6.ローマ 1:3 神の子
神の約束のすごいところは、この世に対して神が「神の子」を与えることです。もしそれが神ご自身の約束ではないなら、起こり得ないことです。
確かなことは、人間が神に対してそれを求めたのではない、ということ。神が定めていたのは、ダビデの子孫としてこの世に生まれてくる子が神の子だ、ということでした。
人間の側からすると、至高で至聖の神が肉の弱さを持つ人間になるなど、ありえないと思ってしまいます。もちろん、神ご自身がなさろうとすることに不可能はない、とは思うのですが。
でも、この世に神の一人子をお与えになるほどに世を愛してくれた全能で至愛の神をほめたたえないではいられません。人間となったイエス・キリストによって、神の愛を現実のものとして実感できるようにされたのですから。
イエスの表情を思い描きつつ天を仰ぎながら、神のみ前に、神のしもべとして謙遜にこの世に生きることを目指しましょう。
―考えてみましょう―
あなたはキリストの言葉に聞き従おうとする時、その「顔」に対面するように聞き取ろうとしていますか。それとも命令の言葉に従うことだけを考えていますか。
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