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悩む時間を減らす

 こんにちは。

 今日も時間に関するテーマで記事を書いていきます。

 前回記事で時間は、誰にでも均等に与えられた貴重な存在ということを書きました。

 私たちの時間の使い方の判断に大きく関わっているのが感情だと思います。感情の中でも、知らず知らずのうちに私たちが犯しているのが悩みです。

 生きていれば、悩むことは多いものですし、悩みをなくすことは出来ません。しかし、ものごとに取り掛かる前に色々と悩んで行動を遅くなってしまっては、目の前のチャンスを逃すことにもなります。

 今回は、その悩みの時間を減らす自分なりの考え方を記事に取り上げたいと思います。

1、現代社会は、悩みを抱えるツールが充実している

 今は、インターネットで日本全国、海外までの様々な情報を手に入れることができますね。そうなると、情報、選択肢が多く、どれを選ぶのが適切か判断にも迷います。

 以前は、TVからの情報がありましたが、今はSNSの登場でさらに選択肢が広がってますね。そうなると決断するだけで、時間がかかってしまいます

 例えば、友達や彼女と夜ごはんを食べる時にいいお店を探そうと、食べログで色々と調べたら、 Aの店もいいけどBや Cの店も捨てがたいな、と悩んでいたらあっという間に時間が経過しますね。

 これは、何も食べログだけではなく、旅行サイト(じゃらん、楽天トラベルなど)や出会い系のアプリでも同じことがいえますね。

 そうなると決断するだけで、疲れますし、行動に移すのが遅くなり、チャンスも逃しますね。

2、仕事や人間関係の悩みについて

 悩むのは、何も決断する時だけではありませんね。仕事や人間関係の悩んでいるうちにあっと言う間に時間が過ぎた経験は誰でもあることだと思います。

 これらの悩みへの対処法を考えたいと思います。まず人間関係についてですが、他人の気持ちは自分ではコントロールできないことを心得ることが大事だと思います。なので、考えすぎても仕方ないと割り切って、自分のできることをやったいくのがいいと思います。

 あとは、全て自分が悪いと思い込まないことがとても大切だと思います。他人に何か言われてしまうと萎縮してしまう人も多いと思います。私もその傾向がありますが、他人のいう事をサンドバッグのように全て受け止めてしまうと、自己肯定感が大きく下がり、うつ病や適応障害を発症してしまいます。

 どうしても今いる環境に耐えられない時には無理せず、休職や退職するのも一つの手だと思います。嫌な場所にしがみつくほど時間の無駄なことはありません。

 人間関係の悩みは、なくすということは無理なので、悩む時間を10分とかある程度設けたら、あとはもうそのことを一切考えないようにすればいいと思います。職場でも最低限のコミュニケーションさえとっていれば問題ないと思います。

 人間関係であれこれ悩むよりも自分のやりたいことで時間を使った方がとても有意義だと思います。

3、日常のルーティーンを決める

 日常で私たちがよく悩むこととして2つ取り上げましたが、私たちの日常生活は基本的に選択の連続ですよね。朝起きてから、職場に行って、帰って寝るというルーティーンはありますが、その間にはさまざまな選択がありますね。

 朝食は何にするか、ランチは何にするか、晩御飯はどうするか、帰りに買い物をするか、TV番組は何を見るか、空いた時間でどんな事をするかなどです。

 日常のルーティーンを決めておけば、この選択の工程を減らすことができますね。選択の数を減らすことができるということは、それだけ選択で悩むことが減り時間も効率よく使えますね。

 私は、今訓練校で電子回路を作成するための論理式を作成していますが、選択の数を減らすことができるということは論理式を簡略化し回路を簡素化するのに似ていると思います。

Y = A・B・(NOT)C + (NOT)A・B・C  +  A・(NOT)B・C + A・B・C

という論理式はY = A・B + B・C + A・Cと簡略化できます。(簡略化の方法はベン図、ブール台数の基本法則、カルノー図という3つの方法がありますが、長くなるので説明は省略します。)「・」は、「且つ(かつ)という論理積」、「+」は、「または、という意味の論理和」を表しますが、中学校か高校の数学の授業でやったので覚えている人もいるのではないかと思います。

