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雨の広島旅行

こんにちは。

今月の16日広島に旅行に行ってきたので、その模様を記事にしたいと思います。この日の広島は雨予報で最後まで行くかどうか悩みましたが、最終的には行くことにしました。

1、高松〜広島

高松〜広島までは高速バスを利用しました。

高松〜広島までの1番メジャーな旅行方法は高松駅から快速マリンライナーに乗って岡山まで移動、そして岡山駅で山陽新幹線に乗り換えて広島駅に向かう方法でしょう。

この方法だと2時間で到着しますし、1番快適な移動方法でしょう。ただ、料金的には6,810円(2021年12月現在)かかります。決して高いわけではありませんが、高速バスに比べるとやはり高いです。

今回乗った高速バスは、平日で料金は2,500円と非常に割安です。往復でも5,000円ですから、かなり安く移動できます。

では、その分快適ではないかと言われればそんなことはありません。所要時間は高松駅〜広島駅まで3時間半と新幹線の倍近くかかりますが、4列シートの隣の人がいなければ十分に快適だと思います。

しかも、高松駅ではなく今回の私のように高松中央ICバスターミナルから乗車すると乗車後すぐに高速道路に入ることができますし、3時間少しで広島駅新幹線口に到着します。

しかも瀬戸大橋を高速道路から見ることができるので、景色も非常にいいです。

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瀬戸大橋から瀬戸内海を行き交う船を見ることができます。

瀬戸大橋を渡ると本州に入り、倉敷JCTで山陽道に入ります。倉敷JCTから広島までは約130km2時間程度で到着します。

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広島駅に到着。広島駅発の接続列車まで時間がなかったので上手に撮影できてませんが、到着予定時間よりも少し早く到着しました。

さて、なぜ急いでいたのかというと目的地の宮島に1分でも早く到着したかったからです。雨雲が接近しており、宮島観光は雨が降らない中で行いたいと感じていました。

さて、この広島旅行。プランは2つ用意していました。1つは、今回の行程ですが、宮島で厳島神社を観光し、そのあと広島平和記念公園、広島城と観光するプラン。もう1つは、広島駅から呉に向かい戦艦大和ミュージアムをみに行くプランです。

雨が降っていなければ前者。雨が降っていれば、後者のプランで旅行するつもりでした。

今回は、午後から雨が降るという微妙な天気。私の中で、なんとか宮島はいきたいという気持ちが非常に強かったため宮島観光を強行しました。

広島は修学旅行で一度行ったことがありますが、その時はちょうど台風直撃し、厳島神社を観光することができませんでした。

なので、やはり広島に行く以上は厳島神社に実際に足を運びたいという思いは強かったです。

2、宮島、厳島神社観光

広島駅からは、山陽本線に乗り換え、宮島口へと向かいました。宮島口へのアクセスはJRの山陽本線と広島市電で宮島口へと向かう2つのルートがあります。

山陽本線を利用すると広島駅から30分もかからずに宮島口に到着します。一方、広島市電は途中、広島市街地を通り、沿線住民の足としての役割を有しており、停車駅も非常に多いため1時間近くの所要時間がかかります。ただ、広島の中心地を通るため、中心地に向かうには非常に便利だと思います。

今回は、行きは山陽本線、帰りは広島市電で原爆ドーム前に向かいました。広島市電は、路面電車の中でも非常に速いですし、中心地に向かうには非常に便利だと思います。

さて、JR宮島口駅からフェリー乗り場までは歩いて10分かからずに到着します。

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フェリーは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2つの方法があります。どちらも1時間に4~5本程度でており、所要時間も10分と変わりません。

私の場合は、行きはJR西日本フェリー、帰りは宮島松大汽船を利用しましたが、どちらも個人的には乗り心地等を考えると変わらないと思います。

また、どちらもsuicaなどの交通系ICカードを利用することもできるので、非常に便利です。支払いは、宮島のフェリー乗降所で行うこととなります。

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これはJR西日本フェリーの船内。

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宮島の大鳥居は今回改修工事中でフェリーから見ることができませんでした。工事終了後に是非また見に行きたいですね。

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宮島口を出発後、10分で宮島に到着。宮島到着時には残念ながら雨は本降り☔️になってしまいました。これはこれで、雨音を聴きながら宮島の厳島神社の表参道を歩くのもまた悪くないと感じます。

