【観覧記】2023年1月17日、18日に見た吉本新喜劇。
テレビ放送前であったり、まだ公演中のものもあるのでネタバレしない程度の感想。
1月17日(火)なんばグランド花月 本公演2回目 「内場夫婦の秘密でいぃー!」
内場さん芸歴40周年記念座長公演。
この公演目当てに今回遠征しているのだが、実は近くに残念なお客さんがいらっしゃって集中して見れず内容はあまり覚えていない・・・。
舞台とか見ていて思わず声が漏れちゃう事はあるかもしれません。
例えば思わぬ展開に「えぇ!?」とぼそっとつぶやいちゃうとか。
でも、座員さんが登場する度に「○○さん!」とか「かっこいぃ!」とか普通の声量で独り言を言われるとちょっと気になっちゃいます。
特にアキさんが登場した時、ためにためていつもの「なに~~~?」を本人が言う前に「なに~~」って言っちゃうのはいかがなものかと。
あれ、演者さん達に聞こえていたと思うし。
で、感想。
内場夫婦がたっぷり楽しめる新喜劇。
ラストの方ではファンには悶絶もののシーンがあります。これはさすがに歓声があがってました。
内場さん、ほぼでずっぱりでこれぞThe座長な感じ。
咲方響ちゃん可愛い。
全然感想になっていないわ(^_^;)
1月18日(水) 祇園花月 本公演1回目 「すち子の、欲望渦巻く大豪邸」
すっちー座長週の初日の初回。
大金持ちの烏川社長が生き別れた息子と会う話。大枠のストーリー自体は新喜劇でもわりと見たことのある話だと思います。
本来45分程度の公演予定が実際は63分。
すっちーもアドリブ多め。色んな座員さんにからんでいきます。
吉岡さんも必要以上にすっちーにいじられててブチ切れてました(笑)
佐藤美優ちゃん、前日のNGK公演に比べて出番長め。ボケも多く良かったです。ミスしても平然と烏川さんのせいにしてしまうあたり結構肝が据わってる。
高橋靖子さんが美魔女すぎ。
話の最後、衝撃的な展開を見せます。え?これどうやってオチつけるの?ってなる。
あとちょっと可愛いハプニングありました。
ある座員さんが、すち子や吉岡さんにマキザッパ(棒)でボコボコに叩かれるシーンがあったのですが、そこで客席の小さいお子さんから、
「か~わいそ~お!」
「や~め~て~!」
って悲痛な叫び声があがりまして。
これに対しすち子さんが、マキザッパは中が空洞で大きい音は出るけどとても柔らかく叩いても痛くないように出来てると説明してくれたり、叩かれていた人も全然痛くないから大丈夫とアピールしていました。
子供の優しさに、なんか会場全体がちょっとホッコリした。
子供にとってはヒーローショーとかで、主人公の背後から悪者が現れたとき「うしろ~~~!」とか叫んじゃってる感じで声出ちゃったんでしょうね。
同じように声出しちゃうんでも、子供のこういうストレートな感情は良いですが、前日のNGKみたいに大人がやるのはよろしくないと思います(まだ引きずっている・・・)
ちなみにラストの方で先程書いたような更に衝撃的なシーンがありまして、その後のすち子さんの長い独白シーンでも、小さい子供にこんなものを見せてしまって親御さんもこんなものを見せるつもりで子供を連れてきたんじゃないだろうに、と笑いに変えながらふれてました。
前日のNGKのモヤモヤを十分補う楽しい舞台でした。
これだから生の舞台を見るのはやめられないんですよね。
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