 最初の複雑な式だと回路数も多くなりそれに付随する部品も多くなりますが、簡略化することで、それらが少なくなり結果的に製造コストや作業にかかる時間も短縮することができます。

 この電子回路と一緒で日常のルーティーンは固定化されていた方が選択肢が少なくなり、迷いがなくなり、結果的に時間も効率よく使うことができます。

 朝ごはんや弁当を何にするかを決めていれば朝の準備の時間を削減することができ、空いた時間で自分のやりたいことができますね。昼ごはんもあらかじめ通勤の途中でコンビニで買ったり、弁当を準備すれば昼食何にしようかなと考えている人に比べて、昼休憩の時間で自由時間が増えますね。

 夜も然りです。夜の時間の使い方こそ一番差のつくところです。しかし、仕事のストレスで疲れ切って何をしようかなと考えているうちに酒飲んでテレビを見るかスマホでゲームをやって、気づいたら寝るとすぐ朝状態だったという人は結構多いのではないでしょうか。

 仕事のストレスで何もしたくない気持ちもわからなくもないです。以前の私も、酒飲みながらMリーグ🀄️見て、いつの間にか寝てて、気づいたら深夜3時だったということもありました。ただ、仕事終わりで何もしたくない時こそ将来のために行動を起こすチャンスではないでしょうか。

 私は、今は酒を飲むのをやめて、夜にNOTEの記事を編集していますし、読書の時間も作ることができて非常に充実しています。

 習慣というのは、いい意味でも悪い意味でも本当に私たちの行動を左右します。いい習慣を持続できれば、1ヶ月1年と時間が経過すればするほど差がついていきます。そういう意味でも日常のルーティーンを取り入れることは、選択肢を減らし時間を効率的に使うためにも非常に重要な考え方だと思います。

4、まとめ

 今日は悩む時間を減らすことで時間を有意義に使う考え方を紹介しました。基本的にいちいち悩むよりも行動に移した方が私たちの満足度も高まります。とりあえずやってみてダメなら対策を考えるというのは、失敗回避型の完璧主義の対策の一つです。

 最終的な目標は、いい習慣を作り上げていくことだと思います。習慣化すれば、私たちはそのことを頑張って継続しようとします。そして、習慣化してしまえば、あれこれ悩む時間も減り、結果的に時間を増やすことにつながると思います。

 ここで紹介したこと以外にも2S(整理整頓)を行うことも大事です。整理というのは、必要なものと不要なものを区別し不要なものを処分すること、整頓というのは必要なものを誰でもすぐに取り出せるように工夫することです。よく会社で2Sが大事だと言われますが、2Sができてないと必要なものを取り出すのに時間がかかり結果的に作業のムダにつながってしまいます。1工数の作業自体には大きな差は出ませんが、これが毎日毎日積もり積もると莫大な金額になります。

 日常生活でも2Sがなされていない部屋だとどこに何があるのか自分でもわからなくなっているケースが多いのではないでしょうか。結果的に探し物の無駄が発生し、大事な時間を浪費してしまいます。

 時間というのは取り戻すことのできない本当に大切なものなので、有意義に使いたいものですね。ただ、時間を有意義に使うといっても時間の浪費をゼロにするのは難しいですし、少しくらいはあってもいいです。私も、ちょっと息抜きでゲームをやったり動画を見たりします。そのことはまた別の記事で書きたいと思います。

 ただ悩みの時間というのは私たちが知らず知らずのうちに浪費している時間の一つなので、気づいて改善できれば非常に効果が大きいと思います。私自身も毎日毎日、時間の浪費をし過ぎちゃったなと感じる日はあるので、今後の課題です。

 この記事を読んで、悩みの時間がいかに多いかに気づいてもらえれば幸いです。記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当りがとうございます。

 


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