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宮島は戦国時代の大きな戦い厳島合戦の舞台としても有名ですね。

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傘を持ちながら撮影したため完全にブレていますが、日本三景の石碑です。私は、松島は宮城県出身なので当然何回も行ったことがありますし、京都の天橋立にも以前行ったので、これで日本三景を全て行くことができました。

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厳島神社までを結ぶ砂浜の道。雨の時には封鎖されてしまいますが、雨の降り始めなのでなんとか通行することができました。やはり、この道を通って厳島神社に向かうのが趣があります。

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今は、改修工事中ですが、近くで見ると鳥居の一部を見ることができます。工事中の写真もある意味貴重だと思います。

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今は、潮が引いていますが、潮が満ちてくるとこの一帯が一気に海のようになります。

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宮島厳島神社に向かう途中、鹿がいました。あの県の鹿と違って非常に大人しいですね。

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そして厳島神社に入ります。神社の前で入館料300円を支払います。

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神社は瀬戸内海に面しており、訪れた時間帯は引き潮でしたが、満ち潮の時間帯に訪れると海に浮かんでいる神社のような絶景が見れると思います。

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今回は、雨が降っていたため行きませんでしたが、晴れの時は紅葉谷公園やロープウェイからの景色は非常に絶景だと思います。

帰りは、雨がさらに本降りになってきたので、表参道から帰りました。写真撮影しましたが、雨で完全に写真がブレてしまいました。表参道にはお土産屋さんや名物あなご飯も食べることができます。

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さて、帰りは、松大汽船で宮島を後にしました。

今回は雨の中の観光でした。雨は雨で悪くはないですが、やはり晴れた日に宮島にはもう一度行ってみたいですね。そして、満ち潮時の厳島神社を今度はみたいですね。

3、広島平和記念公園へ

宮島口からは広島市電で広島市内へと向かいます。

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帰りに広島市電に乗車した理由は、雨であまり歩きたくなかったということと次の目的地が平和記念公園だったということです。広島市街に直接向かうには広島市電で向かうのがいいと思います。

広島市電は、西広島を境に大きく変わります。広島駅から西広島までは路面電車のような雰囲気で市内の運賃も190円に統一されます。西広島から先は山陽本線路並走するような形で多くの駅に停車します。路線図をパッとみた印象としては、山陽本線の各駅停車のような雰囲気です。

西広島から先も多くの駅に停車するので、完全に市民の足のような役割を果たしていますね。

さて、宮島口から原爆ドーム前までは市電で50分程度かかります。50分だとかなりの時間がかかる印象ですが、市内まで乗り換えなしで行けることを考えると宮島口から広島市内に向かうのも悪くない選択肢だと思います。

広島市内〜宮島口までの運賃も270円と非常に格安だと思います。路面電車は基本的に長距離の輸送よりも市民の足、観光客の市内輸送の意味合いを持っているので長距離の運賃が格安なのかもしれませんね。

さて、広島市電を原爆ドーム前で下車して原爆ドーム、広島平和記念公園に向かいます。市電を下車する時は主要駅以外は1番前か後ろの運賃箱のある扉からしか下車できないので注意が必要です。あと、現金で精算する時にはお釣りが出ないので、事前に両替の必要があります。基本的には路線バスと同じ料金の精算システムと思ってもらっていいと思います。あと、suicaも使用することができますし、電車内でチャージすることもできるので、非常に便利ですね。

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市電の原爆ドーム前駅から原爆ドームはすぐに見えました。原爆ドームは当時の広島県産業奨励館の跡で原爆投下で中にいた人は全員即死しましたが、建物自体は鉄骨部が剥き出しになった状態で残りました。

戦後の2度の修理、改修をへて、1996年には厳島神社とともに世界文化遺産に登録されました。

今回の天気は本降りの雨でしたが、原爆ドームについては雨の天気の方がより原爆の悲惨さを物語っているように感じました。実際に見ると原爆の恐ろしさとともに、どんな立派な建物でも自然や核兵器の前にあっては、あっという間に崩れてしまう儚さも感じました。

