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治した方が良い癖

こんにちは。

 今日は、先日読んだ『自分を好きになる方法』本谷有希子著 講談社出版 から、治した方が良い癖をいくつか紹介します。

 物語自体は、リンデという女性が様々なシチュエーション(中学校の時のボーリング、彼氏とのデート、旦那との旅行、母親から送られたドレッシングについての業者とのやりとり)を通して、こんなことをすると決して自分のことを好きになれないよということを訴えているような内容です。

 では、どういうことが自分を不幸にするのでしょうか?

1、他人や物事を悪い方向にしか捉えることができない

 まず、最初に挙げられるのがこれ。起きてしまった出来事を変えることはできませんが、「塞翁が馬」ということわざがあるように、出来事にはいい面と悪い面があります。最初は、悪い、最悪だという出来事も後から見れば幸運の元になることもあれば、その逆のこともあります。

 何個か例をあげて紹介します。

仕事でミスをして上司に怒られた→早い段階でミスがわかったので修正するとができた

仕事がどうしても嫌で退職した→嫌な職場から離れることができて精神的に安定した

料理で調味料の配分を間違えて失敗した→この分量だと味が変わるということを体感できた。

車の運転中に事故を起こしてしまった→事故を起こした時の対処方法を学ぶことができ、毎月支払っている保険の活用ができた。安全運転で事故を起こさないことが大切だと実感できた。

彼氏、彼女と別れた→合わないということを結婚前に気づくことができてよかったね。結婚後乗り込んだと裁判になることもあるし。

 この記事を書いている時に起きたのが、キーボードが反応しなかなったというトラブル→キーボードが普段いかに役に立っているかを実感できた

 かなり強引な捉え方もありますが、物事や他人など味方次第でいくらでも捉え方を変えることができるということです。

 なので、口癖が、「最悪」とか「最低」などネガティブな内容の人は気をつけた方がいいと思います。他人に対してネガティブなワードばかり振りまいていると他人は離れていき、最終的には孤独、孤立ということになります。

 あとは、ゴシップなどのネタが好きな人も要注意です。芸能人の〇〇さんが不倫したというネタで、不倫した芸能人を叩くことが日常化しています。不倫は、決して良いことではありませんが、不倫について内情もよく知らない第3者が云々言うのもおかしな話で、不倫した夫婦とその両親など関係者の間で色々話し合う問題だと思います。

2、先延ばし癖

 人間は生きている限り、行わなければいけないことがたくさんあります。1つ1つのことは簡単なことでも、それをサボることで余計な仕事が増えたり、余計なお金がかかったりします。

 1日の日常の中でも起きて、朝食を作り、皿を洗って、休日は部屋も掃除して、ゴミを出して、仕事に行来ます。帰宅したら、晩御飯を作って、風呂を洗って、風呂に入って、寝る準備をして、就寝んする。ざっと書いただけでも1日のタスクはこんなにあります。

 1個1個のタスク自体は大したことなくても、やること自体は面倒ですよね。食事後の皿洗いなんかも面倒ですが、これを先延ばしすると汚れも落ちにくくなりますし、シンクが汚れる原因にもなります。部屋の清掃をサボると、ゴキブリなど昆虫が発生し、殺虫剤やブラックキャップなどの余計な費用がかかります。

 自分を好きになる方法という本の中ではリンデが母から送付されたドレッシングの再配達を理由をつけては何度も再配達するシーンがありますが、これなんて最初に時間指定して受け取れば、再配達の電話も必要なく、電話代もかかりませんし何も問題ないわけです。

 しかし、電話が面倒だからと先延ばしすると荷物が駄目になるかもしれませんし、宅配業者だって何度も荷物を配送する羽目になりますから、大変です(実際、再配達による宅配業者の残業は社会問題になってます)

  なので1日1日のタスクをしっかりこなし溜め込まないことが大事です。もし、いっぱいいっぱいでどうしてもできないということがあれば、そのタスクはする必要がそもそもあるのかと考えるのも大事だと思います。 

3、相手のことを考えずに発言する

 3つ目は言葉に気をつけてくださいということです。自分でなんとなく言ってしまった言葉でその瞬間、相手がムッとしてトラブルになるということは何度も経験していると思います。私も何度もあります。 

 相手の感情をコントロールするのは、不可能ではありますが、少なくとも自分が言われて嫌な気持ちになる言葉は相手にも言わないように気をつけましょう。

 本の中でも、リンデのさりげない一言から大きな問題に発展するシーンが何度もありました。

 言葉というのは、生きていく上で、コミュニケーションを取る中で必要不可欠であり、トラブルの元にもなりかねます。

 生きていく以上、相手の捉え方でトラブルになってしまうのは、もう避けようがありません。麻雀🀄️で例えるなら、立直後に、相手の追っかけ立直のあたり牌を掴むようなもので、そっと河に置くしかありません。

 しかし、自分がそうならないように気をつけ、少しでもトラブルを減らすことは可能だと思います。

 あと、仕事などで起きてしまったトラブルは、上司に相談するなり、自分1人で抱え込まないことも大事です。

 少し話しが脱線しましたが、言葉やネットのコメントには気をつけて過ごすことが心穏やかに生活するためには大切だということです。

 以上、治したいいと思える癖を3つ紹介しました。私自身も3つとも治す余地があるので、文章を書いている中で反省しました。

 今回の記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

 

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