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天皇賞・秋レース回顧

こんにちは。

今日は、東京競馬場で天皇賞・秋が行われたので、レース回顧を行いたいと思います。

1、天皇賞レース回顧

今日は、用事があったため競馬中継を見ることができたのは、レース直前でした。

本馬場入場曲は、先日亡くなったすぎやまこういち先生のグランドエクウスマーチでしたね。この曲が流れると鳥肌が立ちました。やはり、この曲が流れるとさらにワクワクしました。

なので、パドックも見ることができませんでした。馬体重を見るとコントレイルの−8kgは想定内でしょう。

エフフォーリア、グランアレグリアも返し馬の馬体の雰囲気は問題なし。雨が非常に心配でしたが、良馬場で開催できたことが何よりもよかったですね。

さて、レースについてです。レースラップは以下の通りです。

ハロンタイム 12.8 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 11.1 - 11.4
上り 4F 45.4 - 3F 33.6 勝ちタイム1.57.9

逃げたのは、カイザーミノル。グランアレグリアは3番手で果敢に追走しましたね。好位の6番手にエフフォーリア、その直後にコントレイルが続きました。予想とは、逆の隊列になりましたね。グランアレグリアが先行したのは、驚きましたね。

結果的に、コントレイルは、ここから直線では外に出すことになりましたが、内枠を生かすことができませんでしたね。

1000M通過は、1.00.5。予想通りのスローペースでした。後半は、11秒台のラップが続く、完全な後傾スローラップで直線ヨーイドンのレースとなりました。

最後の直線に入ると、先に抜け出したのはグランアレグリア。それを目掛けてエフフォーリア、コントレイルが外から強襲します。

ゴール前、先に抜け出したのは3歳馬のエフフォーリア。外からコントレイルが迫ろうとしますが、なかなか差を詰めることができず、1馬身差をつけて勝利しました。

勝ちタイムは、1.57.9、上がり3F33.6という完勝でした。2着は、コントレイル、3着はグランアレグリアと結果的に3強が1~3着を占めました。

3歳馬による天皇賞・秋勝利は、2002年のシンボリクリスエス以来の4頭目。鞍上の横山武史騎手は、親子3代の天皇賞制覇という大偉業を成し遂げました。

横山武史騎手は、今年皐月賞、菊花賞、天皇賞・秋のGⅠ3勝目、先週の菊花賞に続き2週連続でのGⅠ勝利となりました。

本当に今年大ブレイクしていますし、まだまだ今年のGⅠを勝利するチャンスはあります。今後の活躍に期待ですね。

2、天皇賞各馬ごとの振り返り

では、各馬ごとにレースを振り返りたいと思います。

1着 エフフォーリア

本当にお見事な勝利でした。

道中の位置は、6番手の好位追走。3強の中でも1番理想的な位置どりでしたね。3強の着差を考えると考えると位置取りの差が明暗を分けた印象ですね。

先頭では、スムーズに馬場の外に抜け出し先に抜け出したグランアレグリアを捉えて、あとは脚色衰えることなく先頭でゴールしました。

3歳馬で斤量面の恩恵があるとはいえ、この勝利は横綱競馬の圧勝だと思います。

この勝利で皐月賞、天皇賞・秋のGⅠ2勝目となりました。今後の日本競馬を引っ張る馬ですし、今後が本当に楽しみです。

次走は、有馬記念が有力でしょうか。有馬記念では、今回戦っていないクロノジェネシスとの対決が注目が集まりますね。相手は、グランプリ4連覇を狙う強力な馬ですが、どんなレースを見せルカ本当に楽しみです。

今日の天皇賞・秋制覇本当におめでとうございます。

2着 コントレイル

2着コントレイルは、福永騎手のコメントがありますが、ゲートでチャカついていたのがやはり全てになるでしょうか。出遅れないでくれよ!と内心ヒヤヒヤでした。なんとかゲートは出てくれましたが、思った位置を取ることができませんでした。