これは、原爆ドームに限らず、東日本大震災の南三陸町の庁舎や荒浜小学校、アメリカの世界貿易センタービルもそうですね。

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平和記念公園には修学旅行生もたくさん来ていました。私も高校の修学旅行でここに来ましたが、修学旅行の定番ですね。

本来であれば海外からの観光客も多く訪れている場所だと思います。しかし、今はコロナ禍ですから海外からの観光客はいませんでしたね。

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そして、公園の南に位置する広島平和記念資料館。この建物内の展示物は原爆投下時の広島の様子がかなりリアルに展示されており、高校生の時にみた自分はかなりの衝撃を受けましたね。展示物の内容はかなり衝撃的ですが、核兵器の恐ろしさを語る上では欠かせない展示物です。

過去にはオバマ大統領もこの平和資料館を訪れましたね。核兵器根絶というのは難しいかもしれませんが、使われてほしくはないと願いたいですね。

4、広島市内観光

さて、平和記念公園を後にしたのは14時過ぎ。朝から何も食べていないので、流石にお腹が空きました。広島に来た以上は、地元の名物を食べたいですが、流石にあなご飯は少し割高で、お好み焼きも1人で食べるのは寂しいとなると昼食に選んだのは、尾道ラーメン。

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広島平和記念公園から広島市街地を抜け、パセーラのショッピングモールに到着しました。雰囲気的には博多のキャナルシティに似ている感じもします。

目的地は、地下にある尾道ラーメン三公。尾道ラーメンの味ですが、醤油ベースでコッテリという感じはなく非常に食べやすいラーメンでしたね。麺は細麺を選択。

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値段も690円と手頃ですし、広島に行った時はまた食べたいと思わせるような味でしたね。

ラーメンでお腹を満たした後に向かったのは、この旅行最後の目的地広島城。広島城は毛利家の居城で毛利輝元の時代は、中心的な役割を誇っていました。

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今も非常に立派な天守閣を備えており、天守閣内も見ることができます。この日は雨が強く、天守閣内には入りませんでしたが、晴天の日にもう一度天守閣の中には入って広島市街地を見たいですね。

さて、広島城を後にすると、バスまでの時間を使って広島市街地を歩き回りました、さすが、中国・四国地方第一の都市なだけあり、市街地も非常に立派ですね。

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少し歩くと中国地方最大の歓楽街流川薬研堀。流川と聞くと、スラムダンクを思い出します。

この流川、誰もいないタイミングで写真を撮りましたが、普段は案内所の前にも呼び込みの人や客引きも立っているので、あまり無闇に写真撮影しないほうがいいかもしれないです。

あと、不要不急の夜1人歩きは、この辺りは避けた方がいいかもしれませんね。

広島市街地を歩いているといい時間になったので、再び広島市電に乗って、広島駅に戻ります。

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広島市電の広島駅はホームが大きく立派ですね。おそらく、路面電車の駅(停留所)の中でも日本でトップクラスに立派な駅だと思います。

そして、17時過ぎの時間帯だったので、学生や帰宅時の会社員の方々が多く折り返しの電車に乗られていましたね。広島市電は、広島市民の足として非常に大きな役割を果たしていますね。

5、広島駅

広島駅に到着してからも時間は少しあったので、広島駅に隣接している百貨店を散策しました。

店内は、お土産屋さんや食事処、バーもあり、非常に活気がありましたね。

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広島の人気No.1のお土産、もみじ饅頭の製造工程が書いてありました。私も買って、食べました、非常に甘くておいしかったですね。

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「カープ!カープ♪」、広島といえばやはり広島東洋カープですね。カープの鯉人は上手いと思いました(笑)

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まさか、広島で牛タン屋さんを見るとは思いませんでした。非常に懐かしいですね。


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広島からも中国地方各方面や広島県内、そして四国各方面への高速バスが出ていますね。

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最後に広島駅の写真でこの記事を締めたいと思います。

この後、18:15高松行きの高速バスで帰りました。高松⇄広島であれば日帰りで往復できますし、今度は是非とも晴れの日に広島を訪れたいですね。

今回の記事は以上になります。今後も旅行記事をあげていく予定なので、このコロナ禍で旅行を控えている人にとって少しでも楽しめる内容であれば幸いです。

あと、写真の撮影の仕方がまだまだ下手なので、その辺りは練習して次はブレることがないようにします。

では、記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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