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狂気山脈の振り返り(2月28日)

昨日の内容スカスカな日記から一転、配信の内容について細かく触れていきます。

以下、以前配信した狂気山脈のネタバレを含むので、まだ見てないって人やこれから見るって人は、ネタバレを盛大に踏むので気をつけてね。

シナリオに参加したキャラは以下の通り。

PL:龍角散ましき
PL:発酵物。
PL:夢々句点
PL:クロツチ

天候を決める際の<幸運>、未踏峰ナビゲートロールにおいて最も重要な<ナビゲート>、クライミングロールにおいて最も重要な<登攀>の3つの技能が鍵を握る。

幸運や登攀に若干の難があるものの、ブリーフィングにおけるHP底上げ等は上手くいったため、ステータスは悪くない布陣だった。

実際、~8000mまではそこまで大きなアクシデント等も無かった。前半に苦戦すると予想していたショゴス乗越も、直ちに命に関わるようなイベントがなかったのが大きい。(多少のアクシデントはあったけどね)

第1のクライミングロール(ブラックアイスフォール)もほぼ難なく突破。快晴無風も相まっていたし、登攀の高いメンツのお陰でNPCの力を借りることもなかったな。

8000m地点での岳のRPがこのシナリオでかなり重要な鍵を握っていた。

「なぁコージーのこと、どう思う?
俺は最初はあいつのこと嫌いだったよ。
でもあいつはあいつなりの理由でちゃんとこの隊に参加してきた。確かに態度に問題はあるやつだったけど、でもあの時ちゃんと俺の忠告を聞いて話もきちんと聞いて、そして残ってくれた。
悪いやつ……なだけだと思わないんだ。」
氷鷹 岳

RPにおいてコージーをどう扱うかが卓の個性が出る場面。HO1A 孤高の人として最初は少しサバサバした態度をとっていた岳。ある種同じような立場で参加していたコージーを通じて仲間意識を少しずつ感じ始めている岳の心境変化は見ものだったかも。

多少のロール不足もあったからか、はたまたプレイ日をまたいだからか、他の3人にとってはちょっと嫌な奴のままで終わってしまったのは少し残念だったりした。

9000m地点で実は俺のプレミがかなり響いてたりしてる。天候に恵まれずにキャンプするシーンがあるのだが、9000地点でデポだったのでA装備を使えた(キャンプ地点での1d3回復)ことに気づいていなかった。さらにはシナリオ全体通して医学も使えていなかったので、回復のチャンスを結構逃していたりはしたのだ。

この卓の最大のターニングポイント、大黒壁2ピッチ目チャレンジでのビレイ失敗。ここらからの展開が怒涛すぎたのでおさらいしよう。

・インヴィ登攀失敗
・岳ビレイ失敗
・インヴィ幸運成功
・インヴィのダメージ4D6によりHPが0に(気絶判定)
・【岳SAN減少判定】IDE成功により一時的狂気
↳1D10→6 殺人癖、自殺癖
・未行動の陽によるインヴィの応急手当失敗

考えられる最悪の流れ。ここで泰河に応急手当振らせても良かったかもしれない。

そして岳のRPが挟まる。

地面に横たわるインヴィを見下ろす岳。その表情は薄気味悪い笑みを浮かべ始める。
「ふふ……ふははっ。」
吐き捨てるようにこぼれ落ちる笑い声は、世界最高の地を力無く撫でる。

応急手当に務める陽だったが、どうにも上手くいかない。それは仲間が死んでしまうかもしれない状況への動揺だろうか。それとも狂ったように喉元を鳴らす岳への恐怖からだろうか。

残された泰河にはどうすることも出来なかった。こいつと一緒にいれるはずがない、そう本能が叫んでいる。魂の叫びは恐怖心を通り越した勇気、いや、無謀を呼び覚ました。

小説になるならこんな感じかな。
ここから泰河は恐怖心のあまり岳を突き落とそうとします。STRとSIZ対抗になり、これも失敗。自身への敵対行動への応戦として岳は容赦なくキックを成功させる。

互いが互いを潰し合い始める展開、いいね。これぞクトゥルフ。ちなみに俺はなんの口出しもしてないし、みんなのRPに沿ってる。

予想外の内ゲバによって8ダメージを喰らう泰河。よせばいいのに、そこから更に陽が岳を止めるために<パンチ>を振るも失敗。
ちなみにここの「失敗!」がむむちゃんと俺でハモってるの絶望感すごい。

さらにそれに対する岳のキックロールも、運動系技能-30%の状況にも関わらず2度目の成功をしてしまう。行動フェーズは終わってるくない?というツッコミに対しては「あくまでロールプレイの中での行動であり、チャート内(クライミングロール)としてカウントしていないから」と返しておこう。

満身創痍、デスゾーンペナルティを受ける覚悟で9000m地点まで降りる3人はHPを順調に削り、泰河と陽は気絶、行動可能なのはついに岳だけに。9000m地点での天候は生憎の快晴無風だった。
このシナリオ、人が死ねば死ぬほど快晴無風になる確率が上がっていくのが皮肉。

岳が陽に<応急手当>(ここ、気絶を応急で治すという解釈なんだけど医学じゃないとダメなのかな、どうなんだろ)を振る。A装備を使って2d3=4の回復で陽がHP3で息を吹き返す。

さらに陽から泰河の<応急手当>成功で、泰河はHP1でギリギリ延命するのだ。ここで復活することが泰河にとって幸せだったかどうかは考えものではある。

しかし泰河からインヴィの<応急手当>は失敗(2日経過しているのでスペシャル以下で成功とKPが判断)。<幸運>マイナス20%でもう1回<応急手当>が振れていいよというKPからの温情があったものの……

99ファンブル……!終わりや……
インヴィのロストが確定した瞬間。

ここからの展開はまぁ動画を見てもらおうかなぁ

ちょっとずつ積み重ねてきた絆がふわっと緩む瞬間。それでも完全に壊れてしまう絆なんて決して無いと俺は信じてる。
今回の内ゲバも『岳を止めたい』っていう気持ちから生まれた悲劇だったと俺は解釈してる。互いを信頼したいという願望が、クトゥルフという舞台においてそれを逆手に取られた感じがするよね。

全くハッピーと言えるエンディングでは無かったんだけれども、KP目線としては皆のキャラがシナリオを通じて様々な成長をしてくれたのがとても感慨深い。

またKPやりたいなぁ〜でもやるなら配信つけたいんだけど出来る人が集まるほど人脈も無いんよなぁ〜
これ読んでる人脈強めの方、なんかVTuberとかに俺を紹介してください。づけお

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