結果的に直線では、外を回さざるを得なくなり、2着に敗れました。着差が着差だけに非常に悔しいでしょう。

ただ、このロスがありながらの競馬で2着に入ったことはやはり、この馬の力は相当なものがありますし、次走の現役最終戦のジャパンCでは当然最有力でしょう。

ジャパンCでは、3歳馬でも日本ダービーを勝利したシャフリヤールが待ち構えています。この2頭の直接対決はやはり楽しみですね。

今日の2着、惜しいレースでしたが、次走ではなんとか勝利して引退の華を飾って欲しいですね。

3着 グランアレグリア

グランアレグリアは、道中3番手というのは非常に驚きましたね。

懸念されたスタートが逆によすぎたために先行する形になってしまいました。

直線では先頭に立つも、府中の直線を押し切るのは容易ではなくエフフォーリア、コントレイルに交わされてしまいました。

ただ、逆に2000Mという距離でも4着馬には1 3/4馬身差をつけていますし、この内容は非常に強いと思いますね。

ただ、ルメール騎手のインタビューを聞くと2000Mは長い、距離はマイルまでがいいと明言していますから、今後は香港マイルが有力になるでしょうか。香港マイルでは、2019年の9月からマイルを中心に14連勝している絶対王者ゴールデンシックスティが登録をしています。

この2頭の対決が実現するとなると非常に楽しみですね。2頭とも末脚は絶対的な自信を持っていますし、どちらが勝利するか本当に楽しみですね。ただ、これは先の話なので、まずは今日のレースの疲れをとって次走に向けて調整してほしいですね。

4着 サンレイポケット

4着サンレイポケットは、このメンバー相手に4着に入ったのは非常に立派だと思います。最後は、グランアレグリアに迫っていましたから。

左回りは非常に得意にしている馬なので、GⅡまでなら勝利するチャンスはありますし、この馬も重賞では注目だと思います。

5着 ヒシイグアス

ヒシイグアスも久々の実戦で5着と掲示板を確保した内容は非常に立派ですね。ここを使って確実に良くなると思いますし、次走GⅡで中距離のレースであれば確勝急だと思います。GⅠでもメンバー次第では非常に楽しみですね。

この馬も力をつけていますし、このまま成長していければ来年はメンバー次第でチャンスはあると思います。

6着 ポタジェ

ポタジェは6着でした。果敢に3、4番手で追走しましたが、最後はスローの切れ味勝負になると部は悪かったですね。GⅡまでなら崩れない堅実な馬なので、今後も重賞では注目でしょう。

実績馬では、ワールドプレミアが11着、カレンブーケドールが12着と2桁着順で大敗してしまいました。ワールドプレミアは追い切りの動きから非常に厳しいと感じていましたが、カレンブーケドールがここまで敗れることは想定外でしたね。好位追走から、グランアレグリアと一緒に伸びてくると思っていましたが、結局はずるずる後退してしまいました。スローの瞬発力勝負になってしまったことが厳しかったかもしれませんね。

以上各馬ごとに回顧を行いました。結果的には、人気馬3頭の力は抜けていましたね。上位3頭はGⅠでも注目ですし、それだけ3着馬と4着以下の馬の差はあると思います。

3、来週の競馬について

天皇賞・秋が終わり来週は、中央競馬のGⅠこそありませんが、重賞が土日で4レース組まれています。それ以外にも祝日3日には金沢、門別でJBC競走4レースが行われますし、アメリカでは日本時間で7日の朝にブリーダーズCが行われます。日本からは、ラヴズオンリーユー、ヴァンドギャルド、マルシュロレーヌが出国しレースに参戦を予定しており、日本でも馬券が発売されます。

記事では、全てのレースを予想しませんが、JBCとブリーダーズC、日曜日の重賞レースの予想記事と回顧記事を書きたいと思います。

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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