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エルムS&レパードSレース回顧

こんにちは。

昨日、エルムSとレパードSのWダート重賞が行われので、この2重賞を回顧します。

1、エルムS回顧

まず、エルムSの回顧を行います。

人気の中心はダート転向後、条件クラスを圧勝で勝ち上がり、期待されながらも重賞クラスでは、マーチS14着、平安S勝ち馬から離されての2着と非常に厳しいレースが続いているアメリカンシード。ルメール騎手を鞍上に迎えてここが勝負どころでしょう。

2番人気は前走かしわ記念で勝ち馬カジノフォンテンと差のない2着、去年の秋から急成長しているソリストサンダー。私は、この馬◉でしたね。

他にも前走からの巻き返しを狙うウエスタールンド、前走マリーンS勝利で調子を上げているスワーヴアラミス、2走前にマーチSを勝利しているレピアーウィットなど注目馬多数で混戦模様のメンバー構成でした。

ハロンタイム 6.8 - 11.5 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 12.4 - 12.9 - 12.9
上り 4F 50.2 - 3F 38.2 勝ちタイム1.44.5

好スタートを決めたアメリカンシードが行くかと思いきや、外からトップウイナーがハナに立ち、2番手にヴェンジェンス、3番手に1番人気アメリカンシードがつけました。

アメリカンシードが控えたことで思ったよりもペースは上がりませんでした。レースは、最後の直線に入る前に1番人気のアメリカンシードは早々に失速。自分の形に持ち込むことができないとこの馬は非常に厳しいですね。

勝利したのは、前走マリーンS勝利のスワーヴアラミス、2着も前走マリーンS2着のオメガレインボーでした。

人気馬では、2番人気ソリストサンダーは10着、全く直線で伸びきれませんでした。一方の3番人気のウェスタールンドは4着と復活に兆しを見せました。まだまだこの馬も活躍できる力がありますね。

1番人気で最下位に敗れた1番人気アメリカンシードはレース中に鼻出血を発症していたということで非常に厳しい結果になりましたね、条件戦の勝ち方を見るとこのまま終わる馬ではないと思いますし、まずは体制を立て直して重賞に挑んで欲しいですね。

以上エルムS回顧でした。ダート界は今変革期に入っているのでどんな馬が現れるか非常に楽しみにレースを見たいと思います。

以上、エルムSレース回顧でした。

2、レパードS回顧

続いてレパードSの回顧を行います。

1番の期待は前走いわき特別を圧勝しているメイショウムラクモ。柴田善臣騎手が最年長での重賞勝利に挑みます。もちろん期待を込めて◉ですね。

ただ、他にもいい意味で前走を非常に強い勝ち方でここに進んできた馬が多数いるため非常に難解なメンバー構成ですね。

ダート替わりで3連勝中のルコルセール、父ホッコータルマエとの親子制覇に期待がかかるホッコーハナミチなど注目馬が多数おり、非常にレースが楽しみでしたね。

ハロンタイム 12.4 - 11.2 - 12.3 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.8 - 11.9 - 12.6
上り 4F 49.9 - 3F 37.3 勝ちタイム 1.51.3

レースは、レヴンカムイがハナに行くところを外から、メイショウムラクモが押し上げて先頭集団にとりつきました。

1000M通過は1.01.4とスローペース。ただでさえ、逃げ先行有利の新潟のダートなのにこれは逃げ先行馬で決まるし、メイショウムラクモの圧勝かなと思ってレースを見ていました。案の定、1番人気のメイショウムラクモが外から先頭集団を一気に捉えて先頭に立ち、後続を突き放して2着のスウィープザボードに3馬身差をつける圧勝劇でした。

レース後のインタビューで柴田善臣騎手がステッキを落としてしまったらしいのですが、それでも勝ち切ってしまうのがこの馬の強さですね。

そして、柴田善臣騎手はこの勝利でJRA最年長の重賞勝利という偉大な記録を打ち立てました。

50代になっても重賞、人気馬で勝利するというのは本当にすごいことっだと思いますし、まだまだ若い騎手に負けないように活躍してほしいですね。

2着以降の馬に関しては、勝ったメイショウムラクモからはだいぶ離されてしまったので現時点で実力差は相当あると思います。今後の成長に期待したいところですね。

3歳のダートなので、まだまだ馬は成長しますし、今回人気で敗れてしまった馬も次走以降での巻き返しに期待したいですね。

以上がレース回顧になります。勝ったメイショウムラクモは今後のダート戦線でも非常に注目ですし、柴田善臣騎手とのコンビでどこまで活躍するのか非常に注目したいですね。

以上レパードSの回顧でした。

3、今週の重賞について

最後に今週JRAで行われる重賞について書いて終わりたいと思います。

今週末は、新潟競馬場でマイル重賞関谷記念、小倉競馬場では真夏の名物ハンデGⅢ小倉記念が行われます。この中で関谷記念に注目したいですね。

注目は何と言っても、関谷記念に出走を予定しているソングラインでしょう。前走NHKマイルCでは勝ち馬シュネルマイスターに迫り2着、そのシュネルマイスターは次走古馬相手の安田記念でも3着に好走しています。

3着のグレナディアガーズは2歳マイル王者ということを考えると、非常にレベルの高い1戦でしたし、GⅢの舞台であれば初の古馬相手でも十分勝負になると思いますし、現時点で中心はこの馬です。

そのソングラインの相手候補筆頭は前走中京記念で初重賞勝利を飾ったアンドラステでしょう。それまでも重賞で好走していましたが、前走の勝利で馬は非常に充実していますし、このメンバー構成であれば当然上位の実績と地力を持っています。調教の動きや中間の調整次第では逆転は十分に可能でしょう。

あと気になる馬としては、カラテでしょうか。菅原明良騎手を東京新聞杯で初重賞勝利に導いた馬です。前走安田記念では調教の動きが今ひとつでしたし、古馬の一線級の馬相手では非常に厳しかったですね。今回は相手関係は前走に比べると楽になりますし、体調次第ではこの馬も打倒ソングラインの候補でしょう。

その他にもシャドウディーヴァ、ロータスランドあたりも上位入線する力があるので非常に楽しみです。

今年の新潟のマイル決戦は非常に楽しみなメンバーが揃うので本当に楽しみですし、予想も頑張りたいですね。

記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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