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菊花賞最終結論

こんにちは。

いよいよ、今日は阪神競馬場でクラシック最終戦菊花賞が行われます。舞台は、阪神競馬場3000M、小回りコースで、スタミナや器用さも問われる非常に難しいコースです。

出走注目馬、追い切り、ステップレースについては書き記事をご覧ください。

1、菊花賞の歴史について

予想に入る前に菊花賞の歴史について簡単に書きたいと思います。

菊花賞の模範となったレースはイギリスクラシックの最終戦のセントレジャーSというのは非常に有名だと思います。

レースの始まりは、1938年。当時は、京都農林賞典四歳呼馬という名称で行われました。

菊花賞という現在の名称に変わったのは、戦後の1948年で、この年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞というクラシック三冠が確立されました。

菊花賞は、クラシック3戦の中で最も強い馬が勝つと言われており、過去の勝ち馬でもキタサンブラック、エピファネイアなど菊花賞の勝利後に古馬になって活躍した馬が多数おります。

舞台は、1979年に今年と同じ阪神競馬場3000Mを舞台に行われていますが、その年以外は京都競馬場3000Mを舞台に行われています(前のブログで初の阪神競馬場での開催と記載してしまいましたが、勉強不足でした。訂正いたします。)。

距離が変更されていないレースというのは、昨日東京競馬場で行われた富士Sとは対照的ですね。レースの歴史を調べるとやはり競馬の面白さが増しますね。

今年は、42年ぶりの阪神競馬場でのレースとなりますが、どんな結果になるでしょうか。

では、予想を進めたいと思います。

2、阪神競馬場の馬場状態について

まずは、阪神競馬場の馬場状態についてです。

昨日の阪神競馬場は良馬場開催でした。阪神の週末の天気予報は良好で雨も降らないので、良馬場でレースはできそうですね。

昨日の芝のレースは午前中の未勝利の勝ちタイムは1600Mで1分34秒台と非常に標準的なタイムとなっております。

菊花賞の参考レースとして、菊花賞除外となった馬たちが上位人気になった兵庫Sについてみていきたいと思います。

9R 兵庫特別 3歳以上2勝クラス 2400M

ハロンタイム 13.2 - 12.3 - 13.2 - 13.0 - 12.4 - 11.8 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 11.2 - 12.5
上り 4F 46.6 - 3F 35.0 勝ちタイム2.26.3

前半1000M通過は、1.03.1と超スローペース。逃げたには人気のテーオーロイヤル。ハギノピリナ、マカオンドールの人気馬も好位から追走しました。このペースの時点で人気馬同士で固く収まりそうだなとは思いました。

最後の直線。案の定、逃げるテーオーロイヤルを内からマカオンドールが懸命に追うもテーオーロイヤルが押し切って勝利しました。2着はマカオンドール。3着は外から追い込んだハギノピリナと結局はのない3頭による決着となりました。勝ちタイムは、2.26.3。上がり4F46.6-3F35.0と順当な決着になりました。

→阪神競馬場の馬場状態は非常に良好。この馬場状態であれば、各馬力を出し切ることができそうですね。春に行われる阪神大賞典の勝ちタイムが馬場状態にもよりますが、3分5秒~11秒台ということを考えると、今年の菊花賞の勝ちタイムの目安は3分6秒代でしょうか。阪神競馬場なので、2度目のゴール前の急坂を凌ぎ切るスタミナが例年以上に問われることになりそうです。

3、菊花賞最終結論

では、これまでの記事馬場状態を総合的に考えて最終結論にいきたいと思います。

◉3 タイトルホルダー

◉は、先行しこの馬のペースでレースを進めてくれることに賭けてタイトルホルダーにしました。

やはり、人気各馬は差し追い込み馬であることがこの馬の力を存分に発揮できる舞台だと思います。

3000Mという非常に長くスタミナを問われる舞台ですが、そのスタミナ比べはこの馬にとってはどんと来いでしょう。

エアサージュあたりを行かせて、2番手くらいにつけるのがこの馬にとってベストな形だと思います。

あとは、ゴール前の坂をなんとか凌いでくれれば、このメンバーであれば十分勝ち切るだけの力はあると思います。

セントライト記念では不完全燃焼でしたから、菊花賞ではその無念を人馬共に晴らしたいでしょう。

今年亡くなったドゥラメンテ産駒ですし、なんとか後継種牡馬としてその血を繋いでほしいですね。

◯17 ヴィクティファルス

相手本線はヴィクティファルスとしました。やはり、今回は輸送がないのは非常にこの馬にとっては非常に大きいですし、共同通信杯でGⅠ馬2頭に割って入り、スプリングSを重馬場で差し切ったこの馬の実績を素直に評価してもいいと思います。

前走、セントライト記念でも終いはしっかり伸びていますし、小回りの阪神コースでスタミナが問われる舞台でこそ、この馬の底力に賭けたいですね。

あとは、外枠に入ってしまったので、外外を回らせないように池添騎手がうまくレース運びできるかでしょう。

人気も全然ないですし、穴馬候補としては非常に面白いと思います。

▲18 オーソクレース

▲はルメール騎手騎乗で人気になっていますが、オーソクレースにしました。

前走、人頓挫あってどこまで走れるかというところでしたが、しっかり馬券内に入った内容はこの馬の地力だと思います。

大外枠に入ってしまったのは、正直プラスにはならないでしょうから、ルメール騎手の騎乗ぶりには注目したいですね。今日のルメール騎手の成績を見ると非常に心配にはなりますが、それでも大一番ではしっかりと結果を残してくる騎手ですし、長距離戦のスタミナ勝負こそルメール騎手の手腕に期待したいですね。

追い切りの動きを見ると動きは前走時に比べるとよくなっていますし、3000Mで急坂2回上タフなコースもなんとかこなしてほしいですね。

以下、△14ステラヴェローチェ(実績、地力共にこのメンバーの中に入れば最上位。あとは、3000Mをこなすスタミナがあるか。鞍上の吉田隼人騎手も一時期の勢いがなくなっているのも懸念材料)5レッドジェネシス(この馬も地力上位だが、前走の極悪馬場で走った疲れがどこまで残っているか。ただ、スタミナはありそうなのは無印にはできない)

印は、ここまでとします。基本的に人気どころには印は回すこととなりました。やはり、阪神3000Mでは、実力通りに決まりやすいコースだと思います。阪神大賞典も今年は荒れましたが、基本的には実力馬がしっかりと結果を残すレースですね。

印を回さなかった馬で気になったのは、ディープモンスターでしょうか。追い切りの動きが非常によかったので、人気馬に穴があろうものなら馬券に加えたかったですが、流石に印が回りきらなかったです。状態面が仕上がっていれば、休み明けでも十分に馬券圏内に来る力は十分にあると思います。

4、菊花賞買い目

最後に菊花賞の買い目を公開します。

非常に難解なレースで実力通りに決まりやすいコース構成といえども、3歳馬の長距離適正を判断するのも非常に難しいです。

であれば、印を回した5頭のBOX馬券で勝負することにします。人気どころには強弱をつけてトリガミにならないように買いました。

◉ー◯で決まるようなことがあれば万馬券になるので非常に楽しみですね。

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以上、菊花賞の買い目でした。

菊花賞の最終結論の記事は以上になります。

42年ぶりの菊花賞。どんな結果となるか、今から非常に楽しみですね。

春の天皇賞も見応えのあるレースでしたし、あのレースの再現を期待したいですね。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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