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10.ローマ1:6 ユダヤ人ではない人々~異邦人

 その異邦人たちの中にあって、あなたがたも召されてイエス・キリストのものとなりました──

ローマ人への手紙1章6節、新改訳聖書2017版

手紙の宛先であるローマの教会の人々は「異邦人の中に」あると言われています。もともと聖徒とも呼ばれることがなかったわけで、神の御言葉に聞き従う生き方も知りませんでした。

パウロが強調して繰り返し記憶を新たにしようと明瞭に語っていることは、その異邦人であった彼らが召し出されてキリストに属する者になったこと、つまり神の国の聖徒となったことです。

このことに確信を持てていないと、この世の考え方に流されやすくなってしまいます。そして、キリストの言葉に聞き従う生き方への熱意も薄いままになるのです。神を知らない人々の習慣のままで生きてしまうということです。

キリストを信じたことで、自分がキリストに属する者、キリストのものであることを確信するように、この手紙は書かれているのです。

考えてみましょう: あなたは神の義のうちに歩みたいという願いを持って生きていますか。

2,──この福音は、神がご自分の預言者たちを通して、聖書にあらかじめ約束されたもので、3,御子に関するものです。御子は、肉によればダビデの子孫から生まれ、4,聖なる霊によれば、死者の中からの復活により、力ある神の子として公に示された方、私たちの主イエス・キリストです。5,この方によって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。御名のために、すべての異邦人の中に信仰の従順をもたらすためです。6,その異邦人たちの中にあって、あなたがたも召されてイエス・キリストのものとなりました──

ローマ人への手紙1章2₋6節、新改訳聖書2017版


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