日本で放置系RPGが流行っていない理由

色んな放置系RPGのタイトルがリリースされてきて、私もそれなりにプレイしてきました。その経験から感じた、放置系RPGがなぜ流行っていないかを自分なりに分析。いくつか共通点が出てきたので書いていきたいと思います。

まずは、日本で割と人気のあるタイトルの共通点があります。

・日本人だけのサーバーがある。

タイトルで言えば、「メメントモリ」や「エバーソウル」です。
日本で展開しているタイトルですが、世界のプレイヤーが集うグローバルサーバーとは違います。日本人が集まっているので、ゲーム内でもコミュニケーションがしやすく、DiscordやXなどでも日本人同士で盛り上がっている印象です。

・キャラクターが女性だけである。

2つ目のこちらも上記2タイトルに共通しています。
日本人の特徴として、やはり女性キャラに力が入っているゲームは人気なようです。


エバーソウルやメメントモリは、世界で見ると微妙かもしれませんが、日本で見るとプレイヤーは割といる気がします。特にSNSの盛り上がりは悪くないです。

続いて、日本ではそこまでなタイトルの共通点です。

・グローバルサーバーである。

先ほどの逆になるのですが、グローバルということは世界中のプレイヤーがいるので日本人同士のコミュニケーションがしにくく、コミュニティも盛り上がらない印象です。特に「Idle Heroes」や最近リリースされた「AFKジャーニー」はサーバー数も膨大です。より日本人が分散され、活気づきません。ゲームによっては同じサーバー内でしかギルドに入れないというものもありますし、日本向けのDiscordなどの公式コミュニティも無いことが多いです。

・ゲームのバランスが良い。

ゲームとしては素晴らしい事なんですが、キャラクターに特化したエバーソウルやメメントモリと比べると、バランスが良い分何か特化した強みもないという感じを受けました。もちろんキャラクターは男女いますし、システムも悪くない。でもなんか物足りない気がするけど、それが何かを表しづらい感じ。特化したものがあまりないと日本人に刺さるものが少ないんでしょうね。


エバーソウルやメメントモリは日本人には多少人気があっても、海外ではそこそこ。Idle Heroesやアカシッククロニクル、AFKジャーニーは海外で人気があっても日本ではそこそこ。

結局、現在も放置系RPG界で覇権を取っているようなタイトルが無いなと個人的には思ってます。最近になって、公式SNSやゲーム内イベントをライトユーザー向けに発信してきてはいるので、海外向けのやり方から日本向けに切り替わり始めた気がします。DiscordやLINEなどの公式コミュニティもでき始めているので良い傾向だと思います。

何年も経ってこの現状と言うのは、放置系RPGのゲームシステム自体が受け入れられていないというのと、やはり課金システムで最初に悪い印象与え続けた結果でしょうかね。

最近リリースされたゲームはどれもクオリティが上がってはいるんですが、どうしても盛り上がりに欠けますね。特にAFKジャーニーは大手企業が関わっているので、広報活動にはめちゃくちゃ金を掛けてるんですが、SNSの盛り上がりを見るといまいちですね。

放置系RPGが大盛り上がり、なんて日はいつか来るのでしょうか。

メンバーシップやサポートで得た収益は、 今後、動画制作や生配信もやっていきたい為、 パソコンや機材の購入に充てさせていただきます。