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毎日少しずつできることを行う

 こんにちは。

 今日は、毎日できることを少しずつでも進めて身につけていくことの大切さを記事にしたいと思います。

 進化が早い、スピード感をとにかく大事にする現代社会の中であって、小さな改善を行うというのは否定的な考えにも思われがちです。

 ただ、物事を一気に変えることなんてできないですし、1つ1つできることの積み重ねが将来的に大きな成長につながっていきます

 ポイントは、常に大きな改善を狙わないことです。普段の運動習慣が身に付いていない人が、いきなりスクワット100回やったらその時はできても、すぐに筋肉痛になって、結果やめてしまいますね。まずは、1日10回位のできることからスタートして、徐々に負荷をかけていくのがいいです。

 これは、運動以外にもいえますね。困難にチャレンジしている人がメディアで持てあげられますが、そういう人は1日1日の積み重ねでチャレンジする力を身につけている人です。いきなり何もできないところから、大きなことはできません。

1、私の経験から

 私が今取り組んでいるのは、ブラインドタッチです。typingclubというサイトを使って毎日15分くらい練習をしていますが、まだ半分越えたくらいです。

 半分を超えた段階ですが、結構ブラインドタッチはできるようになり、タイピングスピードも格段にアップしています。3000字程度であれば文章の構成を考えながらでも1時間でタイピングできると思います。

 このサイトのいいところは、最初はFとJからスタートして徐々に他のキーボードのブラインドタッチを覚えることができる点です。

 ブラインドタッチのできる人ならご存知かと思いますが、FとJのキーボードには窪みがあり、ここが1つの目印になっています。ここからスタートして徐々にキーボードの場所を覚えていくことが大切です。

 もちろん、人によって苦手な場所があります。私は、いまだにTとRの場所はよく間違いますし、YとUも間違います。ただ、そんな試行錯誤を繰り返しながら徐々に覚えていくのが大事です。

 ブラインドタッチというといきなり、キーボードの位置関係を把握し、文章の打ち込みに励もうとする人がいます。いきなり全部を覚えるなんて到底無理ですし、非常に効率が悪いです。

 まず、練習をこなすことで1つ1つのキーボードの位置関係を捉えることがとても大切です。

2、恐怖心について

 毎日、少しずつの積み重ねが大事といっても、そもそも1週間平日は、仕事で同じ作業の繰り返し、土日は平日の疲れを取るために寝てるか、TVを見てあっという間に終わってしまうという方も多いのではないでしょうか?

 前職までの私は、まさにそうでした。工場の仕事は、基本的に同じ作業の繰り返しで、改善しようと思っても作業量が多くてそんな余裕ないまま仕事を終えて、家に帰ったら、酒を飲みながら、大して見ても面白くないTV番組を見て1日が終わる生活でした。

 そんな私が変わろうと思ったきっかけは一人暮らしを始めたことでした。1人暮らしで変わったことは家にテレビがなくなったこと。

 テレビがなくなったことで、TV番組からの余計なストレスが減りました。好きでもないニュースや討論番組にいかに無駄に時間を費やしていたかということは実感できました。

 ただ、時間ができたのかというとそんなことはなく、ひとり暮らしだとそれまで家族がやっていた食事の準備、風呂の掃除、食器洗い、洗濯、ゴミ出し、公共料金の支払いなど全て1人で行わなければなりません。しかも、職場ではいろんなことがあってどんどん孤立していく気分になっていました。仕事は行きたくなく、やがて、朝も起きられなくなり、休職をするもついには回復することなく退職に至ってしまいました。

 では、この退職が悪いことだったのかというとそんなことはなく、退職後もNOTEで自分の気持ちを整理し、医者と相談し、自分自身の生活を整える中で病気も回復、今は職業訓練校という求職中の立場ですが毎日様々なことを学んで充実していると感じています。毎日が充実しているからこそ、こうしてNOTEも毎日投稿できてますし、イイねをしてくださる読者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 もちろん、退職することで退職履歴が増えることにもなりますし、世間からはよく思われないかもしれません。1人暮らしをはじめた立場で退職することにも恐怖心はありました。ただ、病気で憂鬱な気分のまま、毎日が死ぬほど憂鬱な職場にしがみつくよりは、1度リセットすることを選びました。

 退職前は、休職の状態から現在は求職できる状態にまで回復できたのは、生活リズムを整えてから小さな生活、思考の改善を行ってきたことの積み重ねだと思います。

3、恐怖心を超えて成長する

 その恐怖を乗り越えた先に待っていたのは、今こうして毎日を送っている日々です。退職後は開放感と虚無感が交差する日々でしたが、自分自身で病気を克服し新たな一歩を自分自身で歩んでいますし、後悔はしていないです。職業訓練校では、前職を続けていれば会うことがなかった人々と会うことができ話をする中で自分自身の視野も広がったと感じています。

