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フランスに花留学するまでの話

こんにちは^^


前回の更新からかなり時間が経ってしまいました・・・。

今回は、ドイツの大学院を卒業して日本の一般企業で働いていた私が、なぜフランス花留学を決意したかをお話ししたいと思います。


遡ること6年前。
当時ドイツで大学院2年生になったばかりの頃、真剣に卒業後のことを考え始めた。(←遅いwww)

進級前の夏休みに、有名なランドスケープデザイナーの元でインターンさせてもらい、『何かをデザインする仕事っていいなぁ』と思ってはいたものの、専攻分野的にランドスケープデザイナーになるのは厳しい。(実際、私以外の学生はみんな建築系の学生だった)

そんなわけで、色んな会社に連絡しては、どうすればランドスケープデザインに関われるかを考える日々。


ある日、いつものようにインスタを見ていると、たまたま一つの写真を見つけた。
それはパリで活躍するフローリストの作品で、私の中にあった『フラワーデザイン』のイメージが良い意味で一気に崩れた。と同時に、「これだ!」と思った。



なるほど、フローリストになればいいんだ!



その時はまだ修論の執筆に取り掛かっていなかったので、大学院を中退しようかかなり悩んだが、せっかくドイツ語がんばったし・・・ということで、卒業後にフランスで花修行をし、フローリストを目指すことにした。


ところが、ここで誤算が生じた。
2020年の春、修士論文を提出した2日後に、住んでいた街のほとんどのお店が休業になった。
ベルリンは外出禁止令が出るらしい・・・という噂も流れ、国境が閉鎖される前日のギリギリのタイミングで日本に帰国した。


フローリストは小売り/サービス業だ。
コロナの拡大は、店頭販売のみならず、冠婚葬祭における注文をも奪った。これからどうなってしまうのか、不安で眠れなかった。
一つ確実だったのは、「フローリストを目指すのは今じゃない」ということだけだった。

最終的に、日本で学生時代にお世話になった会社で、分野は違うがランドスケープに少し関わる仕事が出来ることになった。

新しい仕事は面白かった。
でも、もっと面白い仕事があることを知っていた。


毎日、電車に揺られて家と会社を往復する日々。
テレワークの日には、家から一歩も出ないこともあった。
大学院まで行ったせいで、気づけばアラサーと呼ばれる年齢になっていた。


『やりたいことは、一日でも若いうちに』が私のモットーだ。
どんなにお金持ちになっても、若さだけはお金で買えない。



やっぱり、フランスで花修行したい!!!!!



こうして、コロナが少し落ち着いた2022年の夏、花修行をすべくフランスに飛び立った。


次回以降は、学校選びや申し込み手順についてお話ししていきたいと思います😊

では!

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