してもらえるかもと思って 何もしない
また脳が焼ける熱さ

熱殺蜂球 ミツバチの団体芸

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