 人生の時間は、安定と恐怖、成長という3段階で構成されていると考えています。

 安定というのは、よくコンフォートゾーンと言われますが、心地よさと安定している状態です。もちろん、心身の安定にはこの状態に長く入れればいいですが、この安定だけでは、それこそ毎日朝起きてから夜寝るまで同じことの繰り返しで、成長している実感がありませんし、やがて飽きてくるでしょう。

 この安定の域から新しいことを始めるときに生まれるのが恐怖心です。新しいことを初めて失敗したらどうしよう、失敗して他人から笑われてしまうのが怖い、他人の批判に晒されるのが怖いと思うのが人間の通常の心理状態だと思います。ただ、このゾーンを乗り越えられるかどうかで人生の質は大きく変わっってくると思います。

 新しいことを始めたり、何かに挑戦するときに生まれる恐怖心、これを乗り越えるためには目的が必要です。その目的が明確でないと中途半端に終わったり失敗してしまいます。

 私は、去年も30代になり前の会社を辞めて転職活動をしていましたが、面接には落ちることの連続で結局転職の目的が内定を得るためのようになってしまい、ようやくの思い出内定を得た会社を1年持たずに辞めてしまいました。

 恐怖心を乗り越えて、人生をよくするためには目的と自分の価値観の明確化がとても大事だと思います。この2つのどちらかが欠けていても失敗する確率が高いでしょう。

 ただ、失敗が全て悪いのではなく、失敗から何を学んでその失敗を繰り返さないようにどんなことをするのかを考えることがとても大切だと思います。

 私の転職活動の失敗の反省を活かすと、自分が転職してどんな働き方をしたいのかが不明確であった。転職当初はこういう働き方をしたいという目標があったが、転職先が決まらないうちに焦り出して、結局前職と同じ職種に就いてしまったというのが問題点です。

 なので、同じ失敗を繰り返さないためにも転職活動に早い時期から着手する、自分の価値観を明確にする、自分の言葉で表現できるようにする。新しい業界に挑戦するので、当然ある程度の戦力になるためにも日々勉強し知識を身につける。この3点を今は取り組んでいます。

 私もそうですが、基本的に人間は失敗からしか学ばないです。失敗することで、対策を打ちどう改善していくか考えていくことこれが、次のステージの成長につながっていくことだと思います。

4、そのために毎日できることを少しずつ行う

 とはいえ、そんなこと言われたって新しいことを始める?そんな時間ないよという人もいらっしゃると思います。

 そういう人は1日の自分の時間の使い方をメモ帳でいいので1週間記録してください。結構、自分が気付かぬうちに習慣差していることが見えてくると思います。電車の中でぼんやりとスマホゲームをやったり、Yahoo!ニュースの記事をイタリしている時間です。そうすると、このなんとなくだらだら使っている時間を将来のためにやりたかった勉強や趣味の時間に使えるのではないかという気づきが生まれるはずです。

 そうしたら、1日10分でもいいのでやり始めることがとても大切だと思います。1日10分でもそれを1週間続ければ70分と1時間以上になります。これを1ヶ月続けると合計5時間近い時間になります。

 そうして積み上げてやってきていることが将来の大きな自分の財産になります。1日10分であれば余程のブラック企業勤務でもない限りは時間を取ることができると思います。

 毎日少しづつでも継続していくこと

 これが将来を少しでも明るくしていくコツだと思います。

5、まとめ

 人間、生きている限り新しいことを学ぶことを辞めてしまってはそれで成長が止まってしまいます。なんでもいいから、学んで新しい知識を身につけることこれが本当に大切だと思います。

 私自身は、20代の頃は旅行が大好きで貯金なんて考えずに休みができればいろんなところに車を使って出かけていました。当然貯金なんてありませんでしたが、この自分の知らない場所に出かけるということそれ自体が大きな刺激になりましたし、自分の人生の財産になったと思います。

 30代に入ると、さすがに将来のために貯金しなければと思い、旅行の頻度は減らしつつも、貯金や資産形成に就いても勉強し、今は証券口座で資産形成にも取り組んでいます。

 今は、さらに別の業種に転職するために訓練校の課題以外にも別の資格の勉強にも取り組んでいます。

 ただ、旅行に出ることで好奇心を満たしていたといえば聞こえがいいですが、一方で会社に行くのは本当に嫌で仕事の勉強はほとんどせずに20代は過ごしてきました。そのツケは30代になって、社会人経験、仕事で得た経験を語れないという課題に直面しています。

 この記事を読んでいる20代の読者の方がいれば、仕事で何か成果を出して転職などの時にアピールできるエピソードを持っておくことをお勧めします。

 20代の自分の過去は変えられることができないので、30代の今できることを私は毎日1日1日を無駄にせず取り組んでいきたいと思います。

 自分が空いた時間があれば、なんとなくやっているスマホゲームやYahooニュースの記事を見る時間を少なくして、自分の知識を増やす時間にすることを強くお勧めして記事は終わりたいと思います。

 最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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