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Mリーグ年内振り返り

こんにちは。

今回は、年内レギュラーシーズン折り返しを迎えたMリーグについて記事にします。

レギュラーシーズンは94半荘行われます。レギュラーシーズン終了後8チーム中上位6チームがセミファイナル進出します。セミファイナルにさえ残れば、ポイントは半分になりますから、上位チームとはポイント差が大きく縮まります。

なので、兎にも角にも上位6チームに入ることが大事になります。去年優勝したKADOKAWAサクラナイツもレギュラーシーズンは6位通過でした。

では、年内のレギュラーシーズンを各チームごとに振り返りたいと思います。

1位 渋谷ABEMAS 347.6pt

松本吉弘プロ 124pt、日向藍子プロ 103.9pt
多井隆晴プロ 99pt、白鳥翔プロ 20.7pt

年内1位折り返しは、渋谷ABEMASでした。

個人ポイントを見ると全員プラスで折り返しということで非常に安定感のあるチームということが言えるでしょう。

個人ポイントが全員プラスのチームはABEMASだけです。非常に安定感のあるチームということが言えるでしょう。

ただ、12月それまで盤石だったポイントを減らしてしまった印象です。一時期500ポイント近くありましたから。
長いシーズンでずっと好調ということはまずないですから、どこか苦しい時期は必ずきます。苦しい時期にどこまでポイントを減らすことなく耐えることができるかというのが大事になると思いますが、ABEMASはまだ+300ptは切ることなくトップの座は守りましたから、12月は耐えた時期と言えるのではないでしょうか。

現状のポイント状況からレギュラーシーズン敗退は考えづらいですが、中団での争いに巻き込まれないためにも1月は非常に大事な時期になるでしょう。

2位 EX風林火山 232.3pt


勝又健志プロ 228.9pt、松ヶ瀬隆弥プロ 80.6pt、
二階堂瑠美プロ -4.6pt、二階堂亜樹プロ -72.6pt

2位で年内のシーズンを終了したのは、EX風林火山でした。

毎シーズン12月は、苦戦しているイメージでしたが、今年はプラスポイントで乗り切りました。

トップのABEMASまで115ptと大きく迫りましたし、1月の最初の週で逆転の可能性も十分にあります。

勝又プロは個人順位全体の2位と麻雀の強さを十分に発揮しました。松ヶ瀬プロも安定した打ち筋でプラスを確保しました。

るみあき姉妹も苦しい時期がありながらも大きくマイナスすることもなく、今年のシーズンを乗り切りました。

ルール規定上、ファイナル進出できないと最低1名以上のメンバー入れ替えとなってしまいます。ファイナル進出までは、MUSTだと思うのでこのままファイナルまで行きたいですね。

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 187.8pt

高宮まりプロ 207.8、伊達朱里紗プロ 150pt
佐々木寿人プロ 57.5、滝沢和典プロ -227.5pt

3位は12月少し苦しみましたが、KONAMI麻雀格闘倶楽部が粘り込みました。

今年のシーズンは、伊達プロの四暗刻ツモから始まり、高宮プロの裸単騎ボディー麻雀と色々と話題を提供してくれました。

チームとしては、攻撃主体の積極的な麻雀でファンを掴んでいますし、一度爆発した時の爆発力は8チームの中でも1番凄いものがあります。

12月苦しいチームの中で個人4位まで浮上した高宮プロはチームを支えています。今シーズンは打ち方を大きくシフトして、その打ち方が現状成功していますね。超攻撃麻雀から攻撃的な姿勢は維持しつつも交わし手や守備の面も見せています。年内最終戦も非常にいい麻雀で終えることができましたし、来年以降にも期待が集まりますね。

伊達プロ、寿人プロも持ち味を十分に発揮しているので、あとは滝沢プロがどこまでポイントを取り戻すことができるかでしょう。

個人的に1番今シーズン期待しているチームですし、2023年度も期待したいですね。 

4位 U-NEXTパイレーツ 105.2pt

瑞原明奈プロ 247.2pt、小林剛プロ -28.8pt
中林圭プロ -45.6pt、鈴木優プロ -67.6pt

12月に入ってポイントを伸ばしたのは4位のU-NEXTパイレーツです。

昨年度MVPの瑞原明奈プロは、今年度もパイレーツの勝ち頭として大きくポイントを稼いでいます。MVPを獲得した選手は翌年度苦戦する選手が多い中で、今年度もポイントを伸ばしているのはやはり強い一言です。攻撃的な麻雀が強みですし、レギュラーシーズン後半も非常に楽しみです。

小林剛プロ、中林プロ、優プロも配牌、ツモが恵まれていない中でも2桁のマイナスは粘っている印象です。

今年のチームは、トップも取り切る力はあるチームですから、まずレギュラーは通過して昨年苦しんだセミファイナルに繋ぎたい所です。

5位 TEAM雷電 -10.4pt

本田朋弘プロ 317.1pt、黒沢咲プロ -7.7pt
瀬戸隈直樹プロ -114.8、萩原聖人プロ -205pt

昨年度非常に苦しんだTEAM雷電は今シーズンは5位で折り返しました。

今シーズンは、本田プロが勝率5割以上300pt以上を叩きでしました。今シーズンは自身の麻雀を貫いている印象で非常にいいですね!

黒沢プロは、11月の112,700点持ち大トップが印象です。今年もセレブ麻雀は健在ですし、後半も期待大ですね。

瀬戸熊プロは最強位、萩原プロも年内で初トップを取りました。

雷電もファイナル進出は、MUST命題ですから、なんとかファイナルまで突き進んでほしいですね。まだまだ、戦えます。

6位 KADOKAWAサクラナイツ -157.9pt

堀慎吾プロ -4.4pt、内川幸太郎プロ -19.3pt
岡田紗佳プロ -35.1pt、渋川難波プロ -99.1pt

前年度優勝のKADOKAWAサクラナイツは6位と苦しんでいます。

一時期はプラスポイントにいたんですが11月〜チームの全員が不調で最下位まで転落するという苦しい状態となりました。

ただ、黒沢プロが最高得点を叩き出した半荘で箱下-40,000点台ラスの渋川プロが連投からのトップや最終日はそれまで苦しんでいた堀プロが連投連勝で一気にポイントを戻しました。

チーム全体の麻雀の安定感からすると優勝候補ですし、後半からの巻き返しは必至でしょう。

昨年度優勝チームの翌年度の成績は7位3回、5位1回とまだファイナルにすら進出していません。まず、ファイナル進出してMリーグ史上初の連覇を期待したいですね。

7位 セガサミーフェニックス -298.1pt

東城りおプロ 34.2pt、茅森早香プロ 22.6pt
魚谷侑未プロ -128.7pt、近藤誠一プロ -226.2pt

昨年度2位のセガサミーフェニックスは7位と苦しんでいます。

1番きついのは近藤プロの不調です。なかなか大きく打つ麻雀ができないくらいの配牌とツモですから、なんとか後半での巻き返しに期待ですね。近藤プロの復活なしでセミファイナルまで行くのはかなり厳しいですから。

魚谷プロも12月後半で非常に苦しみました。女流Mリーガーの中でも非常に多くのタイトルも保持していますし、雀力も非常に高いプロですから、巻き返してくれるでしょう。

一方で、東城プロ、茅森プロはしっかりとプラスポイントでまとめていますから、チームを支えてきた魚谷プロ、近藤プロの復活が待たれますね。

8位 赤坂ドリブンズ -406.5pt

園田賢プロ 116pt、鈴木たろうプロ -53pt
丸山奏子プロ -208.5pt、村上淳プロ -261pt

レギュラーシーズン8位は、赤坂ドリブンズです。

園田プロが116ptでまとめて、チームのエースとして麻雀以外にもさまざまな話題を提供しています。一方で、丸山プロ、村上プロが-200pt台と非常に苦しみました。

現状のポイントは-406.5ptと7位のフェニックスとは100pt差ですから、そこまで悲観するポイントではないですね。

まず、現状未勝利の丸山プロと村上プロがシーズン初勝利を目指して年明けに期待ですね。1勝すれば、ポイント差も縮まってチームの雰囲気も変わってくると思います。

最後に〜年明け以降のMリーグ展望

最後に年明け以降のMリーグについて展望したいと思います。

まず、チームのポイント争いですが、セミファイナル進出することが大事になってきます。

現状プラスポイントのチームは有利になりますが、このルールトップラスだけで80ptの差が縮みますし、さらに素点を加味すると100ptは縮まります。そうなると現状プラスでリードしているチームもまだまだわかりません。ただ、残り20戦を切ったところでプラスポイントにいたら流石に有利でしょう(敗退ラインの2チームには辛く打たれるため)。

5位以降のチームは、結構団子状態ですから、1回のトップラスが非常に大きいと思います。

年始最初の1週間のスタートが大事になりそうですから、、チームがどのMリーガーに託すことになるか注目したいですね。

個人MVP争いは、本田プロ、瑞原プロが年内最終戦で4着、勝又プロが3着とポイントを減らしましたから年明け後のポイントが大事になってくると思います。確か、昨年度MVPの瑞原明奈プロも1月から大きくポイントを伸ばしたと思います。

どんな見ていて面白い試合が展開されるのか注目したいですね。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。


 

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